日本システムウエア(NSW)は9月25日、消費財メーカー向けの越境ECテストマーケティングパッケージ「Creoss-Asia市場調査」の提供を同日より開始すると発表した。

同パッケージでは、中華圏の中でも日本の商習慣に近い台湾にフォーカスし、市場調査に必要な商品Webページや物流倉庫といった越境ECシステムをワンセットで提供する。実際に商品Webページを立ち上げ、現地で公開することにより、リアルなデータを越境EC運用により入手することができるという。

サービスのイメージ

また、同パッケージを構成する各パートナーとの連携により、越境ECに必要な決済や入庫・検品、一時保管、梱包、インボイス作成、配送といった物流業務と、楽一番社の現地語によるカスタマーサポートまで、オールインワンで提供する。利用者は、台湾から発注された商品を、日本国内の楽一番配送センター(東京都江戸川区)へ入庫するだけで、消費者に商品が届くまでのすべての業務を委託することができる。

パッケージは、中国のグレートFWに配慮して香港IDCを利用した「ECサーバー」、スターフィールド社のECパッケージ「LaunchCart」による「Web制作」、繁体/簡体(ネイティブ翻訳)の「翻訳」、国際クレジットカードの「決済」、楽一番社による「海外配送代行サービス」、アドウェイズ社のSNSを活用したデジタルマーケティング「プロモーション」、楽一番社のチャット、メールの問い合わせ対応による「カスタマーサポート」から構成されている。