デルとEMCジャパンは1月10日、ハイパフォーマンス コンピューティング(以下、HPC)システムの新たなポートフォリオとして4ノード/2Uラックサーバ「Dell EMC PowerEdge C6320p」を販売開始した。

「Dell EMC PowerEdge C6320p」

米Dell EMCは、HPCおよびデータアナリティクスソリューションであるDell EMC HPCシステムポートフォリオを2016年に発表し、米国で提供を開始。

Dell EMC PowerEdge C6320pは、最大72個のアウト・オブ・オーダー・コアを備えたIntel Xeon PhiTM プロセッサ(旧コード名「Knights Landing(ナイツランディング)」)を搭載。最大288コア、複数の低レイテンシI/Oオプション、Omni-Path、およびInfiniBand、ノードあたり2.5インチSATA大容量ドライブ x 6構成、DDR4メモリのDIMMスロット x 6(ノードあたり最大384GB)、最大1.5TBのメモリが利用可能。

また、高度に並列化およびベクトル化されたアプリケーションを迅速かつ簡単にポーティングおよびコーディングすることで、最適なパフォーマンスが得られ、コードの修正を最小限に抑えつつ、HPCワークロード用に新製品をカスタマイズおよび拡張できるとしている。

さらに、PowerEdgeに組み込まれたサーバインテリジェンス(ライフサイクルコントローラおよびOpenManage Essentialsを搭載したIntegrated Dell Remote Access Controller)により、物理環境、仮想環境、ローカル環境、リモート環境のデル製サーバを効率的に管理。OpenManageは、インストールされたOSまたはハイパーバイザにかかわらず、導入、更新、監視、メンテナンスなど、最も頻繁に実行されるサーバ管理タスクをエージェントレスで自動化するという。価格はオープン。