LiveRidgeは、低消費電力で長距離通信を実現するIoT向け次世代通信技術として注目を集めるLPWAを活用した認知症高齢者の見守り捜索クラウドサービス「LiveAir」を開発した。このたび、同サービスの評価版を用いた捜索実証実験に成功し、その有用性を確認できたと発表した。

見守り捜索クラウドサービス「LiveAir」サービス概要

現状、位置情報やIoT技術などを活用した、認知症の方のための「見守りサービス」は既に存在しているものの、通信にかかるコストやバッテリーが問題となるケースが多くあり、より低コストで耐久性の高いサービスの実現が必要とされている。

一方、IoTの分野においては「LPWA(Low Power、Wide Area)」と呼ばれる新たな通信技術が注目を集めており、低コストかつ耐久性の高い「見守りサービス」を開発するにあたって、このLPWA技術の活用が有効であると考えられている。

「LiveAir」サービス画面 / 受信機(左)と送信機(右)

今回、LiveRidgeは、LPWA技術を活用したハードウェアの開発パートナーとして39Meisterと、捜索システムのソフトウェア開発パートナーとしてヘッドウォータースと連携し、同システムの開発を行った。

同システムでは、LPWA通信を利用して取得した高齢者(送信機)の位置情報を、その家族や事前に指定した支援者(介護事業者や地域住民など)がインターネットから閲覧することが可能。同サービスの評価版においては、2016年10月に東京都世田谷区の介護デイサービス「イデア北烏山」の協力のもと、認知症高齢者の行方不明を想定した捜索実証実験を行い、早期発見に成功している。