ジェナは11月1日、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)とソフトバンクが提供するコグニティブ・コンピューティング・システムのIBM Watson日本語版(Watson)を活用したチャットボットサービス「hitTO(ヒット)」の提供を開始する。

同サービスは、ユーザーと自然な会話で対話できるWatsonを活用したチャットボットを、Webサイトやアプリケーションに組み込めるソリューション。使い込むほどに学習して成長し、ユーザーの特性にあわせた最適な提案をするサービス。

「hitTO」システム構成

また、学習データの作成方法により、チャット形式の対話型インタフェースによる営業支援システムや特定業務の機械化といった社内向けシステムはもちろん、Webサイトにおけるオンライン接客、よくある問い合わせへの対応、その他さまざまな顧客向けアプリケーションとの連携といった社外向けのサービスを、チャットボットを用いて提供できるようになる。

利用するインタフェースもPC向けのWebサイト、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーション、Pepper向けアプリケーションなど用途に合わせた最適なものを柔軟に選択でき、また、顧客の社内システムとの連携や、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」向けアプリケーションとの連携など、他システム・デバイスとの連携やシステムインテグレーションなど、顧客の要望にあわせた柔軟なカスタマイズも可能。

「hitTO」活用シーンについて

導入費用(いずれも税別)は、トライアルパックが75万円。オンサイトでのコーパス(学習データ)作成コンサル、コンサル実施から本番運用開始までのQA対応、2カ月間の試行(作成するコーパスは1個まで)を提供する。

本番運用は、月額50万円から。トライアルパックで構築した環境を継続利用、作成出来るコーパス(学習データ)の総数は4個まで。