米Microsoftはこのほど、今夏に発表を予定している、次期OS「Windows 10」のエディションについて発表した。Windows 10はコンシューマ向けに「Home」「Pro」、モバイルデバイス向けに「Mobile」、企業向けに「Enterprise」「Mobile Enterprise」など、7つのエディションで提供されることになる。

Windows 10のエディションは以下のとおり。

  • Windows 10 Home
  • Windows 10 Pro
  • Windows 10 Mobile
  • Windows 10 Enterprise
  • Windows 10 Mobile Enterprise
  • Windows 10 Education
  • Windows 10 IoT Core

Windows 10 Homeはコンシューマ向けのデスクトップ向けのエディションで、パーソナル・デジタル・アシスタント「Cortana」や顔や虹彩、指紋の識別によって生体認証できるシステム「Windows Hello」などが搭載される。Windows 10 Proはこうした機能に加え、中小企業向けの機能として、データ保護、リモートアクセス、管理に要するコストや手間を削減する「Windows Update for Business」が追加されている。

Windows 10 EnterpriseはWindows 10 Proをベースとしており、中規模から大規模向けの組織向けのエディションとして高度な機能を備えている。Windows 10 Mobile Enterpriseは、ビジネスユーザー向けのモバイルデバイスを対象としたエディションで、ボリュームライセンスで提供される。

Windows 10 Educationは学校向けのエディションで、Windows 10 IoT Coreはフットプリントが小さい低コストのデバイス向けのエディションとなる。