Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは5月13日(米国時間)、「Chromium Blog: Continuing to protect Chrome users from malicious extensions」において昨年5月にアナウンスしたChromeエクステンションに関する新しいポリシーが有効に機能していることが確認されたことから、この取り組みをWindows版およびMac OS X版にまで広げると発表した。

Google Chromeチームは2014年5月、悪意あるエクステンションを不用意にインストールしてしまうことを避けるために、Windows向けに提供されている特定のチャネルのChromeに関しては、Chrome Web Storeにホストされたエクステンションしかインストールできないようにポリシーを変更すると発表した。この結果、望んでいないエクステンションをアンインストールしたいというリクエストは75%も低下したとしており、エクステンションに関する規制が一定の効果を上げていると説明している。

Google Chromeチームはこの取り組みをWindows向けのすべてのチャネルまで広げるほか、Mac OS Xに対しても適用するとしている。エクステンションは便利な機能だが、エクステンションを騙って情報を収集したり、広告を掲示したりするといったユーザが望んでいない動作をするものも存在している。Googleはこうしたエクステンションをインストールできないようにする取り組みが進んでいることを強調している。