「六本木ヒルズ」と「東京ミッドタウン」、どちらがかっこいい?(画像は「六本木アートナイト2014」開催時の六本木ヒルズアリーナ)

都営大江戸線の六本木駅を降りると、「六本木ヒルズ」方面と「東京ミッドタウン」方面の表示は真反対にされています。六本木ヒルズから歩いて5分ほどの距離に東京ミッドタウンができると聞いた時は「こんな近くに!?」と驚いたものですが、実際に完成するとそれぞれに個性が見られますし、8年ほど経った今もきちんと共存できているのですからすごいものです。

今回は、そんな六本木を象徴するふたつの複合施設についてのアンケート。日本在住の外国人20名に「「六本木ヒルズ」と「東京ミッドタウン」、どちらがかっこいい?」と質問してみました。

■六本木ヒルズです。(タイ/30代後半/女性)
■六本木ヒルズです。(フィリピン/40代前半/女性)
■六本木ヒルズ。(イギリス/20代前半/女性)
■六本木ヒルズ。(ドイツ/40代前半/女性)
■六本木ヒルズ。(チュニジア/40代後半/男性)
■六本木ヒルズのほうが好きです。(台湾/40代前半/男性)
■六本木ヒルズ。(韓国/40代後半/男性)
■六本木ヒルズ。(アルゼンチン/30代前半/男性)
■六本木ヒルズです。(ブラジル/20代後半/男性)
■六本木ヒルズです。(ベトナム/30代前半/女性)
■六本木ヒルズ。(スウェーデン/40代後半/女性)
■六本木ヒルズ。(ペルー/30代前半/男性)

約60%の方が「六本木ヒルズ」と回答しました。六本木ヒルズは2003年にオープンした複合施設。森ビルが手がけた港区六本木6丁目地区再開発に基づくもので、「六本木ヒルズ森タワー」(オフィスビル)や「六本木ヒルズレジデンス」(マンション)を中心に、グランドハイアット東京やテレビ朝日本社、映画館などの文化施設、商業施設などで構成されています。

メイン建築の「森タワー」や「グランドハイアット東京」は、コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツのデザイン。イメージキャラクターの「ロクロク星人」は現代芸術家・村上隆が手がけるなど、近未来感のある建築や海外で人気の芸術家によるアニメキャラなど、外国人の方々の琴線に触れる要素が満載。こうした部分が回答の比率にも表れていそうです。

■前に芝生もあって、東京ミッドタウンはかっこいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)
■東京ミッドタウン。(スペイン/30代後半/男性)
■東京ミッドタウン。(アメリカ/20代後半/男性)
■東京ミッドタウン。(ロシア/20代前半/女性)
■東京ミッドタウンです。(マレーシア/30代前半/男性)
■東京ミッドタウン。(イスラエル/30代後半/女性)
■東京ミッドタウン。(オーストラリア/40代前半/男性)

一方の「東京ミッドタウン」は2007年にオープン。防衛庁・檜町駐屯地跡地の再開発事業として三井不動産が手がけた複合施設です。ショッピングセンターやオフィスビルのほか「ザ・リッツ・カールトン東京」や「サントリー美術館」が誘致されています。

都市計画のテーマが「デザイン」のため、財団法人日本産業デザイン振興会が誘致され、「21_21 DESIGN SIGHT」が開業するなど、他の再開発地域とは少し毛色が違うと言えます。また、隣接の檜町公園と併せると4ヘクタールの緑地や桜並木もあって緑が多いのも特徴です。トルコの方の回答にあるように、緑や公園など心が安らぐ場所を求める人にアピール度が高そうなので、かっこいい…という表現で聞くと少し違うのかもしれませんね。ちなみに、最寄り駅は六本木ですが所在地は赤坂です。

■同じぐらいです。(中国/20代後半/女性)

この回答から見て、もしかすると、実際に訪れたことがないのかもしれません。文字情報や外観だけだと確かに比較はしづらいですし、実際に行ったとしてもその違いを自然に実感するのは意外と難しそう? 日本人でもどちらが好きかは難しい判断になりそうですから、こういった回答が出てくるのは自然でしょう。

「同じくらい」と回答された方がいらっしゃるように、構成施設を挙げるとそれほど違いはないんですよね。ですが、構成される建築デザインや景観との兼ね合い、環境づくりによって個性が際立ちますし、さらに深く見るとその再開発を手がけた企業のスタンスもうっすら見えてくる…。六本木って、実はさまざまな見方ができる面白い地域なんですよね。