博報堂は8月8日、中国市場においてコンテンツを軸としたマーケティング活動を行う日系企業を主な対象として、マーケティングのターゲットや目的などに合わせて最適なコンテンツを選出できる総合コンテンツデータベース「China Contents NAVIGATOR」の提供を開始した。

China Contents NAVIGATORは、「ドラマ・バラエティ」「アニメ・特撮」「漫画」「小説」「映画」「音楽」「スポーツ」「ゲーム」「人物」の9ジャンルについて、中国国内をメインにアジア・欧米などで支持されているコンテンツの中から、時代性・地域性・代表性をもとに約900点を選んで収録している。

また同データベースでは、北京 / 上海 / 広州の20代~40代の消費者2160名を対象としたコンテンツへの関与度やメディアへの接触状況に関する調査結果をもとに、約900のコンテンツそれぞれについて「リーチ力」「支出喚起力」という独自指標を算出している。

このほか、「特定コンテンツ市場のボリュームが知りたい」「特定コンテンツを利用している消費者のメディア接触状況をランキング化したい」といった要望に応えたレポートを提供することも可能だという。