ソフトバンクテレコムは3月26日、竹中工務店にiPad AirやiPad mini Retinaディスプレイモデルなど約3000台が導入されるのに合わせて、DR(Disaster Recovery)に対応したiPadの利用環境を、竹中工務店向けに構築・提供すると発表した。

ソフトバンクテレコムは、iPadから社内システムにアクセスする手段として「ホワイトクラウド セキュアリモートアクセス」、インターネットにアクセスする手段として「ホワイトクラウド セキュアインターネットアクセス2」を提供する。

また、これらを利用する際の認証サービスとして「ホワイトクラウド PKIプラットフォーム」「ULTINA RADIUS認証プラットフォーム」も合わせて組み込む。

これにより、セキュリティーを確保しながらイントラネットおよびインターネットをシームレスに利用することが可能となるほか、これらの設備を冗長化(二重化)することでDRに対応し、災害などで障害が発生した際の業務継続性を向上させる。

竹中工務店に納入される全てのiPadは、「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント」によりリモートで一元的に管理され、セキュリティー対策の促進と業務の安全性の確保を実現。

紛失・盗難時のデータの遠隔消去やパスコードの設定などのセキュリティー対策を全てのiPadに適用することができるほか、アプリケーションのインストール状況をリアルタイムに確認することで、iPadの私的利用を防止することもできる。

また、必要なアプリケーションを一斉配信することにより、企業として必要なアプリケーションを利用させることが可能となる。