サイバーエージェントは、ネットショップの開設を支援するWebサービス「BASE」 の運営会社であるBASEの第三者割当増資を引き受け、2013年10月31日付で出資を決定したことを発表した。

今回の投資は、社長直下でベンチャー投資を行う同社投資事業本部の最初の投資案件で、出資金額は約2億円となっている。

「BASE」は2012年11月から提供されているサービスで、PCやスマートフォンを使ってネットショップを開設することができる。個人、法人にかかわらず無料で利用でき、ショップ開設までに要する時間は最短で30秒。同サービスの登録店舗数は2013年9月末時点で4万5000店を超えている。

サイバーエージェントは2013年10月1日に、ベンチャー投資を担当する新部署として投資事業本部を設立した。ベンチャーキャピタル子会社のサイバーエージェント・ベンチャーズはスタートアップ企業への投資をメインとしているが、投資事業本部はスタートアップの段階を終えたインターネットベンチャー企業を主な投資対象としている。