キヤノンITソリューションズは14日、米国Sencha社とHTML5準拠でマルチデバイスに対応したWebアプリ開発フレームワーク「Sencha(センチャ)」シリーズのディストリビューター契約を締結し、日本語ドキュメント版のライセンス販売ならびに技術サポートを行うと発表した。同社自身も開発ツールにSenchaを採用し、企業向けSIサービスの充実・拡大を図る。発売は3月14日を予定。

同製品は、デスクトップからスマートデバイスまで一貫した開発をクロスプラットフォームで行えるフレームワーク。Webベース(HTML5/CSS3/JavaScript)のJavaScriptライブラリとアプリ制作環境で構成され、デザイン性が高く、魅力的なクライアント・アプリの制作ができる。

価格は、Sencha Completeが120,000円(税別)でSencha Touch、Ext JS、Architect、日本語ドキュメント、E-mailサポートが付属。Sencha Ext JSが78,000円(税別)で日本語ドキュメントとE-mailサポートが付属。Sencha Animatorは14,800円(税別)で日本語ドキュメントのみ付属。

また、3月14日(木)に、Senchaの最新技術動向とSenchaに関するビジネス展開を紹介するイベント「Sencha Day in Tokyo 2013」が開催される。詳細はキヤノンITソリューションズ内のページを参照。