米Googleは10月20日(現地時間)、様々な文化遺産や施設をGoogle Mapsのストリートビューで見られるようにするプロジェクトの一環として、初めてスイスの登山鉄道からの風景撮影を行ったことを発表した。

発表によると、Rhaetian Railwayの協力のもとに撮影が行われたのは、アルブラ線~ベルニナ線で、高級リゾート地のサンモリッツやランドヴァッサー橋を通過する路線。

同社発表による、今回撮影された鉄道ルート

撮影は、列車の先頭に撮影用の車両を接続し、その車両に3輪の撮影用トライクを固定して行っている。周囲の風景を9方向に向けて設置したカメラで撮影。撮影された画像をつなぎ合わせることで、360度のパノラマ画像となる。

今回の撮影データの公開時期は未定だが、同社では「近いうちに」としている。また、同社では撮影の様子を映した動画を、YouTubeで公開している。