英Gartnerは8月11日(現地時間)、2011年第2四半期(4 - 6月期)の携帯電話の販売台数と市場シェアについて調査レポートを発表した。同レポートによると、2011年第2四半期の世界市場における携帯電話の販売台数は4億2866万台で前年同期に比べ16.5%の増加。また、スマートフォンの販売台数は1億774万台で前年同期に比べ74%の増加となり、携帯電話販売台数の25%を占める結果となった。

メーカー別で見ると、Nokiaが販売台数9787万台で首位となったが市場シェアは前年同期の30.3%から22.8%へと下落、Samsungが6983万台で2位、市場シェアは落としたもののLGが3位、Appleは市場シェアを2.4%から4.6%に伸ばし4位となった。またZTEが5位に入り、RIMは販売台数は伸ばしたものの6位へ転落となった。

2011年第2四半期(4 - 6月期) メーカ別の販売台数

販売台数を大幅に伸ばしたスマートフォンのOS別シェアでは、Androidが販売台数4677万台で首位になり、市場シェアも43.4%を占める結果となった。一方、前年同期に市場シェア40.9%を占め首位であったSymbianは2385万台となり市場シェアも2桁下落の22.1%。

販売台数1963万台のiOSは市場シェアも伸ばし3位に、RIMのBlackBerryは市場シェアを18.7%から11.7%へ落とし4位となった。

2011年第2四半期(4 - 6月期) OS別のスマートフォン販売台数