オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は4月16日、 「内部統制」「IFRS」「決算早期化」「事業継続計画の必要性」といった実務・業務を支援するコンサルティングサービス「奉行プロフェッショナルサービス」を発表。第1弾として「固定資産管理 実務支援型コンサルティング」を同日より提供開始した。

「固定資産管理 実務支援型コンサルティング」は、2010年4月より開始された「資産除去債務に関する会計基準」、今後のアドプションに向けたIFRS全体の判断までが対象となり、実務上の相談ポイントや実査(現有資産を帳簿上の数量や金額と照合するといった監査人による手続き)などの業務までを網羅する。

同サービスによる事前相談は無料となっており、実際に提供されるメニューについては顧客企業と相談の上、別途同社が費用を見積もることとなる。具体的なサービス例としては、「資産除去債務の会計処理と開示の実務・業務支援」「減価償却全般における実務・業務支援」「減損における実務・業務支援」「税務影響範囲の対応と支援」「無形固定資産の対応と支援」「日本基準と強制適用までの準備と支援」といったものが示されている。

実際のサービスは、同社の「プロフェッショナルパートナー」と呼ばれる監査法人や公認会計士などが単体で担当するほか、システム構築に関する業務支援はOBCとこれらのパートナーとの連携によって提供される。

なお同サービスは、同社の奉行シリーズ製品の導入有無にかかわらず利用できる。