日立製作所は6月30日、情報・通信分野のグループ会社である日立電子サービス(以下、日立電サ)と日立エイチ・ビー・エム(以下、日立HBM)を10月1日付けで合併することを決定したと発表した。存続会社は日立電子サービス。

日立電子サービス 代表取締役 社長執行役員　百瀬次生氏

現在日立の子会社として、日立電サはITライフサイクル全体をサポートする統合サポートサービスを、全国320ヵ所のサービス拠点にて展開し、日立HBMはITプラットフォームの拡販、システム構築を、首都圏・関西・中部地域を中心に展開している。

今回の合併により、日立グループとして、ITマネジメントや保守を得意とする日立電サのサポート力と、システムの設計・構築、提案ノウハウに強みを持つ日立HBMのSI・営業力を融合することで、顧客のシステムライフサイクル全体をサポートするITソリューションサービスをワンストップで提供することが可能になるという。

現在、日立電サは資本金が50億円、従業員数が5,363名だが、合併後は資本金が60億円、従業員が6,139名となる。