インターネットの登場によって、私たちの語学学習環境は飛躍的に向上しました。英語のニュースサイトにアクセスすればネイティブの発音を動画やポッドキャストで聴くことができますし、インスタントメッセンジャーや「Skype」などを使って海外の友人とコミュニケーションを取ることも簡単です。あるいは、Xbox 360のようなゲームでも、世界で発売されているタイトルであればオンライン対戦でリアルな(時には汚い)英語を体験できます。

しかし、私たちシャイな日本人にとっては英語で話しかけるというのは勇気が必要です。自分の下手な英語が迷惑にならないか、間違った英語を使っていないかと気にしてしまうことでしょう。そんな中、ここ最近で注目を集めているのが英会話などの語学学習を目的としたSNSなどのコミュニティです。相手も自分と同じ英語の学習者であったり、自分の英語力を事前に相手に理解してもらった上でのコミュニケーションであれば、それほど抵抗はないはずです。

今回紹介する『yappr』は、ワールドワイドで展開されている英語学習SNSで、動画の再生に合わせて英語と母国語の字幕が表示され、ネイティブの発音を聞きながら英語と母国語を比較できます。解釈に自信のないフレーズが出てきたとき、母国語での表現を同じ画面で確認できるため、効率よく学習を進められます。

世界中の英語学習者が集まるSNS「yappr」

動画の種類はビジネスから政治、音楽、コメディ、スポーツなどのカテゴリに分けられていますが、中でも分かりやすく美しい英語を期待できる政治関係のスピーチ動画が人気です。先日の米オバマ大統領の就任演説も公開されています。

動画のアップロードや翻訳など、コンテンツの開発もコミュニティが中心となっています。英語力に自信があれば、学習用の動画をアップロードして翻訳を手伝うことができます。翻訳された動画は、他のメンバのレビューを受けて公開されます。

言語別のチャットも用意されており、英語を母国語としていない他国のユーザーとコミュニケーションを取ることも可能です。共に、英語を勉強するものとして親睦を深められます。

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