通信講座

アクチュアリーにおすすめの通信講座4選と失敗しない選び方

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  • アクチュアリーの資格通信講座で取得したい
  • どこの通信講座がおすすめなのか判断するのが難しい
  • できるだけ安く受講したいけど値段で選んでも大丈夫?

アクチュアリーを通信講座で取得するために、どの通信講座を選べばいいか迷う方も多いでしょう。

アクチュアリーの合格率は10~20%程度と非常に難易度の高い国家資格であり、試験科目も多く長期にわたる学習が必要になります。

基本の学習スタイルは指定された教科書を読破しながら過去問題集を解いていくものですが、非常に難易度の高いアクチュアリー試験は、独学のみの場合深い理解力と実践力が身に付きにくいのが難点です。

上手に通信講座を使い、重点的に学習を強化していく必要があるため、試験科目の中で特に苦手とする分野や押さえておきたい項目を選択し、集中的に学ぶといいでしょう。

この記事では、アクチュアリー1次試験におすすめの通信講座4選と失敗しない選び方を紹介します。

通信講座 料金 講義時間
アガルートアカデミー(※販売終了)
  • 【生保数理】基礎講座/55,000円
  • 【生保数理】過去問講座/55,000円
  • 【生保数理】基礎講座+過去問講座/85,800円
基礎講座:11時間過去問講座:29時間
アクチュアリーゼミナール

  • 基礎講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/49,800円
  • 過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/69,800円
  • 基礎講座+過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/99,800円
【数学】基礎講座:15時間21分

過去問徹底解説講座:34時間41分

【生保数理】基礎講座:16時間43分

過去問徹底解説講座:28時間49分

【損保数理】基礎講座:10時間03分

過去問徹底解説講座:34時間27分

【年金数理】

基礎講座:13時間37分

過去問徹底解説講座:33時間09分

シグマインベストメントスクール
  • 生保1・生保2:105,600円
  • 数学・損保数理・生保数理・年金数理:79,200円
  • 会計・投資理論:41,250円
  • 経済:24,750円
数学:全8回 24時間

損保数理:全8回 24時間

生保数理: 全8回 24時間

年金数理:全8回 24時間

会計:全3回 15時間

経済:全3回 9時間

投資理論:全4回 15時間

※全て基本コース

東京国際アクチュアリーアカデミー 【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(初心者)】全4講座
  • 社会人:46,200円
  • 学生:33,000円

【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(本講座)】全7講座

  • 社会人:52,800円~132,000円
  • 学生:26,400円~66,000円
公表なし

また当サイト内では、アクチュアリーの年収や試験概要について詳しく解説した記事も掲載しているため、こちらもぜひご覧ください。

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徳永浩光
【キャリアコンサルタント】

【キャリアコンサルタントとして経験を活かし、キャリア関してのサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

マイベストプロ掲載ページ
キャリコンサーチ掲載ページ

アクチュアリーのおすすめ通信講座ランキング

アクチュアリーのおすすめ通信講座を4つ紹介します。

通信講座 料金 講義時間
アガルートアカデミー(※販売終了)
  • 【生保数理】基礎講座/55,000円
  • 【生保数理】過去問講座/55,000円
  • 【生保数理】基礎講座+過去問講座/85,800円
基礎講座:11時間過去問講座:29時間
アクチュアリーゼミナール

  • 基礎講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/49,800円
  • 過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/69,800円
  • 基礎講座+過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/99,800円
【数学】基礎講座:15時間21分

過去問徹底解説講座:34時間41分

【生保数理】基礎講座:16時間43分

過去問徹底解説講座:28時間49分

【損保数理】基礎講座:10時間03分

過去問徹底解説講座:34時間27分

【年金数理】

基礎講座:13時間37分

過去問徹底解説講座:33時間09分

シグマインベストメントスクール
  • 生保1・生保2:105,600円
  • 数学・損保数理・生保数理・年金数理:79,200円
  • 会計・投資理論:41,250円
  • 経済:24,750円
数学:全8回 24時間

損保数理:全8回 24時間

生保数理: 全8回 24時間

年金数理:全8回 24時間

会計:全3回 15時間

経済:全3回 9時間

投資理論:全4回 15時間

※全て基本コース

東京国際アクチュアリーアカデミー 【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(初心者)】全4講座
  • 社会人:46,200円
  • 学生:33,000円

【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(本講座)】全7講座

  • 社会人:52,800円~132,000円
  • 学生:26,400円~66,000円
公表なし

各通信講座によって取扱う試験科目が異なるため、事前にしっかり確認しましょう。

アガルートアカデミーのアクチュアリー通信講座特徴・評判※販売終了

アガルート アクチュアリー

通信講座名/料金
  • 【生保数理】基礎講座/55,000円
  • 【生保数理】過去問講座/55,000円
  • 【生保数理】基礎講座+過去問講座/85,800円
カリキュラム

  • オリジナルレジュメ
  • 「生命保険数学(’92年改版)上巻・下巻」二見隆(日本アクチュアリー会・1992)に沿った講義
教材/テキスト
  • 講師作成オリジナルレジュメ
  • テキスト(冊子・Web)
  • 「生命保険数学(’92年改版)上巻・下巻」二見隆(日本アクチュアリー会・1992)※各自で用意
eラーニング
  • 講義視聴(スマホ・タブレット・PC対応)
  • テキスト表示
サポート体制
  • マルチデバイス対応
  • 8段階倍速機能搭載
  • テキスト同時表示
  • 音声ダウンロード

アガルートは、インターネットによる配信講義と製本されたオリジナルテキストを使って学習するオンライン予備校です。

アガルートアカデミーのアクチュアリー試験講座では、第1次試験科目の1つである「生保数理」の講義を開講しています。

生保数理とは生命保険の保険料や責任準備金を計算する科目ですが、アクチュアリー2次試験を生保コースで受験される方や、実務等で商品開発業務や決算に従事される方にも役立つように、様々な応用論点についても触れているため、資格試験にとどまらず幅広い知識を習得できるでしょう。

初歩的知識から数学を学習していく基礎講座と、9年分の過去問を網羅的にセレクトした過去問解説講座を用意しています。

生保数理で使用するテキストは、全て講師がオリジナルで作成した解答例を掲載しているため、分かりやすく汎用性のある解法を身に付けることが可能です。

基礎講座では公式の意味を十分理解できるよう、合格に必要な限度で原理原則に踏み込んだ講義を展開しています。

基礎講座と過去問解説講座の2つをパックにしたものであれば、知識をインプットしながら過去問演習で仕上げるため、より高い学習効果が望めるでしょう。

しかし2024年4月現在、アガルートのアクチュアリー講座は販売を終了しています。

再開も未定となっているため、ご検討の方は日頃からホームページをチェックしておきましょう。

アクチュアリーゼミナールのアクチュアリー通信講座特徴・評判

通信講座名/料金
  • 基礎講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/49,800円
  • 過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/69,800円
  • 基礎講座+過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/99,800円
カリキュラム:数学 基礎講座 過去問徹底解説講座
  • 基礎的な知識
  • 確率
  • 確率変数(1変数)
  • 確率変数(2変数)
  • 主な分布分布
  • 中心極限定理と再生性
  • 標本と統計量の分布
  • 正規母集団の分布
  • 点推定
  • 区間推定
  • 母数の検定
  • 適合度・独立性の検定
  • 回帰分布
  • 時系列解析
  • 確率過程
  • シミュレーション
  • 確率の計算
  • 期待値・分散・相関係数
  • 積率(モーメント)母関数
  • 中心極限推定
  • 確率変数の変換
  • 標本変量
  • 点推定
  • 区間推定
  • 第1種の誤り・第2種の誤り
  • 母数の検定
  • 適合度・独立性の検定
  • 回帰分布
  • 時系列解析
  • 確率過程
  • ミュレーション
  • 大問(確率)
  • 大問(統計)
カリキュラム:生保数理 基礎講座 過去問徹底解説講座
  • 利息計算
  • 生命表および生命関数
  • 脱退残存表
  • 純保険料
  • 責任準備金(純保険料式)
  • 営業保険料
  • 計算基礎の変更
  • 実務上の責任準備金
  • 解約その他変更に伴う計算
  • 連合生命に関する生命保険および年金
  • 就業不能(または要介護)に対する諸給付
  • 災害および疾病に関する保険
  • 利息計算
  • 生命表および生命関数
  • 脱退残存表
  • 純保険料(1)
  • 純保険料(2)
  • 責任準備金(純保険料式)
  • 計算基礎の変更
  • 営業保険料
  • 実務上の責任準備金
  • 解約その他変更に伴う計算
  • 連合生命に関する生命保険および年金
  • 就業不能(または要介護)に対する諸給付
  • 災害および疾病に関する保険
  • 大問(1)連合生命、就業不能保険以外
  • 大問(2)連合生命、就業不能保険
カリキュラム:損保数理 基礎講座 過去問徹底解説講座
  • 確率・統計の予備知識
  • 損害保険料率の基礎知識
  • クレームの分析
  • 経験料率
  • グループ料率
  • 支払備金
  • 積立保険
  • 保険料算出原理
  • 危険理論の基礎
  • 再保険
  • リスク評価の数理
  • 確率・統計の予備知識
  • 損害保険料率の基礎知識
  • クレームの分析
  • 経験料率
  • グループ料率
  • 支払備金
  • 積立保険
  • 保険料算出原理
  • 危険理論の基礎
  • 再保険
  • リスク評価の数理
  • 総合問題
カリキュラム:年金数理
基礎講座 過去問徹底解説講座
  • 年金数理の基礎知識
  • 年金現価
  • 財政方式の概要1
  • 財政方式の概要2
  • 開放型総合保険料方式と開放基金方式
  • 年金財政の検証
  • 一般的な給付制度とその財政
  • 日本の企業年金制度について
  • 企業年金に係る年金数理
  • 財政決算・再計算
  • 年金数理の基礎知識
  • 年金現価
  • 財政方式の概要1
  • 財政方式の概要2
  • 開放型総合保険料方式と開放基金方式
  • 年金財政の検証
  • 一般的な給付制度とその財政
  • 日本の企業年金制度について
  • 企業年金に係る年金数理
  • 財政決算・再計算
  • 総合問題
教材/テキスト
  • 解説動画のみ
    ※使用書籍は事前購入が必要
eラーニング
  • 解説動画
サポート体制
  • オンライン質問フォームあり
  • 再生速度調節可能
  • 進捗状況確認

アクチュアリーゼミナールは、eラーニングシステム「AirCourse」によるオンライン講座で、日本アクチュアリー正会員の講師が懇切丁寧に指導を行っています。

「AirCourse」では受講コマや過去問を自由に選択できるほか、再生速度を調整したり進捗状況を簡単に把握したりできるため、スキマ時間を使って効率よく学習が可能です。

アクチュアリーゼミナールの1次試験対策講座では「数学」「生保数理」「損保数理」「年金数理」を開講しており、それぞれ基本講座と過去問徹底解説講座を用意しています。

カリキュラム内容も細かく非常にしっかりしており、本番試験に対応できる高いスキルが身に付けられると評判です。

過去問徹底解説講座では、過去15年分の全問を30時間(数学の場合)かけて丁寧に解説しており、受講料も69,800円と他スクールと比較して割安な設定になっています。

アクチュアリーゼミナールでは、氏名とメールアドレスを登録すると1次試験対策講座を2週間無料受講できるため、自分なにあった講座かどうかじっくり見極められるでしょう。

無料体験できるアクチュアリーの通信講座は比較的少ないため、非常に有益であると言えます。

シグマインベストメントスクールのアクチュアリー通信講座特徴・評判

通信講座名/料金
  • 生保1・生保2:105,600円
  • 数学・損保数理・生保数理・年金数理:79,200円
  • 会計・投資理論:41,250円
  • 経済:24,750円
カリキュラム







  • 数学:確率・統計・モデリング・まとめ問題演習と補足説明
  • 損保数理:損保数理1章~10章・講義全般の補足・オリジナル問題演習
  • 生保数理:教科書の全体像・営業保険料・責任準備金・連生保険・就業不能保障保険・多重脱退表・その他論点・問題演習・2020年度問題解説・直前対策
  • 年金数理:年金数理・年金財政・年金財政の検証・補足問題演習
  • 会計:会計1・会計2・会計3
  • 経済:ミクロ経済学・マクロ経済学・直前総まとめ&問題演習
  • 投資理論:投資理論1・投資理論2・投資理論3・直前総まとめ
教材/テキスト
  • 講義作成の講義レジュメ 配布資料(ダウンロード形式)
    ※テキストは各自用意が必要
eラーニング
  • 講義動画
サポート体制
  • 公表なし

シグマインベストメントスクールは、1970年に金融・財務プロフェッショナルの育成を目的に開校され、通信教育・eラーニング・DVD・講師派遣研修・通学制スクールなど多くの研修形態を提供しています。

シグマインベストメントスクールのアクチュアリー講座は、1次試験全5科目の試験対策講座が受講可能です。

5科目全てに基本コースを設けており、基本コースのみで合格に必要な知識が手に入るうえ、最重要科目である数学については、基本コースの前に「入門コース」を設けています。

初めてアクチュアリー試験を受ける方も安心して学習を進められるため、初受験の方は入門コースから受講するのがおすすめです。

豊富なオリジナル問題や、過去問をはじめとする演習問題を巧みに取り入れながら、合格までの最短の道のりを示してくれます。

東京国際アクチュアリーアカデミーのアクチュアリー通信講座特徴・評判

東京国際アクチュアリーアカデミー

通信講座名/料金

  • 日本アクチュアリー会1次試験対策講座(本講座)
  • 生保数理/132,000円(学生66,000円)
  • 損保数理132,000円(学生66,000円)
  • 年金数理132,000円(学生66,000円)
  • 数学/132,000円(学生66,000円)
  • 会計/52,800円(学生26,400円)
  • 経済/52,800円(学生26,400円)
  • 投資理論/52,800円(学生26,400円)
  • KKTパック/110,800円(学生55,440円)
  • 日本アクチュアリー会1次試験対策講座(初心者)
  • 数学/46,200円(学生33,000円)
  • 生保数理/46,200円(学生33,000円)
  • 年金数理/46,200円(学生33,000円)
  • やさしい投資の数学/46,200円(学生33,000円)
カリキュラム

2023年度本講座(ビデオ受講)

  • 生保数理:20コマ
  • 損保数理 :20コマ
  • 年金数理:20コマ
  • 数学:20コマ
  • 会計:8コマ
  • 経済:8コマ
  • 投資理論:8コマ
  • KKTパック:24コマ

※カリキュラム詳細公表なし

カリキュラム
2023
年度初心者講座(ビデオ講座)
  • 数学:10コマ
  • 生保数理:10コマ
  • 年金数理:10コマ
  • やさしい投資の数学:10コマ

※カリキュラム詳細公表なし

教材/テキスト
  • オンライン配信
  • ビデオ受講
eラーニング
  • 講義動画
サポート体制
  • チャットによる質疑応答
  • アクチュアリーに関する一般情報、試験に役立つ情報の提供

東京国際アクチュアリーアカデミーでは、教科書の内容の講義と問題演習を通じ、1次試験の全科目における過去問を解き進めていくための十分な基礎力を養成します。

オンラインでのリアルタイム配信により、チャットでの質問投稿に講師が即座に回答できるほか、受講生と講師とで双方向でのコミュニケーションが可能です。

または後日収録されたビデオでも受講できるため、ゆっくり学習を進めたい方にもおすすめできます。

講義は実際にアクチュアリー業務に携わっている講師が担当しており、実務において保険数理がどのように活用されるかイメージしながら学習を進められるでしょう。

東京国際アクチュアリーアカデミーでは、初めてアクチュアリーを学ぶ方向けに初心者講座も用意しています。

アクチュアリー試験に必要な基本講座を1から学べるため、本講座の前に基礎を固めておきたい方にもおすすめです。

失敗しないアクチュアリーの通信講座の選び方

アクチュアリーの通信講座選びで失敗しないためには以下の3点を意識しましょう。

  • お試しWeb講義を受ける
  • 基礎である数学を受講する
  • サポート体制が整っているものを選ぶ

どれも大切なポイントとなっているため、しっかり把握してから通信講座を比較してください。

お試しWeb講義を受ける

講義の雰囲気や進め方を事前に把握するため、実際の講義と同じ内容を受講できるお試しWeb講座を受けてみましょう。

通信講座にかかる費用は決して安くありません。

講座を申し込んでから「想像していたものと違う」と後悔しないためにも、まずはお試し講義の体験がおすすめです。

アクチュアリーゼミナールでは、数学・生保数理・損保数理の第1回講座を2週間無料受講できるため、自分にあった講座かどうかじっくり見極められます。

また東京国際アクチュアリーアカデミーとシグマインベストメントスクールではアクチュアリー講座の無料ガイダンスをオンラインで開催しており、講義やカリキュラム内容を事前に知るいい材料となるでしょう。

基礎である数学を受講する

アクチュアリー試験を始めるにあたって、どの科目から受験するか悩む方も多いでしょうが、アクチュアリー1次試験では数学を最初に受けることをおすすめします。

数学は基礎であり、疎かにしてしまうと他科目の学習効率も悪くなってしまう大切な知識です。

数学の科目が合格できなければ、他科目の合格も難しいと言えるでしょう。

数学合格のためには最低限の高校数学の理解が必須のため、学習に不安のある方は通信講座で数学を選択すしてください。

シグマインベストメントスクールは数学のみ入門コースを用意しており、確率・統計・モデリングを基礎からしっかり学べるため、文系の方や数学が苦手な方も安心して学習できます。

まずは通信講座で数学の基礎をしっかり定着させ、他科目の学習にも活かせるスキルを確実に手に入れましょう。

サポート体制が整っているものを選ぶ

通信講座ではサポート体制が整っていることが非常に大切です。

アクチュアリー試験は専門用語も多く特殊な公式も多いため、質問・相談できる環境があるのは前提として、すぐに質問できてレスポンスが早いに越したことはありません。

アクチュアリーゼミナールではオンライン質問サービス、東京国際アクチュアリーアカデミーではチャットによる質疑応答が可能なため、安心して学習に励めます。

アクチュアリー試験は長丁場のため、常に挫折と隣り合わせです。

サポート体制の充実度は挫折を防ぎ、合格を左右する一因と言っても過言ではないでしょう。

アクチュアリーの安いおすすめ通信講座とキャンペーン

アクチュアリーの安いおすすめ通信講座とキャンペーンを紹介します。

通信講座 料金 講義時間 キャンペーン
シグマインベストメントスクール 79,200円 全8回 24時間
  • 早期申込
  • 複数科目割引
  • 学生割引
アクチュアリーゼミナール 49,800円 16時間43分
アガルートアカデミー(販売終了 55,000円 11時間
東京国際アクチュアリーアカデミー 132,000円 公表なし
  • 学生割引あり
  • 複数年度受講割引

※全通信講座で取り扱いのある「生保数理講座」の料金で比較しています。

シグマインベストメントスクールは料金も低価格で講義時間も充実しており、バランスのいい講座と言えるでしょう。

アクチュアリー試験対策講座科目を複数受講する場合は10%引き、学生割引も行っており受講料が30%引きとなるため非常にお得です。

東京国際アクチュアリーアカデミーでは、2022年度にアクチュアリー本講座申込者を対象に、昨年度収録した講義ビデオを何科目でも特別価格で一括購入できる「複数年度受講割引」を導入しています。

最大70%引きで購入でき、自身のペースで着実にかつ先取りして試験対策を進めたい方や、本講座受講前に予習を行いたい方に最適です。

アクチュアリーの仕事内容とは?

アクチュアリーは確率論や統計学といった数学的手法を駆使し、不確定な事象を予測・推測するプロフェッショナルです。

アクチュアリーは日本語では保険数理士とされ、主に保険や年金の適正な掛け金や支払い金を決定する仕事を行っています。

そのほか共済事業、企業の資産運用など多様な場で活躍しており、私たちの未来に欠かせない存在であることは間違いないでしょう。

さらにアクチュアリーの平均年収は約1,250万円とも言われており、正会員となり外資系企業で働くようになれば、年収2,000万円超も珍しくありません。

アクチュアリーは専門性が高く資格試験が非常に難しいため、会員になれば高い収入と高い社会的地位が確保されるでしょう。

アクチュアリーになるためには?

日本におけるアクチュアリーとは、日本アクチュアリー会の正会員であることを意味します。

正会員の資格を得るためには、日本アクチュアリー会が実施する資格試験全科目の合格とプロフェッショナリズム研修(初期教育)の受講が必須です。

資格試験は第1次試験(基礎科目)の5科目と第2次試験(専門科目)の2科目、計7科目からなります。

第1次試験(基礎科目)は数学、生保数理、損保数理、年金数理、会計・経済・投資理論の5科目に分かれており、その全ての試験で合格し、日本アクチュアリー会の準会員になることで翌年の第2次試験が受験可能です。

第2次試験(専門科目)の2科目に合格して、ようやくアクチュアリー会の正会員になれるのですが、全て合格するまでには早くても8年程度、場合によっては10年以上かかることもあります。

アクチュアリーは独学でも合格できる?

アクチュアリーに独学で合格することは非常に難易度が高いと言われますが、主な理由は次の3つです。

  • 分からないことがあっても質問できないから
  • 学習期間が長くモチベーションを保ちにくいから
  • 教科書や参考書だけでは理解できないから

それぞれがどのようなデメリットなのか、詳しく解説していきます。

分からないことがあっても質問できないから

アクチュアリー試験は学習範囲が広く、数学中心の専門的な知識習得が必要であるため、分からないことをすぐに聞ける環境は不可欠です。

しかし独学では質問する相手がおらず、学習をスムーズに進められません。

「アクチュアリー受験研究会」と呼ばれるアクチュアリー受験生のオンラインコミュニティでは、ウェブサイトを使っての情報発信に加えて毎月勉強会を開催しており、アクチュアリー試験についての新しい情報が追加・更新されるため、アクチュアリー資格を取得したい方には便利なツールです。

通信講座ならいつでも質問が可能で、難易度の高い問題もしっかり解説をしてくれるため、知識の定着に役立ちます。

質疑応答は長い学習期間にはなくてはならないサポート体制であるため、質問機能を有効に使って少しでも学習負担を軽くし、最短合格を目指しましょう。

学習期間が長くモチベーションを保てないから

アクチュアリー試験は非常に難易度が高く、受験科目も多いことで有名です。

1科目あたりの学習時間は1,000時間超とも言われており、かなりの長期戦が予想されるため、一定のモチベーションを保ちながら独学で学習するのは非常に困難であると言えます。

通信講座なら、動画講義や問題演習の解説などで苦手分野の理解を深められ、メリハリのある学習が可能です。

しっかり理解を深めることは学習意欲を高め、継続的に学習を進めることにも繋がります。

通信講座を上手に取り入れて、長く厳しい学習期間を有意義なものにしていきましょう。

教科書や参考書だけでは理解できないから

日本アクチュアリー会が指定している「入門数理統計学(PGホーエル著)」は、初等統計学よりも進んだ程度の確率論・数理統計学を学ぼうとする方向けの入門書です。

アクチュアリー試験は独特の記号や数式が数多く登場するため、教科書や参考書の解説だけでは理解が難しいものも多いでしょう。

通信講座では難易度の高い問題もしっかり解説してくれるため、安心して学習を進められます。

例えばアクチュアリーゼミナールでは、過去13年分の過去問全てを丁寧に解説しており、独学だけでは得られない深い理解力と実践力が身に付くでしょう。

またシグマインベストメントスクールの入門コース、東京国際アクチュアリーアカデミーの初心者講座では、初めてアクチュアリーを学ぶ方が基礎からしっかり理解できるカリキュラムになっているため、挫折することなく学習できるでしょう。

アクチュアリーの試験概要や合格率と受験資格

アクチュアリーの試験内容や合格率など、基本的な事項を見ていきましょう。

2023年度の試験日程は以下の通りです。

試験日程 試験会場 科目 時間
2023年
12月11日(月)
全国の試験会場から選択可。 生保1・損保1・年金1 10:00~13:00
損保数理 14:30~17:30
2023年
12月12日(火)
生保2・損保2・年金2 10:00~13:00
年金数理 14:30~17:30
2023年
12月13日(水)
数学 10:00~13:00
生保数理 14:30~17:30
2024年
12月14日(木)
会計・経済・投資理論 14:30~17:30

さらに2022年度の合格率、合格基準、試験概要は以下の通りです。

第1次試験(基礎科目
合格率
  • 数学 14.1%
  • 生保数理 19.7%
  • 損保数理 21.5%
  • 年金数理 33.3%
  • KKT 32.8%
合格基準
  • 合格基準点(満点の60%が目安)以上が合格
    ※ただしKKTについては会計、経済、投資理論のそれぞれについて最低ライン(40%が目安)に達していなければ不合格
試験科目

 

  • 数学
  • 生保数理
  • 損保数理
  • 年金数理
  • 会計・経済・投資理論
試験方法
  • 全てマークシート方式(多肢選択/語群選択/数値記入)
出題範囲
  • 教科書に限定
第2次試験(専門科目)
合格率
  • 生保1 14.4%
  • 生保2 15.8%
  • 損保1 15.3%
  • 損保2 10.5%
  • 年金1 6.9%
  • 年金2 17.4%
合格基準
  • 合格基準点(満点の60%が目安)以上が合格
    ※ただし第I部、第II部のいずれかでも最低ライン(第I部は60%、第II部は40%が目安)に達していなければ不合格
試験科目
  • 生保コース: 生保1 生保2
  • 損保コース: 損保1 損保2
  • 年金コース: 年金1 年金2   ※3つのコースの中から1つを選択
試験方法
  • 多肢選択、空欄補充および記述
出題範囲
  • 専門的知識(第1部)は教科書・参考書中心
  • 問題的能力(第2部)はアクチュアリーの役割や時事問題も出題範囲

資格試験は第1試験(基礎科目)および第2次試験(専門科目)からなります。

第1次試験は、第2次試験を受けるに相当な基礎知識を有するかどうかを特定することが目的です。

試験科目は数学、生保数理、損保数理、年金数理、および会計・経済・投資理論の5科目で、この中から受験科目を受験者が選択します。

第2次試験は、アクチュアリーとしての実務を行う上で必要な専門知識および問題解決能力を有するかどうかを判定することが目的です。

生保コース、損保コース、および年金コースのうちいずれか1つのコースを受験者が選択し、試験科目は生保コースでは生保1および生保2、損保コースでは損保1および損保2、年金コースでは年金1、年金2の2科目で、受験科目は受験者が選択します。

第2次試験に合格し、かつ理事会の承認を得た者が日本アクチュアリー会の正会員です。

なお、この理事会の承認を得るにあたってはプロフェッショナリズム研修を受講済みであることが必要となるため注意しましょう。

プロフェショナリズム研修(初期教育)は1日研修であり、2023年3月上旬~中旬の実施を予定しています。

※試験範囲の教科書、参考書については、日本アクチュアリー協会の「試験情報、試験科目・内容および教科書・参考書」に記載されているとおりです。

必要に応じて試験関連図書に関するお知らせ(新規出版物情報、教科書の訂正・正誤表等)など情報を掲載することがあるため適宜閲覧するようにしてください。

アクチュアリーの受験資格

アクチュアリー試験には以下のような受験資格があります。

第1次試験 学校教育法による大学(短期大学を含む)を卒業した方が受験できます。

このほか、次の要件等を満たす方で所定の書類を提出(※)し、試験委員が大学を卒業した方と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した方も受験できます。

①大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)

➁高等専門学校卒業者
③学資資格を有しない大学院生
④外国の大学を卒業した者、または外国において上記①~③に相当する学校教育における課程を修了した者
⑤生保数理、損保数理、年金数理等に日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者

※提出書類は該当要件によってことなります。
また、状況によっては所定の提出書類の一部または全部を省略することがあります。

第2次試験 第1次試験の全科目(5科目)に合格した日本アクチュアリーの準会員が受験できます。

アクチュアリーの受験資格は、大学(短期大学を含む)を卒業した人に付与されますが、試験委員会が大学を卒業した方と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した人も受験できます。

第2次試験については第1次試験の全科目(5科目)に合格した日本アクチュアリー会の準会員が受験可能です。

アクチュアリーと似ている資格

アクチュアリーと似ている資格として次の5つを紹介します。

それぞれの受験資格と合格率を比べてみましょう。

資格 受験資格 合格率
ファシリティマネージャー 誰でも受験可 44.3%
マンション管理士 誰でも受験可 10.1%
不動産鑑定士 誰でも受験可 33.6%
公認会計士 誰でも受験可 7.6%
税理士 大学又は短大の卒業者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者
日商簿記検定1級合格者
法人又は事業を行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者         ….etc
21.7%

※合格率は令和5年度の結果

ファシリティマネージャーやマンション管理士、不動産鑑定士、公認会計士はアクチュアリーと同じく受験資格はありません。

実務経験や学歴、経歴などに関係なく誰でも受験できます。

税理士になるためには税理士試験を受けなくてはいけません。

税理士試験の受験資格は大学で経済学を履修、日商簿記検定1級合格、会計事務に2年以上従事するなど要件が定められており、いずれか1つ満たせば受験可能です。

まとめ

アクチュアリーにおすすめの通信講座は次の4つです。

通信講座 料金 講義時間
アガルートアカデミー(※販売終了
  • 【生保数理】基礎講座/55,000円
  • 【生保数理】過去問講座/55,000円
  • 【生保数理】基礎講座+過去問講座/85,800円
基礎講座:11時間過去問講座:29時間
アクチュアリーゼミナール

  • 基礎講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/49,800円
  • 過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/69,800円
  • 基礎講座+過去問徹底解説講座(数学・生保数理・損保数理・年金数理)/99,800円
【数学】基礎講座:15時間21分

過去問徹底解説講座:34時間41分

【生保数理】基礎講座:16時間43分

過去問徹底解説講座:28時間49分

【損保数理】基礎講座:10時間03分

過去問徹底解説講座:34時間27分

【年金数理】

基礎講座:13時間37分

過去問徹底解説講座:33時間09分

シグマインベストメントスクール
  • 生保1・生保2:105,600円
  • 数学・損保数理・生保数理・年金数理:79,200円
  • 会計・投資理論:41,250円
  • 経済:24,750円
数学:全8回 24時間

損保数理:全8回 24時間

生保数理: 全8回 24時間

年金数理:全8回 24時間

会計:全3回 15時間

経済:全3回 9時間

投資理論:全4回 15時間

※全て基本コース

東京国際アクチュアリーアカデミー 【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(初心者)】全4講座
  • 社会人:46,200円
  • 学生:33,000円

【日本アクチュアリー会1次試験対策講座(本講座)】全7講座

  • 社会人:52,800円~132,000円
  • 学生:26,400円~66,000円
公表なし

通信講座によって料金や講義内容、講義時間などが異なります。

アクチュアリー試験は専門性が高く、独学と通信講座の合わせ技が必要となる特殊な資格試験です。

学習期間も長いため、自分に合った学習スタイルを確立しましょう。

通信講座では特に重要となる数学・生保数学を学ぶと効果的で、数学は基本となる資格のため、通信講座で基礎知識をしっかり習得することが重要です。

シグマインベストメントスクールと東京国際アクチュアリーアカデミーは初心者講座があるため、初めてアクチュアリーを学ぶ方には心強いでしょう。

アクチュアリーゼミナールでは過去問を徹底解説しており、過去問を制する必要のあるアクチュアリー試験には万全な対策ツールとなっています。

あなたに合った通信講座を選びアクチュアリー試験合格を目指してください。

徳永浩光

キャリアコンサルタントの国家資格を所有しています。実際に資格取得で役に立った情報をお届けしていきますので、これから資格取得を考えているあなたの手助けができれば幸いです。

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コメント

  1. […] また、当サイト内に掲載されているアクチュアリーの通信講座について紹介している内容も併せて参考にしてください。 […]

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