今回のテーマは「テールランプ」と「車検」の関係性についてです。
カスタムをする人も多いテールランプ。実際にカスタムされたものを使用していると車検に合格できるのか不安になりますよね?
テールランプも、もちろん車検の検査対象になります。
本記事では、「車検に通るテールランプの基準は?」「カスタムしたテールランプはどうなる?」という疑問について徹底的に解説していきます!
車検に通るためのテールランプの基準
結論から言うと以下の基準をクリア出来ていなければ車検に合格出来ない可能性が高いです。
【道路運送車両の保安基準の細目を定める告示】の第37条で定められたに車検に通るための基準は以下の通りになります。
- テールランプの色は赤色
- 夜間に後方300mの距離から点灯が確認できる
- 光源は5W以上(平成18年1月1日以降に製造された車)
- 光度300cd以下である(平成18年1月1日以降に製造された車)
- 照明部分の大きさ15㎝以上、位置は車両の最外側から40㎝以内、高さ地上35㎝以上、150㎝以下
- 損傷していない
発車検に通らないテールランプの特徴とは
純正のテールランプであれば整備不良に気を配れば基本的には問題なく車検に通ります。
ですが設備不良で行動に走ることのできない状態の車は車検に通りません。
よく起こるのが、片方のテールランプの電球が切れている事に気づいていない場合です。
テールランプはヘッドライトと違い、ドライバーから見えないので気が付かずに放置してしまったままなことがあります。
また、テールランプをぶつけたままであったり、割れてしまっているのに放置していたりすることもあるので注意しましょう。
カスタムされたテールランプは車検に通るのか?
実際にカスタムを施している場合は以下の点を確認してください。
クリアテールランプ
純正装備として採用されているクリアテールランプは、基準に基づき赤色に光るものを選びましょう。
あえてくりテールランプにしていなくても、赤色が褪せて薄くなってしまったものも、通らない事があります。
また、後方に反射板がない車は、クリアテールランプを装着すると車検に通らない可能性があります。
スモークテールランプ
純正テールランプにスモークフィルムを貼ること自体は違反ではありませんが、保安基準である夜間に後方300mの距離から点灯が確認できることと、赤色の反射板や赤色に発色していることが確認できなければなりません。
ですので、スモークフィルムの色が黒すぎる場合は不合格になる可能性があるので注意しましょう。
最近主流となっているLEDランプを使用している場合
LEDタイプのテールランプは複数の電球を組み合わせて作られていますが、そのうちの一部の電球が切れていると車検に合格しません。
LEDライトは徐々に光量が少なくなるので、気付かぬうちに光が弱くなり基準を満たさないことがあるのでチェックしておきましょう。
保安基準を満たしていないとどうなるのか
保安基準を満たしていなかった場合、道路運送車両法により交通違反点数が取られ、反則金7,000円課せられます。
テールランプの電球切れや破損など、車の状態には日頃から気にかけておくと良いでしょう。
結論
純正のテールランプで整備不良がなければ問題なく車検に通ります。
また、カスタムしてあるテールランプは保安基準に基づいて合えれば車検に通ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、「車検に通るテールランプの基準は?」「カスタムしたテールランプはどうなる?」という疑問について解説させていただきました。
車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います!
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