- 日本酒の資格を通信講座で取得したい!
- 自分に合った通信講座を見つけるのが難しい……
- 受講料が安い講座でもちゃんと資格は取得できるかしら?
2013年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、国内のみならず海外でも広く知られるようになった日本酒。
多くの蔵元が、消費者ニーズに合わせたさまざまな味わいの日本酒を製造・販売し、国内外で高い人気を集めています。
日本酒は産地や酒蔵・銘柄・製法により味わいや香りが異なり、使用する器や温度など飲み方の違いによっても変化が生まれるため、日本酒の選び方やベストな飲み方を学んでみたいと思われる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、日本酒の起源・歴史から味わいや香りの特徴、料理との相性まで、豊富な知識を学べる日本酒おすすめ通信講座を7つご紹介します。
日本酒に興味のある方、学んでみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
通信講座 | 料金 | 目指せる資格 |
ラーキャリ |
※認定証・検定料込み |
日本酒プロフェッショナル |
formie(フォーミー) |
※初めての方に限りサブスク初回980円 |
日本酒スペシャリスト |
日本酒資格の取得には、ラーキャリの講座がおすすめです。
日本酒の資格を取得できるおすすめ通信講座ランキング
ここからは、日本酒の資格を取得できるおすすめ通信講座を7つご紹介します。
通信講座によって、目指せる資格・料金・教材の種類やサポート体制など特徴はさまざまです。
あなたが取得したい資格や知識に対応した講座はどれか、教材・カリキュラムの充実度、準備できる費用など、条件をよく吟味して講座を選びましょう。
表は左右にスクロールできます。
通信講座 | 料金 | 目指せる資格 | 標準学習期間 |
ラーキャリ |
※認定証・検定料込み |
日本酒プロフェッショナル | 平均1~2ヶ月 |
formie(フォーミー) |
※初めての方に限りサブスク初回980円 |
日本酒スペシャリスト | 1ヶ月 |
産業能率大学 総合研究所 |
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日本酒ナビゲーター | 2ヶ月 |
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) |
※合格時には認定料25,000円・入会金19,000円・年会費15,900円を納める必要がある。 |
唎酒師(きき酒師) | 【通信コース】
【eラーニングコース】
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東京・大阪・名古屋のワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン |
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SAKE DIPLOMA (酒ディプロマ) |
最短2ヶ月 |
菊正宗 |
※スクーリング費用は別途必要 |
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一般社団法人 日本技能開発協会 |
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日本酒プロフェッショナル | 特になし |
1〜2ヶ月で資格が取得できるラーキャリの講座がおすすめです。
ラーキャリの日本酒プロフェッショナル通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
※認定証・検定料込み |
目指せる資格 |
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標準学習期間 |
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カリキュラム | 【Part.1 日本酒の基礎知識】
【Part.2 日本酒の流通】
【Part.3 日本酒の楽しみ方】
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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ラーキャリの特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、ラーキャリの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
ラーキャリの通信講座としての特徴
ラーキャリはこんな方にオススメ!
自宅でカンタン資格取得のオンライン通信資格ポータル「ラーキャリ」は、忙しい社会人が日々の生活でスキルアップに挑戦するのを応援する通信講座です。
そのため、お仕事や家事・子育てをしながらスムーズに資格が取得できるよう、講座の受講申し込みから本試験までをトータルサポートしてくれます。
そんなラーキャリが提供する日本酒プロフェッショナル資格取得講座は、飲食店や小売店などお酒を扱うお仕事をされている方はもちろん「自分に合う日本酒が知りたい」「日本酒のきき酒に興味がある」など、日本酒に少しでも興味・関心がある方におすすめしたい通信講座です。
講座の申し込みから受験までがセットになったパックコースは、煩雑な試験の申し込みが不要な一貫コースで、資格取得を急いでいる方にぴったりです。
また、講座には学習期間の制限が設けられていないため、じっくり自分のペースで学習を進めたい方にも十分なメリットがあります。
教材は紙テキストがメインでeラーニングには対応していないため、紙の教材で勉強したい方向けの講座といえるでしょう。
テキストへ直接書き込みなどをして、自分だけのオリジナル教材を作り上げたい方におすすめです。
本試験は自宅からの受験となり、合格後は2~3週間の間に一般社団法人 日本技能開発協会が発行する、資格認定ディプロマが郵送されます。
ラーキャリを利用した方の口コミ
ラーキャリの通信講座を利用した方の口コミをご紹介します。
講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。
—引用—
お酒全般が好きで、ずっとお酒の仕事に携わることができたらと思い、いまさらですが転職に活用しようと思い取得しました。ラーキャリにはお酒に関係した資格がたくさんあるので興味深く、まず日本酒から申し込みました。日本酒の歴史から、産地も学ぶことができたので転職活動では話せることが増え飲料メーカーでの仕事が決まりました!とても勉強になったので、入社までにワインプロフェッショナルの資格も取得したいと思います!
(大阪府 男性 K.S様 資格取得期間1カ月)
引用:https://lear-caree.com/voice/
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formie(フォーミー)の日本酒スペシャリスト通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
※初めての方に限りサブスク初回980円 |
目指せる資格 |
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標準学習期間 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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→formie(フォーミー)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
formie(フォーミー)の特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、formie(フォーミー)の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
formie(フォーミー)の通信講座としての特徴
formie(フォーミー)はこんな方にオススメ!
「formie(フォーミー)」は、日本酒の基礎知識や料理とのペアリング、その場にベストな銘柄を選べるスキルを有する、日本酒スペシャリストの取得を目指す通信講座です。
日本酒スペシャリストの習得は、日本酒を扱うお仕事をされている方はもちろん、自分がお酒を楽しむための知識として、また友人や上司との会話のツールとして広く役立ちます。
使用する教材はすべてWebで閲覧が可能なため、通勤・通学などの移動時間や家事の合間など、スキマ時間を利用した学習ができるのも、formie(フォーミー)の大きな特徴です。
さらに、資格取得試験までがセットになっており、空き時間を利用した在宅受験が可能なため、まとまった時間の確保が難しい、多忙な社会人や主婦の方に嬉しい学習・受験スタイルといえるでしょう。
また、資格の取得後、独立して自宅で教室を開講する場合やイベントを開催する場合など、日本酒スペシャリストとしての活動に必要なノウハウをまとめた教材のプレゼントといった、ほかにはない合格者への手厚いサポートも充実しています。
加えて、ホームページのテンプレートやオリジナル名刺の作成方法も提供してもらえ、資格を活かした活動を視野に入れている方にもおすすめしたい通信講座です。
日本酒に関する資格の通信講座選びで迷われている方は、formie(フォーミー)の公式サイトでぜひ詳細をチェックしてみてください!
→formie(フォーミー)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
formie(フォーミー)を利用した方の口コミ
formie(フォーミー)の通信講座を利用した方の口コミをご紹介します。
講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。
—引用—
仕事柄取引先の方とお酒などを交える機会が多いのですが、その中で日本酒を飲むことがしばしばあり、私自身の知識としては日本酒が米から作られているぐらいの知識がない中で飲んでいたこともあり、これからの話題提供として多少の日本酒の知識があると便利だなと思い受講しました。日本酒の飲む温度についてなど興味深い知識を手に入れることができましたので、対人スキルの一つとして活用していきたいと思いますし、日本酒を飲むときにも学んだことを意識しながらより楽しみたいと思います。
引用:https://formie.net/landing/43?gclid=Cj0KCQjwg7KJBhDyARIsAHrAXaEE8oFkr0UXBExtlmhqD9QPtVtdkO76pLF4ljrwry5aXa157GNWtZ4aAunkEALw_wcB
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→formie(フォーミー)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
産業能率大学 総合研究所の日本酒ナビゲーター通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
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目指せる資格 |
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標準学習期間 |
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カリキュラム | 【テキスト】
【別冊】 日本酒を簡単に楽しむ秘訣などを酒仙人がわかりやすく伝授します。 |
教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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産業能率大学 総合研究所の特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、産業能率大学 総合研究所の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
産業能率大学 総合研究所の通信講座としての特徴
産業能率大学 総合研究所はこんな方にオススメ!
「産業能率大学 総合研究所」の通信コース「日本酒の基本」は、飲食業や食品関連の流通・卸業、または航空などのサービス業で、日本酒を提供する際に役立つ知識が身につけられる講座です。
コースを修了すると、「日本酒ナビゲーター」の認定登録が無料で行えるため「唎酒師(きき酒師)の資格まではすぐに必要ないけれど、日本酒の知識や楽しみ方を学びたい」方におすすめです。
受講料は業界最安値の9,900円で、教材のほかに2回分の添削問題もついています。
ただし、動画による講義やeラーニングなどの学習支援ツールはないため、紙による教材をメインに学習を進めたい方向けのコースといえるでしょう。
教材には唎酒師(きき酒師)の公式テキストとして採用されている『新訂 日本酒の基』を使用しています。
日本酒に関する基礎知識からセールスプロモーションまでの丁寧な解説はもちろん、オールカラーで写真や図解が多数掲載されており、初学者にもわかりやすい工夫が凝らされた人気テキストです。
はじめて日本酒について学ぶ方が、手始めに選ぶ通信講座としても、うってつけのコースです。
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の唎酒師(きき酒師) 通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
※合格時には認定料25,000円・入会金19,000円・年会費15,900円を納める必要がある。 |
目指せる資格 |
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標準学習期間 | 【通信コース】
【eラーニングコース】
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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→日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)の通信講座としての特徴
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)はこんな方にオススメ!
「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」は、日本酒・焼酎の販売提供のプロフェッショナル資格を認定する機関で、通信講座としては唎酒師(きき酒師)コースを開講しています。
唎酒師(きき酒師)は、日本酒のサービスはもちろん、飲食・小売りサービスに必要な知識やセールスプロモーション能力を有する、いわば日本酒のソムリエで、日本酒を提供販売するお仕事をされている方、目指されている方におすすめしたい資格です。
漢字表記がやや難しいため、「きき酒師」とひらがなで書かれることもあります。
こちらSSIの通信講座では、紙教材と講義動画で学習を進める通信コースと、そこにデジタルテキストやデジタル問題演習がプラスされたeラーニングコースを開講しています。
とりわけ、eラーニングコースは受講申し込みから試験勉強、資格取得まで可能なオンライン完結型の通信講座で、勉強時間の確保が難しい方でも、スキマ時間を利用した効率のいい学習が実現できるよう設計されています。
どちらのコースにおいても付帯された動画講義はマルチデバイス対応で、いつでもどこでも、自分の勉強したいタイミングでの学習が可能です。
また、自宅に送付される教材のなかには、提出課題用の教材酒もあります。
香りや味わい、劣化の度合いなどを的確に判断できるよう、実際に日本酒を口に含み、テイスティング技術をしっかり学習しましょう。
通信コース・eラーニングコースともに、東京または大阪で開催される無料スクーリングへの出席が可能です。
開催日は限られていますが、さらに日本酒への理解を深められるチャンスでもあるため、興味のある方は受講とともにぜひご検討ください。
→日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
アカデミー・デュ・ヴァンのSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
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目指せる資格 |
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標準学習期間 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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アカデミー・デュ・ヴァンの特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、アカデミー・デュ・ヴァンの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
アカデミー・デュ・ヴァンの通信講座としての特徴
アカデミー・デュ・ヴァンはこんな方にオススメ!
パリ発祥の「アカデミー・デュ・ヴァン」は、国内では東京・大阪・名古屋で開校する歴史あるワインスクールです。
2017年にはじまった日本酒と焼酎の知識を問う、SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)資格の取得を目的として、SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)オンラインアカデミーが誕生しました。
アカデミー・デュ・ヴァンの大きな特徴は、全12回の動画講義と出題範囲に即した全3,000問の練習問題をスマホやパソコンを使って、オンラインで視聴・演習できること。
スマホ1つでいつでもどこでも勉強できるため、毎日の空き時間を活用した細切れ学習が可能です。
全部で3,000問と驚異的な練習問題量は、試験本番までにたくさんの出題パターンに出会っておきたい方にぴったりで、Normalモード・Hardモードと難易度別に用意されているため、学習の進捗状況によってモードを切り替えて練習できます。
また、模擬試験は本番試験さながらのCBT方式で構成されているため、本番までに何度も試験を繰り返すことで、実戦力と自信が身につけられます。
時間配分などの試験勘を養えるよう、本試験までの予行演習に活用しましょう。
2次試験対策コースでは、テイスティング動画のほかにも、テイスティング用の日本酒や焼酎・泡盛など計70種類ほどが小瓶で自宅に送付され、香りや味わいの表現方法を通学講座と同じように学べます。
2次試験は1次試験と異なり、より理解度が問われる論述試験が組み込まれているため、考え方や解答のポイントとなるキーワード使いをしっかり学習しておくことが大切です。
アカデミー・デュ・ヴァンを利用した方の口コミ
アカデミー・デュ・ヴァンの通信講座を利用した方の口コミをご紹介します。
講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。
—引用—
お陰様で一次試験を合格することができました。ありがとうございました。 二次試験のオンライン講座もあったら、是非受講したかったです。 論述対策講座だけでもやっていただけたらなぁと思います。
2020年度 アカデミー・デュ・ヴァン 受講生
ワインのソムリエ資格を持っていましたが、かなり難しくオンラインアカデミーが無かったら受からなかったと想います。
2020年度 アカデミー・デュ・ヴァン 受講生
菊正宗の日本酒指導士・日本酒指導師範 通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
※スクーリング費用は別途必要 |
目指せる資格 |
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受講資格 |
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標準学習期間 |
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修了基準 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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菊正宗の特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、菊正宗の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
菊正宗の通信講座としての特徴
菊正宗はこんな方にオススメ!
1659年、江戸時代中期に神戸・御影の地で酒造業を本格的に始動させた「菊正宗」。
この老舗造り酒屋が提供する通信講座が、日本酒通信講座 本科・上級です。
日本酒文化をより多くの方々に知っていただき発展させるべく、菊正宗が1976年以来行っている文化事業活動で、お酒を扱う業界の方はもちろん、一般の日本酒愛好家の方々が、数多く受講しています。
本科は、酒造りを原材料から知り、日本酒の歴史やきき酒、和食との関連、国内市場にいたるまで、体系的な日本酒の知識を楽しく学べる講座です。
5科目・5冊のテキストと2巻のビデオテキストを使用し、5ヶ月にわたって学習します。
上級は、本科による基礎的な学習内容を、より深掘りした専門性の高い講座で、本科を平均90点以上で修了された方のみが受講できるコースです。
修了基準も、期限内に提出された添削問題が、3科目すべて90点以上でなければならず、本科コースに比べると難易度がぐっと上がります。
上級を修了すると、スクーリング受講等の要件を満たすことで「日本酒指導士」、さらに在宅試験で行われる日本酒指導士師範認定試験に合格すれば「日本酒指導師範」の呼称が認定されます。
受講者を対象に希望者が出席できるスクーリングは、A・B・Cと3種類からなり、きき酒の講習のほかに、酒造関連施設の見学や酒造り体験実習など、ほかにはない体験型スクーリングが用意されています。
酒造りの現場を生で体験したい方には、ぜひとも出席したいカリキュラムといえるでしょう。
講座費用も本科30,000円、上級25,000円と比較的低予算で受講できるため、費用を抑えて日本酒を学びたい方におすすめです。
一般社団法人 日本技能開発協会の日本酒プロフェッショナル通信講座の特徴・費用
通信講座名/料金 |
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目指せる資格 |
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標準学習期間 |
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カリキュラム |
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教材/テキスト |
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eラーニング |
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合格率/実績 |
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サポート体制 |
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→一般社団法人日本技能開発協会公式HPで日本酒講座の詳細を見る
一般社団法人 日本技能開発協会の特徴とこの講座がおすすめの方
ここでは、一般社団法人 日本技能開発協会の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。
一般社団法人 日本技能開発協会の通信講座としての特徴
一般社団法人 日本技能開発協会はこんな方にオススメ!
一般社団法人 日本技能開発協会は、誰もがスキルアップし社会活動への可能性を広げられるよう、一定の知識または技能の習得・認定を実施する機関です。
各資格試験における講座受講から本試験の受験、認定証の発行までを一貫して行っています。
日本酒プロフェッショナル資格講座では、日本酒の歴史から、造り方、種類、流通など幅広く学べ、美味しい日本酒の飲み方や酒器の選び方など、実用的な知識の解説も豊富に扱っています。
専用のテキストがあれば十分に試験対策ができるよう設計されているため、とくにeラーニングによる学習支援機能などは用意されていません。
テキストでの学習に加え、問題集や添削課題に取り組んでおくことで、より安心して試験本番に臨めるため、確実に合格をゲットしたい方は活用されるといいでしょう。
また、申し込みから試験日にいたるまで学習期間に制限はなく、自分のペースでじっくり勉強が進められます。
本番の資格認定試験は、筆記試験のみの在宅受験で、試験の実施後に解答用紙を郵送すると、試験結果がメールで届きます。
合格者には認定証(ディプロマ)が発行され、試験結果通知後2~3週間以内で自宅へ郵送されます。
時間をかけずに今すぐ日本酒の資格が欲しい方におすすめの通信講座です。
→一般社団法人日本技能開発協会公式HPで日本酒講座の詳細を見る
失敗しない日本酒の通信講座の選び方
ここからは、日本酒の通信講座を選ぶときに気をつけたい、失敗しない通信講座の選び方について解説します。
紹介する3つのポイントを押さえて、自分に合った通信講座を選択しましょう。
自分が取得したい資格に対応する講座を開講している
端的に日本酒に関する資格といえど、その種類はさまざまです。
たとえば、世間一般に名の知れた「唎酒師(きき酒師)」は、1991年に制定された日本酒を販売・提供するプロフェッショナル資格で、日本酒の味や香りを評価するテイスティング力はもちろん、日本酒を含むあらゆる飲料や食品に関する知識、お客様をもてなす能力などが幅広く問われます。
その一方、「日本酒ナビゲーター」や「日本酒スペシャリスト」「日本酒プロフェッショナル」などは日本酒を楽しむ消費者向けの認定資格で、日本酒の魅力を広く知ってもらうことを目的として実施されています。
これらは唎酒師(きき酒師)と比べると、裾野が広げられた、よりカジュアルな資格といえるでしょう。
また、SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)は、ワインに関するスペシャリスト、ソムリエ試験を運営するJ.S.A.(一般社団法人 日本ソムリエ協会)が試験を実施・認定する資格です。
2017年にスタートしたばかりと歴史が浅い資格ですが、唎酒師(きき酒師)同様、専門性の高い本格的な資格試験といえます。
ワインについて一度でも学んだことのある方は、学問としての親和性が高くおすすめの資格です。
このように、ひとくちに日本酒に関する資格といっても、日本酒を扱うプロをターゲットにした資格なのか、日本酒を楽しみたいエンドユーザー向けの資格なのか、よく確かめて資格選びをする必要があります。
受験する側が日本酒についてどの程度まで学びたいのか、学んだ知識をどのような場面で活かしたいのかを考慮し、取得すべき資格に対応したコースが開講されている通信講座を選びましょう。
自分に合った勉強スタイル・勉強方法であるかどうか
最大限の力を発揮できる勉強スタイル・勉強方法は、人によって異なります。
そして、勉強は一朝一夕ではなかなか結果を出すことは難しいため、ある程度の期間、継続しやすい勉強スタイル・勉強方法であることが望まれます。
通信講座は、さまざまなスタイルのカリキュラムや学習支援ツールを講座ごとに提供しており、近年はオンラインを利用した講義動画やテキストの配信が主流になってきました。
このWebを使った学習サポートは、まとまった時間を確保しにくい方が、空き時間を利用してスキマ学習をするのにぴったりで、毎日の生活のなかに組み込みやすいといった利点があります。
資格試験の勉強は、なにより続けることが重要となるため、いつでもどこでも手軽に講義の受講や復習ができるオンライン機能を併せ持った通信講座は、コンスタントな学習の一助となり得るでしょう。
とはいえ他方では、Webによる講義動画や学習サポートが必要なくとも十分学びを深められる方もいらっしゃいますし、デジタルテキストより紙テキストのほうが、書き込みやマーカーで重要箇所を整理できていい、という方もいらっしゃいます。
そのため、自分に合った勉強スタイル・勉強方法で学習できるか、といった視点で講座選びをすることが非常に重要です。
自分に必要なサービスや機能は何かを考慮し、試験勉強に取り組みやすく続けやすい勉強スタイル・勉強方法にマッチした通信講座を選びましょう。
教材はわかりやすいものであるかどうか
日本酒に関する資格試験では、日本酒の歴史・文化、製造方法、産地ごとの銘柄、料理との相性、マナーなど、多種多様な知識が問われます。
さらに、唎酒師(きき酒師)やSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)など日本酒を提供するプロを目指す資格試験では、日本酒の香りや味わいを判断し、その特徴を誰もが理解できる言葉で表現する能力も必要です。
豊富な知識を習得し、複雑な香味の評価を行うためには、わかりやすい教材を用いた勉強が不可欠です。
講座によって、ホームページ上でテキストを閲覧できるため「日本酒について学んでみたいな」と思われた方は、自分が苦なく勉強を続けられそうなテキストかどうか、テキストとの相性を確認してみるといいでしょう。
日本酒に関する資格を取得できる安いおすすめ通信講座とキャンペーン
ここでは、日本酒に関する資格を取得できる通信講座を受講料の安い順に上位3つ、ランキング形式でご紹介します。
お得なキャンペーンを実施している講座もあるため、気になる方はこの機会にぜひ受講を検討してみてください。
日本酒に関する資格を取得できる安いおすすめ通信講座
通信講座 | 料金 | 目指せる資格 | キャンペーン |
産業能率大学 総合研究所 |
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日本酒ナビゲーター | 特になし |
菊正宗 |
※スクーリング費用は別途必要 |
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特になし |
formie(フォーミー) |
※初めての方に限りサブスク初回980円 |
日本酒スペシャリスト | 資格取り放題プラン(通常3,980円/月)が、初回登録に限りはじめの2週間、980円で全講座から受講可能! |
産業能率大学 総合研究所が実施する「日本酒の基本」通信コースは、9,900円と1万円を切る業界屈指の低価格受講料を実現した通信講座です。
コースを修了すると、無料で「日本酒ナビゲーター」の認定登録ができるため、カジュアルに日本酒を学んでみたい方にぴったりの講座です。
教材は、テキストと別冊が1冊ずつに、学習のすすめ方教本と2回分の添削課題と、シンプルかつコンパクトな構成で、コース修了に必要十分な教材量に絞っているのも、受講料の安さを適えたひとつの要因といえるでしょう。
formie(フォーミー)は、月々3,980円で全講座から毎月1講座分、どれでも受験できる資格取り放題プランを実施中で、初回登録2週間は980円で利用できます。
この資格取り放題プランには定期縛りなどはなく、いつでも解約可能なため、通常34,100円かかる日本酒スペシャリスト講座の受講を検討中の方は、ぜひ月額プランで申し込んでみましょう。
実質87%OFF相当と、お得に受講可能ですよ。
日本酒に関する資格を取得できるキャンペーンありのお得な通信講座
以下、お得なキャンペーン中の通信講座をご紹介します。
通信講座 | 通常料金→キャンペーン価格 | 目指せる資格 | キャンペーン |
ラーキャリ |
※認定証・検定料込み |
日本酒プロフェッショナル |
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日本酒を学べるスクール
ここでは、日本酒について学べるスクールについてご紹介します。
直接講師の解説を聞けるため、通信講座だけでは理解しにくい方でも学習を進めやすいといったメリットがあります。
通信講座 | 料金 | 目指せる資格 | 受講期間 | アクセス |
大越智華子のSake-Salon | 12,500円(講習料・専用テキスト代・教材酒・マリアージュ教材ほか)
※日本酒ナビゲーター認定登録料:2,500円別途必要 |
日本酒ナビゲーター | 4時間30分(1回完結) | 東京会場:東京都新宿区信濃町2-3 御酒塾Miki-Juku |
インフィニット・酒スクール | 日本酒初級コース:66,000円/12回 日本酒中級コース:66,000円/12回 日本酒上級コース:71,500円/12回 日本酒プロコース:77,000円/12回 日本酒分析テイスティングコース:77,000円/12回 |
唎酒師(きき酒師) | 2時間30分×12回 | 東京都中央区日本橋横山町3-4 プライムアーバン日本橋横山町303 |
ワインスクール レコール・デュ・ヴァン | 5,500円(入学金) 82,500円(受講料) |
SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ) | 2時間30分×12回 | 渋谷校:東京都渋谷区渋谷3-26-16 第5叶ビル4F
新宿区:東京都新宿区新宿3-3-2 新宿地下鉄会館6F |
大越智華子のSake-Salonの特徴
「大越智華子のSake-Salon」は、独自のカリキュラムとテキストを用いて、楽しくわかりやすくお酒の基礎知識を学べるスクールです。
日本酒をはじめ、焼酎・ワイン・ビア・スピリッツ・チーズなど世界のお酒と、お酒と相性のいいチーズについての理解が深められるコースが用意されており、それぞれ受講を修了するとナビゲーターの認定証書が授与されます。
全国トップクラスの受講回数と受講人数を誇る日本酒ナビゲーター認定講座は、これまでに約2,400名以上の方がコースを受講し、日本酒ナビゲーターとして認定されています。
6種類の日本酒のテイスティングとお酒に精通した講師オリジナルのテキストを使用した集中講座は、4時間30分と1回完結型講座で、ぎゅっと凝縮された講義を受けたい方におすすめです。
インフィニット・酒スクールの特徴
「インフィニット・酒スクール」は酒類の専門知識を提供するお酒のスクールです。
日本酒・ワイン・チーズを中心に講座を開講し、醸造理論をベースとした科学的視点を重視したカリキュラムでコースを提供しています。
唎酒師(きき酒師)の資格を取得したい方向けの日本酒コースは、1コマ2時間30分、計12回ほど受講できる講座です。
テキストを用いた座学と、4~6種類の日本酒テイスティングレッスンで、唎酒師(きき酒師)認定試験に必要な知識とスキルを身につけます。
基本的に、資格取得までをマンツーマンでサポートしてくれるコースのため、自分に合わせたオーダーメイドの学習が可能で、じっくり理解を深められます。
受講希望日を双方で打ち合わせて決定できるのも、マンツーマン指導のメリットです。
ワインスクール レコール・デュ・ヴァンの特徴
創立16年を迎えた「ワインスクール レコール・デュ・ヴァン」は、SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)資格の取得を目指す方向けのスクールです。
日本酒・ワイン・チーズの資格取得講座を中心に、趣味として楽しむ講座も展開しています。
レコール・デュ・ヴァンの多彩な講義は、各業界の第一線で活躍する人気講師陣によるもので、お酒と一緒に他ジャンルのさまざまな知識が学べるといった魅力があります。
テレビやネットで見たことがある、あんな方やこんな方が講師として名を連ねており、お酒と専門分野についての豊富な経験談が聴講できるレッスンは、一見の価値ありです。
SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)クラスは、1回2時間30分の講義を全12回受講することで試験対策ができるよう、カリキュラムが組まれています。
テイスティングレッスンには1時間を費やし、毎回8種類の日本酒を試飲して香りや味わい・外観の特徴をとらえ、的確な表現ができるよう練習します。
仕事を持つ方でも無理なく通えるよう、講義の振替は手数料無料で対応してくれるため、忙しい方でも安心して受講できます。
欠席した講義のビデオ補講サービスもあり、録画された講義の内容をそのまま受講するのも可能です。
日本酒検定と唎酒師の違い
日本酒に関する資格で有名な「唎酒師(きき酒師)」と「日本酒検定」ですが、両者ともに日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が主催する試験です。
唎酒師(きき酒師)は日本酒の提供販売者向け資格であるのに対し、日本酒検定は消費者に日本酒をもっと楽しんでもらおうという趣旨で実施されています。
つまり、唎酒師(きき酒師)は日本酒を提供するお仕事をされているプロの方向けの資格、日本酒検定は一般の日本酒愛好家さん向けの資格といえます。
唎酒師(きき酒師)の認定試験ではテイスティング試験が実施され、日本酒の香りや味わい、香味の説明、劣化した日本酒の識別など、五感を使った能力が問われますが、日本酒検定ではテイスティング試験はありません。
また、日本酒検定は1級から5級までの検定級が設けられており、気軽に受験できる5級から、超難関の1級まで難易度の幅が広いことも特徴です。
唎酒師(きき酒師)では資格を維持するための費用がかかる一方、日本酒検定では年会費などが発生しないため、気軽に持ちたい日本酒資格として選ぶなら、日本酒検定がおすすめです。
POINT!
- 【唎酒師(きき酒師)】⇒日本酒を扱うプロ向け資格
テイスティング試験あり
資格の保有に年会費を支払う必要がある - 【日本酒検定】⇒日本酒愛好家向け資格
テイスティング試験なし
1~5級まである(1級は超難関)
年会費など維持費がかからず保有できる
日本酒に関する資格の種類
日本酒に関する資格の種類は多種多様です。
個人で日本酒を楽しむためのカジュアルな資格から、造り手のプロとして認定される「酒造技能士」のような国家資格まで、実に多くの資格が存在します。
そこでここでは、日本酒を学んでみたいなと思った方が、通信講座を利用して取得しやすい資格にスポットを当ててご紹介します。
実生活で美味しく日本酒を楽しみたい方から、もう少し本格的に学んでみたい方、お酒を扱うお仕事へジョブチェンジしたい方まで、ご覧いただける内容です。
唎酒師の試験内容や合格率・受験資格
試験日 |
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主催団体 |
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合格ライン |
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合格率 |
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試験内容 |
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試験時間 |
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試験方法 |
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受験資格 |
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受験申込方法 |
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検定料 |
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唎酒師(きき酒師)は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が認定する日本酒の提供販売者向け資格です。
試験では、消費者に日本酒を楽しんでもらうための知識やサービスを提供する能力が問われます。
試験日は、毎月2日間、下旬の平日と土曜日または日曜日に設けられており、いずれか1日を選択して受験します。
SSIの設定する講座を受講しなければ受験資格が得られず、また講座の受講申込日から一定期間内で受験する必要があるため、各講座の受験日程をよく確認して申し込みましょう。
希望者はオンラインによる在宅での受験も可能です。
試験は第1次~第4次試験まであり、選択式・記述式を含む筆記試験とテイスティングを伴う筆記試験で構成されています。
第3次試験ではテイスティング能力が問われるため、教材酒を用いた練習と公式テキスト『日本酒の基』『テイスティングノート』でよく復習しておきましょう。
試験の合格ラインは、第1次~第4次試験までそれぞれ70%以上です。
そのため、第1次~第4次まで、どの試験でも8~9割得点できるように勉強しておくと安心でしょう。
合格率は80%前後と高めの水準であるため、基本を押さえて臨めば十分合格可能な試験です。
→日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)公式HPで日本酒講座の詳細を見る
日本酒検定の試験内容や合格率・受験資格
試験日 |
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主催団体 |
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合格ライン |
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試験内容 |
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試験時間 |
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試験方法 |
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受験資格 |
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受験申込方法 |
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検定料 |
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日本酒の魅力を広く知っていただき、多くの方に日本酒を楽しんでいただくことを目的に実施されている日本酒検定は、超難関の1級から自宅で簡単にネット受験できる5級までの検定級で実施されています。
3~5級の試験は20歳以上であればどなたでも受験可能ですが、2級は3級合格者または唎酒師(きき酒師)の方、準1級は2級合格者または日本酒学講師もしくは酒匠の方、1級は準1級合格者、と受験資格が設けられています。
また、会場受験を実施する1~3級までの試験日は毎年1回、9月の中旬に予定されていますが、3級のCBT試験は任意の日程で受験でき、4級・5級のネット受験では1度の申し込みで3回まで受験可能です。
試験は、公式テキストから出題され、テイスティング試験はありません。
試験方法も択一式で、会場受験ではマークシートに記入して解答します。
日本酒の勉強がはじめての方は、自宅からネットで受験できる4級・5級から挑戦してみるといいでしょう。
結果は試験の終了後に即時判定されるため、気軽に受験が可能です。
3~5級の合格ラインは70%以上を基準としており、8割ほどを確実にとれる勉強を積んでおけばおおむね合格できるでしょう。
公式サイトでは、1~3級までの過去問(前年検定問題)がダウンロードできるため、事前に過去問で問題演習しておくのが望ましいですね。
SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)の試験内容や合格率・受験資格
試験日 |
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主催団体 |
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合格ライン |
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合格率 |
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試験内容 |
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試験時間 |
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試験方法 |
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受験資格 |
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受験申込方法 |
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検定料 |
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一般社団法人 日本ソムリエ協会が主催するSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)認定試験は、第一次試験と第二次試験の二部構成からなる試験です。
第一次試験は試験会場を選んでコンピューターを使用して解答するCBT試験で、第二次試験は論述試験とテイスティング試験です。
第一次試験は60分、第二次試験は論述試験が20分、テイスティングが30分と時間に限りがあるため、時間配分を考えてペースよく解答していく必要があります。
とくに論述試験は、日本ソムリエ協会らしい出題で、設問にふさわしいキーワードを洗い出し、効率よく文章を構成しなければなりません。
採点ポイントを稼ぎ、日本酒や素材の魅力を大いに表現した文章が作成できるよう、練習を重ねておきましょう。
合格ラインは非公表、合格率は40%前後で推移しています。
公式テキストをしっかり読みこみ、論述・テイスティング対策も万全な状態にして臨みましょう。
資格ごとの年会費・維持費の違い
試験合格後、日本酒に関する資格を維持していくために必要な年会費・維持費を、資格ごとにご紹介します。
資格を保持するために毎年かかる費用を知ったうえで、自分が受験する資格を選択しましょう。
資格 | 合格後の諸費用 |
唎酒師(きき酒師) |
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日本酒検定 |
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SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ) |
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日本酒ナビゲーター |
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日本酒スペシャリスト |
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日本酒プロフェッショナル |
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唎酒師(きき酒師)は認定試験合格後、資格の「認定料」、NPO法人FBOへの「入会金」と「年会費」締めて59,900円を支払う必要があります。
2年目以降は「年会費」を継続して納めることになるため、維持費をかけずに資格を保有したい方には、少々ハードルが高い資格といえるかもしれません。
また、同じく入会金や年会費が必要なSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)ですが、入会年の4月1日時点で資格取得者の年齢が満27歳以下の場合、入会金と初年度年会費を免除するという緩和措置が設けられています。
その他の資格では年会費などの維持費はとくに設けられておらず、ためしに日本酒の勉強をしてみたい方、気軽に受験して資格を取得したい方におすすめです。
唎酒師(きき酒師)やSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)は、プロとして日本酒を扱う方がその資格を活用してお仕事をするのに、十分採算がとれることをベースとする側面があるため、趣味で日本酒を楽しみたい方は、まず年間維持費のかからない資格から目指されるといいでしょう。
日本酒に関する資格には独学でも合格できる?
日本酒に関する資格試験の勉強を独学で行うことは可能です。
しかし、日本酒に関する予備知識がなかったり、上級資格になったりするほど勉強の難易度も上がるため、通信講座を利用したほうが近道であることは間違いありません。
ここでは、独学よりも通信講座を推奨する理由を3つ解説します。
テイスティングや論述対策ノウハウが学べる
唎酒師(きき酒師)やSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)認定試験は、選択式の筆記試験以外にもテイスティングを伴う記述式試験があります。
テイスティング試験では、目の前のお酒がどんな日本酒なのか香りや味わいを分析し、その特徴をわかりやすい言葉で表現しなければなりません。
日本酒の香味をきちんと評価・判断できる能力が不可欠となります。
市販の参考書だけを使用した独学では、実際に嗅覚や味覚を通じた、香りや味わいの分析スキルを習得することは、なかなか難しいでしょう。
さらに、独学にはない通信講座の強みとして、講師のもつ受験ノウハウを学べるという点もあげられます。
通信講座では、テイスティングで得た情報を精査し、その日本酒を言い当てるのに最もふさわしい表現方法、ワード選択ができる能力を、講師から直接学ぶことができます。
これは、テイスティングを実施する試験において、合格に必須のスキルであるため、独学よりも通信講座を利用して勉強することの大きなメリットといえるでしょう。
テイスティングを伴う試験において受験を検討している場合は、独学よりも通信講座の受講がおすすめです。
資格試験に精通したプロの手によって製作された教材・カリキュラム
日本酒に関する資格試験では、資格試験を主催している団体による公式テキストを元に出題構成されますが、通信講座によってはオリジナルテキストやオリジナル問題集など、受験者がわかりやすい工夫を凝らした教材やカリキュラムを提供しています。
通信講座では、試験を知り尽くしたプロによる独自のテキストや講義動画などを用いて勉強できるため、市販テキスト頼みの独学よりも、ずっと効率がいいのはいうまでもありません。
カリキュラムに沿って学習を進めることで合格までスムーズに導いてもらえるため、学習方法をあれこれと自分で思案することなく、楽に・安心して勉強に取り組めます。
質問制度や添削制度を利用できる
多くの通信講座では、質問制度や添削制度を設けています。
わからない論点が出てきてつまづいてしまったとき、自分の弱点を客観的に評価したいときなど、学習で他者の助けを必要とするとき、質問やアドバイスを請える存在がいることは、大きなメリットです。
一方、独学の場合、疑問点や弱点を解消するには自力で調べるか、自分で軌道修正を図るしかなく、すべてをひとりでこなす必要があります。
質問制度や添削制度などのサポート体制が付帯されているのは、独学に勝るとも劣らない大きな強みといえるでしょう。
日本酒のほかにお酒を扱う資格
日本酒のほかにもお酒に関する資格は多数あります。
お酒全般に興味がある方は、ほかの資格についてもぜひご覧ください。
資格 | 受験資格 | 合格率 | 主催団体 |
ソムリエ |
以上いずれかの職務を通算3年以上経験し、基準日8月末時点においても従事し、月90時間以上勤務している方 |
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ワインエキスパート |
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ビアテイスター |
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ウイスキー検定2・3級 |
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焼酎検定 |
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「ソムリエ」は、いわずと知れたワイン資格の王道です。
飲食業など、ワインを扱うお仕事をしている方に門戸が開かれている試験で、合格率も2~3割と難易度の高い資格です。
一方「ワインエキスパート」は、受験資格がなく一般の方でも目指せる資格試験です。
ソムリエより平易な試験といえど難易度は高く、筆記試験だけでなくテイスティング試験もあり、しっかりトレーニングを積んでおかないと合格できません。
ワインが好きでなにか資格が欲しいと思っている方は、チャレンジするにふさわしい資格といえます。
ビール愛好家さんにおすすめの「ビアテイスター」は、1日で講習と認定試験まで完了するクラフトビールの資格です。
40種類におよぶビールを試飲しながら、主要なビアスタイルの特徴を学習でき、ビールが好きな方なら丸1日楽しめる講習・試験でしょう。
毎年2月と9月に実施される「ウイスキー検定」の2・3級は、成人している方ならどなたでも受験できる資格試験です。
受験者層は、意外にもウイスキーを扱うプロではなく会社員が多数を占め、趣味やコミュニケーションツールの一環として学ぶ方が多いようです。
「焼酎検定」は、日本酒検定の焼酎版試験で、1~3級までの検定級が設けられています。
テイスティング試験はなく筆記試験のみで実施され、すべての級で会場試験が予定されています。
合格率は公表されていませんが、1級・準1級になると日本酒検定同様、難関資格になると予想されるため、公式テキストでしっかり復習して試験に挑みましょう。
日本酒資格に関する通信講座ランキング:まとめ
表は左右にスクロールできます。
通信講座 | 料金 | 目指せる資格 | 標準学習期間 |
ラーキャリ |
※認定証・検定料込み |
日本酒プロフェッショナル | 平均1~2ヶ月 |
formie(フォーミー) |
※初めての方に限りサブスク初回980円 |
日本酒スペシャリスト | 1ヶ月 |
産業能率大学 総合研究所 |
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日本酒ナビゲーター | 2ヶ月 |
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) |
※合格時には認定料25,000円・入会金19,000円・年会費15,900円を納める必要がある。 |
唎酒師(きき酒師) | 【通信コース】
【eラーニングコース】
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東京・大阪・名古屋のワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン |
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SAKE DIPLOMA (酒ディプロマ) |
最短2ヶ月 |
菊正宗 |
※スクーリング費用は別途必要 |
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一般社団法人 日本技能開発協会 |
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日本酒プロフェッショナル | 特になし |
日本酒に関する資格は世の中にたくさんありますが、資格の取得スタイルも資格の保有にかかる費用もさまざまです。
あなたの取得したい資格が決まったら、ぜひ通信講座による受講を検討してみましょう。
通信講座による学習は、あなたの生活スタイルを大きく変えることなく、効率的に合格を目指せる、非常に継続しやすい勉強方法です。
この記事で、日本酒に関する資格におすすめの通信講座7つを比較・検討し、あなたに合った日本酒学習スタイルをぜひ見つけてください!