「アガルート弁理士試験講座の評判が知りたい」
「アガルート弁理士試験講座は、他社の通信講座とどんな違いがあるんだろう?」
アガルートの弁理士試験講座は、開設からあまり年月は経っていないものの、効率的なカリキュラムや高い合格率などに定評がある講座です。
この記事ではネットやSNSに載せられているアガルート弁理士試験講座の評判や口コミや他社との比較を紹介します。
アガルート弁理士試験講座が気になっている方だけでなく、他社の講座と迷っているという方にも参考になる内容なので、ぜひ最後までご一読ください。
項目 | 内容 |
受講方法 | 通信講座 |
カリキュラム
受講料(税込) |
2025年合格目標
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標
|
特徴 |
|
合格率 |
|
割引制度 |
|
合格特典 | 受講料全額返金+お祝い金3万円※総合カリキュラム受講者対象 |
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ |
アガルート弁理士試験講座の概要
アガルート弁理士試験講座の概要は、以下の表の通りです。
項目 | 内容 |
受講方法 | 通信講座 |
カリキュラム
受講料(税込) |
2025年合格目標
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標
|
単科講座
受講料(税込) |
|
特徴 |
|
サポート体制 |
|
合格率 |
|
割引制度 |
|
合格特典 | 受講料全額返金+お祝い金3万円※総合カリキュラム受講者対象 |
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ |
(参考:アガルート公式HP)
アガルートの弁理士試験講座は、初学者でも費用を抑えながら短期間で資格取得を目指せる講座です。
アガルート弁理士試験講座のカリキュラム・講座は、最短時間での試験合格を目指せるように作られています。
アガルート公式HPには、講座体系の特徴として次のように書かれています。
一般的に予備校では、講義や演習を問わず、あらゆる種類の講座を詰め合わせした、パッケージ商品を販売しています。このパッケージ商品を購入すると、人は買ったことで満足してしまいます。また、そのようなパッケージ商品をお得に感じるでしょう。しかし、それらを全て消化するのには、時間が足りません。また、重複して同じ内容を学習しなければならないこともあり、時間の無駄になることもあります。そこで、アガルートアカデミーは、最小限の講義で合格に必要な力を身に着けるために、講座体系を再整理しています。
(引用元:アガルート公式HP)
従来の通信講座の中には、試験範囲内のあらゆる知識を詰め込むことに価値を置いているものも多くありました。
しかし働きながら取得を目指す方も多い弁理士試験において、これでは時間的なハードルが高すぎる上、科目によっては何度も重複して学ぶ箇所もあり非効率です。
アガルート弁理士試験講座では、合格に必要な知識だけを厳選し講座内容を精査しているので、短時間で資格取得が目指せます。
アガルート弁理士試験講座の効率の良さは、累計34.4%という合格率にも表れています。
アガルート公式HP内で確認できる合格率34.4%(累計)という数値は、2023年度合格率の全国平均6.1%の約5.6倍の高さです。(2024年10月時点)
また、直近の3年間で受講者数が4.51倍に増加していることからも、信頼度や注目度の高さが伺い知れます。
充実の割引制度や豪華な合格特典も、アガルート弁理士試験講座の魅力の一つです。
弁理士は難関資格といわれており、試験合格まで複数年かかることも多いのが特徴です。
しかし、アガルートには再受講割引制度や再受験割引制度が用意されているので、万が一合格に到達できなかった場合は、割安の料金で再度受講できます。
その他にも、他校乗り換え割引や家族割引など多彩な制度が設けられており、通常料金より最大で20%費用を抑えて利用できるのも嬉しいところです。
さらに総合カリキュラムの受講者が受講期間内に合格すると、受講料全額返金とお祝い金3万円がもらえる豪華な合格特典が利用できます。
最短で合格できれば結果的に3万円のプラス収支になるというのは、アガルートならではの大きな魅力といえるでしょう。
アガルート弁理士試験講座の特徴について
アガルート弁理士試験講座の主な特徴は、以下の4点です。
|
アガルート弁理士試験講座で配信される講義動画は、オンライン視聴のためだけに作成されています。
各講座内容は担当講師や専門スタッフが過去の傾向を徹底分析した上で構成されており、受講すれば合格に的を絞った効率的な学習ができるでしょう。
また、アガルートでは受講目的を資格取得に絞り講義をオンラインに限定することで、運営コストを抑えています。
大手予備校などの講座には初学者向けの講座が50万円以上するものもありますが、アガルート弁理士対策試験講座では20万円程度で受講可能です。
さらに、講義や教材づくりを担当するのが「分かりやすい」「優秀」と評判の講師陣である点も人気の秘密といえます。
講義はオンラインで聴講したい方や、費用や時間を抑えて合格を目指したい方にとっては、アガルート弁理士試験講座は特に利用しやすいでしょう。
オンラインならではの効率的な受講環境
アガルート弁理士試験講座を開講しているアガルート・アカデミーは、オンラインに特化した資格の予備校です。
そのためアガルート弁理士試験講座には、オンラインならではの強みを活かしたさまざまな工夫が施されています。
アガルートの弁理士試験講座は、もともとオンラインに特化して構成されています。
動画講義も配信専用に作成されており、ネットを通じて聴講しやすいのが特徴です。
通学、通信どちらにも対応した講座の多くは、リアルタイムに行われている講義をそのまま配信しています。
そのため、カメラと講師の位置関係によっては聞き取りづらいことや板書がみえづらいことなどもあるのがネックです。
しかし、アガルートの動画講義はオンラインで受講する方に向けて作られています。
ライブ配信にありがちな「今、何て言ったんだろう?」「板書の細かい部分がみえなかった」ということがないので、何度も講義を見直す必要はありません。
アガルート弁理士試験講座には、オンラインだからこそ実現できる多くの便利な機能があります。
オンライン講義は、公式HP内のマイページから受講できます。
ネット環境さえあればいつでも利用できるので、移動時間や休憩時間を使って効率よく聴講できるでしょう。
また、音声データのみであればダウンロードも可能です。
あらかじめ準備しておけばオフラインでも繰り返し聞き直せるので、地下や高地などネット環境が悪い場所に行く際の隙間時間も有効活用できます。
その他にも8段階の速さが選べる「倍速機能」や、後で見直したいところをチェックしておける「しおり機能」など、通学講座にはない便利機能も魅力的です。
過去問の徹底分析から構成したカリキュラム
アガルート弁理士試験講座のカリキュラム内容は、講師陣と教材制作の専門スタッフによる過去問の徹底分析をもとに厳選されています。
弁理士資格の試験範囲は非常に幅広いため、全ての内容を網羅的に学ぶとなると膨大な学習時間が必要です。
アガルート公式HP内の記述をみても、試験合格には非常に多くの時間が必要なのが分かります。
弁理士試験の合格に必要な勉強時間は、3,000時間だといわれています。3,000時間というと、1日3時間勉強して1,000日、1日10時間勉強して300日かかる計算となります。
(引用元:アガルート公式HP)
弁理士試験合格に必要な時間は3,000時間なので、1日3時間ずつ勉強したとしても資格取得までに最低で2年半は必要です。
仕事や家事などと両立しながら短期間で資格取得を目指す方にとって、十分な勉強時間の確保は特に大きな課題の一つでしょう。
アガルート弁理士試験講座では、実績のある講師陣や専門スタッフが合格に必要な知識を再整理し、無駄や学習範囲の被りを徹底的に排除しています。
そのため講義時間は約220時間と短時間ですが、合格に必要な力を十分に養えるのが特徴です。
低価格な受講料で合格のために必要十分な内容
アガルート弁理士試験講座は、費用を抑え最短で合格することに照準を当てて作成されています。
特に大手予備校のLECやTACの同じような講座と比べると、半額以下程度の安さなのが分かります。
スクール名 | 講座名 | 料金(税込) |
アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 |
LEC | 2025年合格目標 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 | 505,000円 |
TAC | 2025年合格目標 8ヵ月本科生 Web通信講座 | 385,000円 ※キャンペーン価格:330,000円【10月31日まで】 |
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
アガルートでは講義方法をオンラインに絞ることで、教室の維持費や各クラスに配置する教員の人件費などを大幅に削減しています。
一方で、テキストや講義内容など教育に直接関係する部分には十分にコストをかけているのも特徴です。
そのため、安価な料金設定ながら質の高い講義内容を実現できています。
人気の講師
アガルート弁理士試験講座は、講師陣の人気が高いのも特徴といえます。
講座を担当する講師は、以下の3名です。
|
講師数は少なめですが、3名とも経歴、実績とも申し分ありません。
丸野講師、渥美講師は司法試験に合格されている法律のプロです。
実務にも携わっていたり司法試験対策講座の講師も務めていたりする経験から、法的知識の暗記だけでなく体系的な理解が深まる講義が受けられると評判です。
一方、石井講師は事務所にも所属している現役の弁理士でもあります。
実際の弁理士としての経験に基づき、効率的に実践的な力を養う講義が受けられるでしょう。
丸野講師は、弁理士以外に司法書士の資格も所有しており、アガルート司法試験対策講座も担当している方です。
アガルート弁理士試験講座の講師陣の中でも特に人気が高く、SNSなどでも高評価の声が多くみられました。
単に正答するためではなく、法的知識を使った思考力が身につくような講義が受けられるので、資格取得後に実務の中でも役立つ部分は大きいでしょう。
石井講師はアガルートで教鞭をとるかたわら、特許事務所のパートナー弁理士としても活躍している方です。
自身の経験を活かして作成されたオリジナル教材では、効率の良い勉強法を教えてもらえるので、仕事や家庭の事情などで思うように学習時間がとれないという方には心強いでしょう。
新司法試験にも合格されている渥美講師は、主に民法の論文対策を担当しています。
実は、4回目の受験で資格取得に成功した経験のある渥美講師は、合格に必要なものと不要なものの見極めを重視しておられます。
基礎知識をインプットする段階から論文作成を意識した講義を受けられるので、受講すればよりシンプルな思考で答案を組む力が身につくでしょう。
アガルート弁理士試験講座のテキストの特徴
アガルート弁理士試験講座で使用するテキストの特徴を、単科講座ごとにまとめました。
講座名 | 担当講師 | テキスト冊数 | テキストの特徴 |
総合講義100 | 丸野講師 | 3冊 |
|
短答知識完成講座 | 丸野講師、石井講師 | 2冊 |
|
短答過去問解説講座 | 石井講師 | 6冊 |
|
論文の「書き方」講座 | 丸野講師 | 3冊 |
|
論文過去問解説講座 | 丸野講師 | 3冊 |
|
選択科目 民法対策講座 | 渥美講師 | 4冊 |
|
(参考:アガルート公式HP)
アガルート弁理士試験講座で使用するのは、全て担当講師によるオリジナルテキストです。
総合講義100で使用するテキストは、フルカラーで図表を多く使うなど、初めて弁理士資格に挑戦する方でも分かりやすいように作られています。
短答式試験の過去問集では過去10年分、論文式試験の過去問集では平成20年度以降出題の全ての問題と解答例が確認できます。
全くの初学者でもカリキュラムを受講すれば合格に必要なレベルに至れるように、テキスト内容や問題の難易度なども細かく吟味してあるのも嬉しいところです。
また各テキストは最新の法改正にも対応しており、わざわざ自分で調ベる必要はありません。
アガルート弁理士試験講座のテキストは、これから弁理士資格の勉強を始める方や「なるべく時間をかけずに資格取得したい」という方でも安心して取り組める内容といえるでしょう。
総合講義100
「総合講義100」で使用する3冊のテキストは、講座を担当する丸野講師が過去の短答式試験や論文式試験の出題傾向を分析して作成しています。
アガルート公式HPにも、以下のように書かれています。
本講座のテキストは、丸野講師が弁理士試験の論文式試験過去問、短答式試験過去問を徹底的に分析し、膨大な知識の中から、試験に出題されるものに限定し、テキストを書き下ろしました。
(引用元:アガルート公式HP)
総合講義100はアガルート弁理士試験講座のカリキュラムでは最初に学ぶ講座です。
テキストには入門レベルから試験合格レベルまでの知識がコンパクトにまとめられており、知的財産法の大枠を捉えるのに非常に役立ちます。
また、講座内で知識の定着を図るため3冊のテキストを2回繰り返して学ぶというユニークな学習方法を取り入れているのも特徴です。
テキストは全ページフルカラーで構成されています。
図表やイラストなども多く取り入れられているため、初学者でも専門的な知識や複雑な判例を視覚的に理解しやすいでしょう。
短答知識完成講座
短答知識完成講座で使用するのは、丸野講師、石井講師作成の2冊のテキストです。
アガルート公式HPには、講座やテキストの特徴として以下のように書かれています。
本講座では、過去の短答式試験に出題された知識はもちろんのこと、今後出題される可能性が高い知識についても短時間の中で十分に説明を加えていきます。本講座は短答式試験で9割以上の得点を叩き出すことができるよう、扱う知識の質・量共に、網羅性にも最新の注意を払っています。
(引用元:アガルート公式HP)
テキストには過去の頻出箇所だけでなく、両講師が「今後出題されそうだ」と判断した箇所もあわせて掲載されています。
また、講座では短答式試験の得点目標を9割と設定しています。
短答式試験の合格ラインは65%であることからも、十分な対策が行えるテキスト内容といえるでしょう。
各項目には、アイコンを使って重要度や難易度が一目で分かるように作られています。
ページの左右には多めに余白がとってあるので、講義を受けながら必要な事項を書き込んだり苦手な部分をチェックしておけば、直前対策にも役立つでしょう。
短答過去問解説講座
短答過去問解説講座は、過去10年分の短答式試験に出題された全ての問題を解説する講座です。
講座で使うテキストの特徴として、アガルート公式HPには以下のような記述が見られました。
本講座のテキストである過去問集は、年度別ではなく、テーマ別(体系)ごとに分類されているので、系統立てて勉強を進めることができ、不得意な部分の確認や強化を図ることができます(令和5年度分を除く)。
(引用元:アガルート公式HP)
テキストは6冊あり、それぞれの問題が年度ではなく分野別にまとめられているので、短答式試験対策の仕上げとして学習すれば自分の弱点にも気づきやすいでしょう。
講座内では必要に応じて理論や考え方も解説されるので、苦手分野の理解を深め、強化するのにも役立ちます。
論文答案の「書き方」講座
論文答案の「書き方」講座は、初めて論文を学ぶ方が試験でも通用するレベルの「論文の型」を習得するための講座です。
アガルート公式HPには、初学者でも安心して取り組めるため以下のように工夫していると書かれていました。
本講座では、答案の書き方を一から講義した「答案の『書き方』編」と、過去問を題材にした「発展問題編」に分けて解説します。
(引用元:アガルート公式HP)
講座で使用するテキストは、基本的な問題と発展的な問題に分けられています。
そのため、基礎的な学習に加えて発展的な問題に対応する力も身に付くでしょう。
また、各テキストに収録されている各問題に関しても、次のように工夫されています。
本講座においては、弁理士試験の論文式試験にも合格経験のある丸野講師が、答案作成のポイントを1つ1つ説明していきますので、徐々に答案の書き方を身に付けていくことができます。
(引用元:アガルート公式HP)
それぞれのテキスト内に掲載されている各問題は、難易度順に並んでいます。
そのため先頭から順番に問題を解いていけば、スムーズに実力を伸ばせるでしょう。
論文過去問解説講座
論文過去問解説講座では、丸野講師が平成20年度以降の論文式試験の解説と解答例を紹介します。
テキストに掲載される問題の解答例は、全て法律のプロとして定評のある丸野講師が書き下ろしたものです。
テキスト内容の特徴について、アガルート公式HPでは以下のように述べています。
本講座のテキストに記載されている解答例は、講義で説明した法的な思考方法に忠実に作成されています。解答例を暗記するような勉強方法を採らなくても、正しい思考方法に沿って、問題分を分析すれば、誰でも合格レベルの論文答案を作成できるようになります。
(引用元:アガルート公式HP)
テキストの解説部分では単に解答例や解答パターンの丸暗記ではなく、法的三段論法などの思考方法の習得に重点が置かれています。
そのため、本番の試験で解いたことのない問題が出題されたとしても、筋道を立てて論じられる応用力も身につくでしょう。
選択科目 民法対策講座
アガルート公式HPでは、講義で使用するテキストについて以下のように記載されています。
弁理士試験受験生にとって、選択科目の対策にそこまで多くの時間を割くことができません。本講座のテキストは、弁理士試験の過去問で繰り返し問われている点を中心として構成されていますので、試験対策に必要な限度で効率よく知識を吸収することができます。
(引用元:アガルート公式HP)
民法は選択科目の一つなので、じっくり腰を据えて学ぶ時間が取れないという方も多いでしょう。
しかし選択科目 民法対策講座では、合計約38時間の講義時間の中で合格に必要な力が身に付くように構成されています。
選択科目 民法対策講座で使用する「総合講義」「論文答案の『書き方』」「過去問解説講座」のテキストを作成しているのは、司法試験対策講座も担当している渥美講師です。
総合講義のテキストは、できるだけ短時間で合格レベルの知識を身につけるため、頻出箇所を中心に作られています。
論文答案の「書き方」で紹介されている解答例は、法的思考法に則って作成されているので、その手法を学べば必須試験である論文式試験の対策にも役立つでしょう。
また過去問解説講座には、平成20年度以降の過去問が全て解説されています。
民法対策も可能なアガルート弁理士試験講座の選べるカリキュラム
アガルート弁理士試験講座には以下の3つのカリキュラムが用意されています。
|
それぞれのカリキュラム内容は、表の通りです。
総合カリキュラム (民法オプションあり) |
総合カリキュラム (民法オプションなし) |
短答カリキュラム | |
総合講義100 | 〇 | 〇 | 〇 |
短答知識完成講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
短答過去問解説講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
論文答案の「書き方」講座 | 〇 | 〇 | × |
論文過去問解説講座 | 〇 | 〇 | × |
選択科目 民法対策講座 | 〇 | × | × |
(参考:アガルート公式HP)
アガルート弁理士試験講座には6つの単科講座がありますが、カリキュラムは必要な単科講座を組み合わせて構成されています。
総合カリキュラムは、基礎的な知識から論文対策まで弁理士試験に必要な一通りの学習ができるので、知識の浅い方でも安心して取り組めるでしょう。
論文式試験の選択科目で民法を受験したい方向けには、「民法オプションあり」のコースも用意されています。
また、まずは短答式試験の合格のみに照準を当てたい方であれば「短答カリキュラム」がおすすめです。
アガルート弁理士試験講座のカリキュラムは、初学者でも合格を勝ち取るだけの力を十分に養える内容を、必要な学習範囲に応じて選べるように作られているといえるでしょう。
総合カリキュラム(民法オプションあり)
「総合カリキュラム(民法オプションあり)」では、アガルートで用意されている6つの講座全てを受講します。
民法オプションありのコースは、特に文系出身者で弁理士を目指している方にはぴったりです。
論文式試験で選択できる科目のほとんどは理系科目のため、文系学部出身の方であれば唯一の文系科目である「民法」を選ぶことも多いでしょう。
しかし民法は、条文や判例など専門的な知見が必要な科目なので、独学で対策するのは非常に難易度の高い分野です。
アガルート弁理士試験講座の「選択科目 民法対策講座」は、司法書士対策講座でも活躍中の渥美講師が担当しています。
約38時間という短い時間の中で論述を組み立てるための力を効率よく学べるので、安心して論述式試験に臨めるでしょう。
総合カリキュラム(民法オプションなし)
「総合カリキュラム(民法オプションなし)」は、上で紹介した「総合カリキュラム(民法オプションあり)」から「選択科目 民法対策講座」を省いたコースです。
論文式試験では、民法の他に「機械・応用力学」「数学・物理」「化学」「生物」「情報」といった理系科目も選択できます。
そのため、理系学部を修了するなどしてすでに上記の知識を有している方であれば、身についた知識を活かして受験するのも可能です。
料金も「民法オプションあり」が239,800円(税込)なのに対し「民法オプションなし」は195,800円(税込)と少し低めに設定されています。
民法を選択しない方は「民法オプションなし」のコースを選ぶのがよいでしょう。
短答カリキュラム
「短答カリキュラム」は、短答式試験対策に内容を絞ったコースです。
特許庁によると、2023年度弁理士試験に合格した方の平均受験回数は3.4回と、実は1回の受験で全ての試験に合格する方はそれほど多くありません。
「短答カリキュラム」は、そもそも1回の受験での合格は目指していないという方や、短答式試験に絞った対策講座を受けたい方にはぴったりでしょう。
また料金も162,800円(税込)と、「総合カリキュラム(民法オプションあり)」の239,800円(税込)や「総合カリキュラム(民法オプションなし)」の195,800円(税込)よりも安価です。
ただし、以下の表のように「短答カリキュラム」受講後に改めて論述式試験や民法などの単科講座を受講すると、「総合カリキュラム」に比べて割高になってしまう点には注意が必要です。
カリキュラム名 | カリキュラム料金 | 単科講座料金 | 合計金額 | |||
論文答案の「書き方」講座 | 論文過去問解説講座 | 選択科目 民法対策講座 | ||||
民法を選択する場合 | 総合カリキュラム(民法オプションあり) | 239,800円(税込) | カリキュラムに含む | カリキュラムに含む | カリキュラムに含む | 239,800円(税込) |
短答カリキュラム | 162,800円(税込) | 32,780円(税込) | 54,780円(税込) | 54,780円(税込) | 305,140円(税込) | |
民法を選択しない場合 | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円(税込) | カリキュラムに含む | カリキュラムに含む | - | 195,800円(税込) |
短答カリキュラム | 162,800円(税込) | 32,780円(税込) | 54,780円(税込) | - | 250,360円(税込) |
「総合カリキュラム(民法オプションあり)」は239,800円(税込)ですが、「短答カリキュラム」を受講したあと改めて論文式試験や民法の対策講座を受講すると、合計で305,140円(税込)と、65,340円も多く負担しなければなりません。
また、「総合カリキュラム(民法オプションなし)」を受講する際の費用は195,800円(税込)の一方、「短答カリキュラム」に単科講座を追加すると、合計250,360円(税込)で、54,560円割高になります。
もともと全ての講座を受けたいと考えている場合、可能であれば総合カリキュラムを選択したほうがよいでしょう。
単科講座で必要なものだけを
アガルート弁理士試験講座では、カリキュラムに組み込まれている6つの講座をそれぞれ単体で受講するのも可能です。
総合的な学習は独学や他社講座で学んでいるが、一部科目や試験を集中的に対策したい場合などには、必要な講座を自由に選べるので便利でしょう。
アガルート弁理士試験講座の評判・口コミ
アガルート弁理士試験講座は2018年開講とまだ歴史の浅い講座ですが、XをはじめとするSNSには、すでに以下のような口コミが挙げられていました。
良い口コミ | 悪い口コミ |
|
|
アガルートの弁理士試験講座は、分かりやすいテキストや安価な料金設定が評判の講座です。
一方で、「講師によっては好き嫌いが分かれる」や「他社講座のほうが動作環境がよかった」といった悪い口コミもみられました。
アガルート弁理士試験講座は、初学者や費用を抑えたい方にはおすすめの講座ですが、受講する際にはあらかじめ無料視聴動画で講師との相性や動作環境を確認する必要があるでしょう。
アガルート弁理士試験講座の良い評判・口コミ
アガルート弁理士試験講座の口コミとしてまず注目なのが、テキストの分かりやすさを評価する意見です。
アガルートの弁理士講座を受けるけど、サンプルテキストがめちゃくちゃわかりやすかった…
(引用元:X)
アガルート弁理士試験講座では、3名の講師が作成に携わったオリジナルテキストが利用できます。
テキスト内では、正答を知るだけではなく法的思考方法が身につくので、初学者など知識の浅い方でも受講しやすいでしょう。
また、安価な料金設定を評価している方もいました。
みんなのツイート見てると早く勉強したくなってきた。
引っ越したらすぐ予備校申し込も。アガルート、行政書士試験はめっちゃよかったけど弁理士どうなんだろ。
費用的にかなり魅力的。
(引用元:X)
アガルートでは、オンライン学習に特化することで講座費用を抑えています。
割引制度や合格特典も充実しているので、できるだけ費用をかけずに合格を目指したい方には魅力的な講座といえるでしょう。
他にも、教材の使い勝手のよさを挙げている声もありました。
アガルートの弁理士はあんまり受けてる人が見当たらないので不安だけど、2年目もあるかもと思うとダウンロードできる方がいいしやはりお財布に優しめ…
あとテキストは紙派なので合いそうかな、、
(引用元:X)
取得に複数年を必要とするケースも多い弁理士資格では、ダウンロードさえしておけば視聴期間を過ぎても利用できる音声データの存在は心強いはずです。
また、紙媒体を使った学習に馴染みがある方にとっては、テキスト中心の勉強スタイルがしっくりきているのが分かるでしょう。
アガルート弁理士試験講座の悪い評判・口コミ
良い評判の多いアガルート弁理士試験講座ですが、中には「思っていたほど使いやすくなかった」との声もみられました。
アガルート弁理士試験講座には3名の講師が在籍しています。
どなたも経験豊富な方ではありますが、受講者によっては「相性が悪い」と感じてしまう場合もあることが分かりました。
アガルートの弁理士受けてるけど
丸野先生よかったのに
そのあと人が残念すぎてやる気なくなる
ナヨナヨしててはっきりせんし好かんわー。
(引用元:X)
何かを学ぶ際、講師との相性はオンライン学習に限らず非常に重要なポイントです。
アガルート弁理士試験講座では、公式HP内で3名の講師の無料動画を配信しています。
受講を決める前には必ず視聴し、自分との相性をチェックしておきましょう。
また、他社の講座と比較してオンラインでの動作環境が劣ると感じている方もいました。
TACの弁理士講座を申し込んできました。
LECもアガルートに気になりましたが、動画環境がTACの方がよかったのと、過去他の資格でTACさんにお世話になったので、決めました。
できれば新宿、渋谷以外でも開講していただきたかった
(引用元:X)
アガルートをはじめとしたオンライン講座の公式HPには、推奨する動作環境についての説明ページが用意されています。
「受講を始めたはいいが何だか使いづらい」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
アガルート弁理士試験講座の合格率と合格体験記
アガルート弁理士試験講座の合格率は累計34.4%と、全国平均の約5.6倍の高さです。(2024年10月時点)
また公式HP内では、実際に講座を利用して合格を勝ち取った方の体験記もチェックできます。
実は弁理士試験講座を開講している予備校で、合格率を明確にしている講座は少ないのが現状です。
それだけに、アガルート弁理士試験講座は確かな合格実績のある講座だといえるでしょう。
アガルート弁理士試験講座の高い合格率
アガルート弁理士試験講座の合格率は、累計34.4%です。(2024年10月時点)
この数字がどれだけの高さなのかを知るために、まずは直近5年分の全国平均をチェックしましょう。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 3,488 | 284 | 8.1% |
2020年 | 2,947 | 287 | 9.7% |
2021年 | 3,248 | 199 | 6.1% |
2022年 | 3,177 | 193 | 6.1% |
2023年 | 3,065 | 188 | 6.1% |
累計 | 15,925 | 1,151 | 7.2% |
(参考:特許庁HP)
過去5年の弁理士試験合格率は、いずれの年度をみても1割にも達していません。
さらに、近年の合格率は低下傾向なのが分かるでしょう。
アガルート弁理士試験講座の累計合格率34.4%は、直近である2023年度全国平均の6.1%の約5.6倍、全国平均の累計合格率7.2%と比較しても約4.7倍という驚異的な高さです。
「本当に合格できるのか不安」という方も、これだけの実績を公表している講座であれば安心して受講できるでしょう。
アガルート弁理士試験講座受講者の合格体験記
アガルート弁理士試験講座の公式HPには、実際に講座を利用して合格を勝ち取った方の生の声が掲載されています。
分かりやすいと評判の高い講座の中でも、「選択科目 民法対策講座」に対しては高評価の声がみられました。
膨大な民法の中から、弁理士試験で必要な項目のみが抽出されており、効率的な勉強が可能でした。
(引用元:アガルート公式HP内「合格者の声」)
民法は選択科目の一つでありながら、非常に学習範囲が広く、専門的な判例なども多く学ばなければならない分野です。
アガルート弁理士試験講座では、38時間の短い講義時間の中で合格のために厳選された知識と法的思考方法が効率よく学べるので、時間はかけられないが民法を選択したいという方にはぴったりといえます。
また、総合講義100の受講方法を合理的に感じるという意見も掲載されていました。
総合講義については、1周受講するだけでテキストを2周できる仕組みになっていたため、この最初の1回の受講だけで、情報の整理と記憶の定着がかなり上手くいったように感じます。大変合理的な構成になっていると感じました。
(引用元:アガルート公式HP内「合格者の声」)
総合講義100は、弁理士に必要な知識の大枠を捉えるための講座です。
1度の受講で同じテキストを2周するユニークな作りになっているので、初学者でもしっかりと知識を定着させられるでしょう。
公式HPにはこれ以外にも、アガルート弁理士試験講座を利用して資格取得に成功した方の体験記が掲載されています。
実際に合格した方の勉強方法や「使いやすい」と感じた点や学習中のエピソードなどが分かるので、自分に合った講座かどうかを判断する際の参考になるはずです。
アガルート弁理士試験講座の料金や割引、合格特典について
アガルート弁理士試験講座の料金は以下の通りです。
講座 |
費用(税込) |
割引率適用後の費用(税込) |
合格特典適用後の費用 |
||
20% | 10% | ||||
カリキュラム | 総合カリキュラム (民法オプションあり) |
239,800円 | 191,840円 | 215,820円 | 0円+お祝い金3万円 |
総合カリキュラム (民法オプションなし) |
195,800円 | 156,640円 | 176,220円 | 0円+お祝い金3万円 | |
短答カリキュラム | 162,800円 | 130,240円 | 146,520円 | - | |
単科講座 | 総合講義100 | 108,000円 | - | - | - |
短答知識完成講座 | 39,800円 | - | - | - | |
短答過去問解説講座 | 59,800円 | - | - | - | |
論文答案の「書き方」講座 | 29,800円 | - | - | - | |
論文過去問解説講座 | 49,800円 | - | - | - | |
選択科目 民法対策講座 | 49,800円 | - | - | - |
(参考:アガルート公式HP)
カリキュラムを受講する際には、割引制度や合格特典が利用可能です。
特に合格特典が利用できれば、受講料が無料になりお祝い金までもらえます。
各制度や特典にはそれぞれ適用条件があるので、自分が受講する講座が対象に該当するのかを公式HPや無料オンライン相談で事前に確認しましょう。
割引制度について
アガルート弁理士試験講座では、対象に該当すれば以下の割引制度が利用できます。
割引率 | 割引制度名 | 適用条件 | 割引対象講座 |
20%OFF | 他校乗り換え割引 | 他の予備校・通信講座・スクールなどの有料講座で弁理士試験の内容を学習していた |
|
再受講割引 | 過去に弁理士試験講座を受講していた |
|
|
他資格試験合格者割引 | 対象の資格試験に、アガルートの資格試験講座を受講して既に合格している(他社講座の受講の場合10%OFF) |
|
|
10%OFF | 再受験割引 | 弁理士試験を受験したことがある |
|
家族割引 | 家族がアガルートアカデミー有料講座の受講生 |
|
(参考:アガルート公式HP)
割引制度はカリキュラムに適用され、20~10%の割引が受けられます。
仮に「総合カリキュラム(民法オプションあり)」を受講するのに、割引制度を利用したとしましょう。
各割引率が適用された際の費用は次の通りです。
|
「総合カリキュラム(民法オプションあり)」の受講者が割引制度を利用すると、利用料金が2~5万円程度安くなるのが分かります。
弁理士は資格取得後も登録料や研修にかかる費用が必要なことを考えると、お得に受講できるのは嬉しいところでしょう。
割引制度はアウトレット価格にも適用でき、最大で8万円以上お得に受講できるので、時間的な余裕がある方はぜひ早めにチェックしてください。
合格特典について
アガルート弁理士試験講座では、「総合カリキュラム(民法オプションあり/なし)」の2つを対象に、試験に合格すれば受講料全額返金とお祝い金3万円という非常に豪華な合格特典を用意しています。
合格特典のある講座は他社にもありますが、20万円近くする講座料金が全額返金され、さらにお祝い金までもらえる豪華さは、アガルート弁理士試験講座ならではの魅力といえるでしょう。
ただし、特典を利用できるのは受講後最初の試験に合格した場合のみです。
2024年度合格目標のコースを受講した方であれば、合格特典が利用できるのは2024年度の試験に合格した際に限られます。
2025年度以降の合格は特典利用の対象には該当しないので、注意しましょう。
また、それ以外にも特典利用には以下の条件があります。
|
特典を利用するためには、合格データ以外にもHP内に掲載されているような合格体験記の提出や合格インタビュー出演が必要です。
また提出した内容や氏名は、HP以外のアガルートの販促物などに使用されることもあります。
個人情報保護などの観点から情報の提供が難しい場合には、特典の利用は控えましょう。
アガルート弁理士試験講座を受講するメリット・デメリット
アガルート弁理士試験講座受講のメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
|
|
アガルート弁理士試験講座のメリットは、時間や費用をできるだけかけずに合格を目指せる点です。
受講中に分からないことがあれば何度でも講師に直接質問できるので、初学者や知識の少ない方でもスムーズに学習を進められます。
また民法対策が可能なカリキュラムがあるので、理系だけでなく文系出身者にとっても使いやすいでしょう。
しかし、デジタルのテキストや問題集がない点やFacebookに登録しないと質問ができない点などのデメリットがあるのも事実です。
端的にいうと、アガルート弁理士試験講座は初学者や民法の理解を深めたい方、低価格・短時間で合格を目指せる講座を探している方にとっては特にメリットを感じやすい講座でしょう。
ただし、人によっては学習方法が合わないと感じる場合もある点には注意が必要です。
アガルート弁理士試験講座のメリット
|
アガルート弁理士試験講座には、多くのメリットがあります。
短時間ながら合格のための知識が十分に詰まった講義が受けられるのは、アガルート弁理士試験講座のメリットといえます。
以下の表は、2023年度の弁理士試験合格者をライフステージ別に分けたものです。
ライフステージ | 合格者数(人) | 合格者の割合(%) |
社会人 | 170 | 90.4 |
学生 | 4 | 2.1 |
無職 | 11 | 5.9 |
その他 | 3 | 1.6 |
計 | 188 | 100 |
(参考:特許庁「令和5年度弁理士試験最終合格者統計」)
合格者の割合をみると社会人が圧倒的に大きいことから、多くの受験者は仕事をしながら学習時間を捻出し合格を目指していることが予想されます。
しかしアガルート弁理士講座は最大でも約220時間という短い時間で、合格に必要な知識のみを厳選して学べます。
資格取得のためにあまり多くの時間を割けない方でも、効率よく学習を進められるでしょう。
費用を抑えて受講できるのも、メリットの一つです。
アガルートでは、教室を運営せずオンラインに特化することで受講料のコストダウンを実現しています。
また、カリキュラムを利用する場合は、割引制度や合格特典を使えばさらにお得に受講することも可能です。
特に合格特典が利用できれば、受講料が全額返金される上、お祝い金3万円ももらえます。
制度や特典をうまく活用すれば驚くほど受講料を抑えられるのは、非常に魅力的なポイントといえるでしょう。
司法試験対策講座も担当する講師による民法対策講座が受けられるのも、アガルートならではの魅力です。
民法対策講座で教鞭を振るうのは、アガルート司法試験対策講座や司法書士試験、公務員試験なども担当している渥美講師です。
講座内では法律のプロである渥美講師から、民法に関する基礎的な知識の学習から論述対策、過去問演習まで学べます。
そのため、理系の知見がない方や一から民放を学びたい方でも万全の対策が講じられるでしょう。
アガルート弁理士講座では、学習を進める中で分からない箇所をFacebookを利用して講師に直接質問できます。
質問サービスは何度でも無料で利用できるので、選択科目や知識の程度に関わらずどんな方でも安心して学習を進められるはずです。
アガルート弁理士試験講座のデメリット
|
メリットの多いアガルート弁理士試験講座ですが、人によってはデメリットを感じる点もあります。
アガルート弁理士試験講座でまず気になるところは、デジタルテキストや問題集がないところです。
講座内では、オンライン講義以外は紙の教材を使用します。
外出先で講義以外の学習を進める際には、テキストや問題集を持ち歩かなければならないので、主に移動時間などを活用して勉強したい方にとっては使いづらいでしょう。
講師への直接質問はFacebookを利用して行います。
質問回数は無制限ですが、グループ申請してもすぐに質問できるわけではなく、管理人の承認を待つ必要があります。
「今すぐ質問したい!」と思っているときに承認待ちの状態になってしまうと、ストレスを感じたり集中力が途切れてしまうかもしれません。
また、普段使い慣れていない方や、アカウントを新たに取得する必要がある方には少し面倒に感じられるでしょう。
アガルート弁理士試験講座では、学習の進捗は自分で管理します。
受講者は、学習スケジュール例を参考にしたり進捗率をチェックしたりしながら、必要に応じて調整しなければなりません。
そのため、スケジュール管理が苦手な方は不安を感じることもあるでしょう。
また、無計画に学習を進めてしまうと、目標の試験に間に合わないという事態にもなりかねないので注意が必要です。
アガルート弁理士試験講座が向いている方
ここまでの内容を踏まえると、アガルート弁理士試験講座が向いているのは以下のような特徴のある方といえます。
|
アガルート弁理士試験講座に向いているのは、費用面でも時間の面でも効率を重視したい方です。
またスケジュール管理の面で大手のような手厚いサービスはありませんが、公式HPにはスケジュール例も掲載されているので、日常的に管理が得意な方であればスムーズに活用できるでしょう。
費用をなるべく抑えたい方
アガルート弁理士試験講座は、受講費用をできるだけ抑えたい方に向いている講座です。
アガルート公式HPでは、低価格の理由を以下のように説明しています。
アガルートアカデミーは、オンラインによる講義の配信を中心としており、教室を設置することによって生じる賃料や人件費等を大幅にカットしています。そのため、業界最低水準の低価格な受講料を実現することができています。
(引用元:アガルート公式HP)
アガルートアカデミーでは、スクールとして講義をオンラインに絞ることで、講座の運営費や人件費は必要最低限に抑えています。
そのため「資格取得に向けて予備校に通いたいが、できれば費用は抑えたい」という方には特におすすめの講座といえます。
また割引制度を利用すると最大で20%OFF、合格特典が使えれば受講料全額返金+お祝い金3万円と、さらにお得に受講可能です。
もし自分が適用条件に該当するか分からないときは、無料の受講前相談サービスを利用するとよいでしょう。
アガルート弁理士試験講座では、申し込み前にZoomや電話、メールを使ってオンライン相談ができます。
受講時に不安を持ち越さないよう、気になることがある場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
短期間で効率よく合格を目指したい方
アガルート弁理士試験講座は、短期間で資格取得を目指している方にもぴったりな講座です。
アガルート公式HPをみると、学習の効率化のために講義内容を厳選されているのが分かります。
それら(他の予備校で販売されているようなパッケージ講座)を全て消化するには、時間が足りません。また、重複して同じ内容を学習しなければならないこともあり、時間の無駄になることもあります。そこで、アガルートアカデミーは、最小限の講義で合格に必要な力を身に着けるために、講座体系を再整理しています。
(引用元:アガルート公式HP)
弁理士試験の出題範囲は非常に広いため、たとえ「できるだけ早く資格を取りたい」と努力しようとしても、ただやみくもに勉強するだけでは膨大な時間を費やしてしまいかねません。
また、同一分野の知識をインプットする際「入門」「基礎」「発展」に分けて全ての知識を学ぶ従来の方法では、どうしても内容的に重複する部分が出てきてしまい非効率です。
しかしアガルート弁理士試験講座では、合格に必要な情報や学習方法を厳選することで効率的な資格取得が実現できています。
実際に公式HPには、仕事と両立しながら1年で合格にたどり着いた方の合格体験記も掲載されていました。
1年での合格を目指したためかなりタイトなスケジュールでしたが、この計画通りの勉強計画をこなしたことにより「ここまでやったんだから絶対受かる」という自信が生まれ、この自信が弁理士試験の本番での実力発揮に繋がり、一発合格を掴めました。
(引用元:アガルート公式HP内「合格者の声」)
弁理士試験合格には複数年を要する方も多い中、わずか1年での合格は快挙といえるでしょう。
仕事や家事などで日常的にまとまった時間を捻出しづらい方や、「ちょうどタイミングが合うので今のうちに資格を取得しておきたい」という方には、受講の候補として注目してほしい講座です。
学習のスケジュールを自分で管理してコツコツやりたい方
スケジュール管理が得意な方も、アガルート弁理士試験講座の受講に向いています。
アガルート弁理士試験講座では学習の進捗管理は自分で行います。
スケジューリングが得意、好きという方にとっては、マイペースに進められるので利用しやすいでしょう。
学習スケジュールの見本はアガルート弁理士試験講座の公式HP内に掲載されています。
以下の表は、スケジュール見本を参考に、3種類のカリキュラムに含まれる単科講座とその重点学習時期をまとめたものです。
表は左右にスクロールできます。
学習重点時期 | 総合カリキュラム(民法オプションあり) | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 短答カリキュラム | ||||||||||
STEP1 | STEP2 | STEP3 |
STEP4 | ||||||||||
総合講義100 | ● | ● | 総復習 | 短答式試験 | 論文式試験 | 論文式試験(選択科目) | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
短答知識完成講座 | ● | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||||
短答過去問解説講座 | ● | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||||
論文答案の「書き方」講座 | ● | ● | 〇 | 〇 | × | ||||||||
論文過去問解説講座 | ● | ● | 〇 | 〇 | × | ||||||||
選択科目 民法対策講座 | ● | ● | 〇 | × | × |
(参考:アガルート公式HP)
カリキュラムでは、各単科講座を4つのステップに分けて学習します。
表をみると、いずれのカリキュラムでもまずは「総合講義100」を重点的に学びます。
さらに、ある程度理解が進んだ時点で「短答知識完成講座」「短答過去問解説講座」を並行して受講し、短答式試験に備えるのがよいでしょう。
また、総合カリキュラムを受講する際には、短答式試験の前に一部の論文試験対策を済ませておいた方がよいのが分かります。
実際に受講する際は、事前に見本と自分のスケジュールを照らし合わせながら具体的な学習計画を立てるのがおすすめです。
また公式HP内のコラムでは、学習の進め方のコツや注意事項なども掲載されています。
スケジュール作成や調整に困った際には、ぜひ参考にしてください。
各講義の進捗状況は、マイページから確認できます。
適宜予定と照らし合わせ、必要に応じてスケジュール調整をしながら学習を進めましょう。
アガルート弁理士試験講座が向いていない方
アガルート弁理士試験講座は、次のような方には向かない可能性があります。
|
アガルート弁理士試験講座では、紙のテキストや問題集をメインに使用するため、スマホやタブレットだけで学習したい方にはおすすめできません。
また受講中、学習は基本的に自分だけで進めていきます。
それだけに「一人だけで長丁場の試験勉強を乗り切れる自信がない」という方は、不安になる場合もあるでしょう。
講師への直接質問はFacebookを利用するので、新たにアカウントを登録する必要がある方にとっては手間になるかもしれません。
アガルート弁理士試験講座は、人によっては学習方法を「使いづらい」「面倒だ」と感じる場合もあるので注意しましょう。
スマホやタブレットだけで学習したい方
スマホやタブレットのみで学習を完結したい方には、アガルート弁理士試験講座の利用は向きません。
講座で利用する教材は、紙のテキストと問題集がメインです。
もちろん動画講義はオンラインで視聴できますが、WEBテキストをチェックしたり演習問題を解いたりはできません。
そのため、主に外出先での隙間時間を勉強時間に充てようと考えている方にとっては、教材の持ち運びなどの点で不便に感じる場面もあるでしょう。
テキストや問題集などもスマホやタブレットで確認したい場合には、スタディングの講座がおすすめです。
講座内容すべてがオンラインで完結されているので、教材の持ち運びが楽な上、移動中や昼休憩などのちょっとした時間を有効活用して学習を進めやすいでしょう。
自分だけで学習のモチベーションを維持するのが苦手な方
アガルートの弁理士試験講座は、自分だけで学習に対するモチベーションを維持できるか不安な方にはおすすめできません。
他社講座の中には、受講者同士のコミュニケーションが取れたりお互いの進捗状況がチェックできたりするサービスを提供しているものもあります。
しかし、アガルート弁理士試験講座では受講同士がやりとりできるようなサービスは行っていないため、受講中に孤独を感じ、モチベーションが低下してしまう方もいるかもしれません。
一方、LECやTACには、受講者同士が質問・回答し合えたり掲示板を通じてやり取りできたりと、ライバルたちとのコミュニケーションがとれるサービスが用意されています。
またスタディングでは、AI機能を使って自分の実力を他の受講者と比較することも可能です。
自分一人で学習を進めることに自信がない方であれば、LECやTAC、スタディングの受講を検討するとよいでしょう。
疑問点などはすぐに講師に質問したい方
弁理士資格は難関資格であるため、学習中に浮かんだ疑問は後回しにせずすぐに講師に質問したい方もいるでしょう。
しかし、アガルートの質問サービスはFacebookを介したサービスであるため、普段利用しない方は、まず新規アカウント登録から始めなければなりません。
また講師とやり取りをしている間は、マイページ以外にFacebookもチェックする必要があります。
アカウント登録の手間や複数のページを確認しながらが学習を面倒に感じる方にとっては、アガルート弁理士試験講座は使いづらいかもしれません。
資格スクエアの弁理士試験講座では、オンライン講義の画面からボタン一つで簡単に質問できます。
学習中に感じた疑問点をその場で質問できるので、「受講中に感じた疑問は、できるだけ手軽に解決したい」というにはぴったりでしょう。
アガルート弁理士試験講座を他社と比較
スクール名 | 講座名 | 料金(税込) | 特徴 | |
アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 |
|
|
資格スクエア | 25年度合格 基礎・短答・論文パック | 216,000円 |
|
|
スタディング | 弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応] | 99,000円 |
|
|
LEC | 2025年合格目標 ・1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 |
505,000円 |
|
|
TAC | 2025年合格目標 8ヵ月本科生 Web通信講座 | 385,000円 ※キャンペーン価格:330,000円【10月31日まで】 |
|
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
弁理士資格合格のためには、自分に合った講座選びが非常に重要です。
ここではまず、特に注目すべき以下の3点に焦点を当てて、アガルートと他社の弁理士試験講座を比較しました。
|
受講講座を決める際には、いきなり一つの講座に決めようとするのではなく、ここで紹介する3点に優先順位をつけて2~3講座に絞り込むのが効率的です。
競合4社の講座と比較すると、アガルート弁理士試験講座の合格特典「受講料全額返金+お祝い金3万円」は他社にはない豪華さなのが分かります。
また、受講者の合格率を公表しているのはアガルート弁理士試験講座だけでした。
他社の講座も表現方法を変えて合格しやすさをアピールしていますが、「合格率34.4%(累計)」という明確な数字を公表している点に、講座の実績に対するアガルートの自信がみてとれます。
つまり、アガルート弁理士試験講座は時間もお金もできるだけかけたくない方や確かな実績のある講座を受けたい方にとっては、選択肢に入れるべき講座といえるでしょう。
アガルート弁理士試験講座と他社の料金を比較
以下は、アガルートと他社の弁理士試験講座にかかる費用を比較した表です。
スクール名 | 講座名 | 料金(税込) | 割引制度・合格特典など |
アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】 |
|
資格スクエア | 25年度合格 基礎・短答・論文パック | 237,600円 |
|
スタディング | 弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応] | 99,000円 |
|
LEC | 2025年合格目標 ・1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 |
505,000円 |
|
TAC | 2025年合格目標 8ヵ月本科生 Web通信講座 | 385,000円 ※キャンペーン価格:330,000円【10月31日まで】 |
|
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
一口に弁理士試験講座といっても、受講料金は10万円もかからないものから50万円以上必要なものまでかなりばらつきがあります。
今回比較した5社の中で最も料金が安かったのは、スタディングの99,000円(税込)でした。
キャンペーンや合格特典のお祝い金を加味すると、さらに最大で1万円以上安価になることから、費用を抑えて学習を進めたい方であれば真っ先に気になる講座ではないでしょうか。
一方、最も高額なLECの弁理士試験講座は、505,000円(税込)と、スタディングと比較すると5倍以上の費用が必要です。
ただし、料金だけみるとあまりに高すぎるように感じるかもしれませんが、講座選びには割引制度やサポート体制など他にもチェックすべきポイントがあります。
料金がどうしても譲れない条件でない限りは、費用だけで講座を決めてしまわないように注意しましょう。
アガルート弁理士試験講座は195,800円(税込)と、スタディングの99,000円(税込)に次ぐ2番目の安さですが、受講料全額返金+お祝い金3万円という豪華な合格特典が用意されています。
もし対象講座である「総合カリキュラム(民法オプションあり/なし)」を受講し目標年度の試験に合格できれば、受講料が実質0円に加えお祝い金までもらえ、どの講座よりもお得に利用できます。
そのため、費用を抑えたい方の中でも受講期間内での合格を目指している場合には、アガルートが有力候補となるでしょう。
アガルート弁理士試験講座と他社の合格率を比較
次に、各社の合格率を比較しました。
スクール名 | 合格率 |
アガルート | 34.4%(累計) |
資格スクエア | 非公表 ※公式HP内に合格体験記あり |
スタディング | 非公表 |
LEC | 非公表 ※2017~2023年までに初回受験で合格した受験者のうち5人に4人がLECを利用 |
TAC | 非公表 ※公式HP内に合格者の声や合格者の座談会などあり |
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
今回調査した5社の中で、明確な数字として合格率を公開していたのはアガルートだけでした。
受講講座を決める際「お金を払うだけ払って合格できなかったらどうしよう」と不安になり、各講座の合格率を調べる方もいるはずです。
他社講座が公開している情報をみると、各社とも合格者を輩出しているのは分かります。
しかしよく考えてみれば合格者の声や複雑な条件下でのデータだけでは「どのくらい合格できているのか」という疑問の答えにはなっていません。
アガルート弁理士試験講座であれば、34.4%という具体的な数字で実績を確認できます。
合格率の全国平均(2023年度は6.1%)と比べるとかなり高いので、講座選びの際の安心材料になるでしょう。
アガルート弁理士試験講座と他社の各講座の特徴・テキストを比較
各社が開設する弁理士試験講座や使用テキストの特徴は、以下の表の通りです。
スクール名 | 講座やテキストの特徴 |
アガルート |
|
資格スクエア |
|
スタディング |
|
LEC |
|
TAC |
|
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
受講講座を決める際には料金や知名度、スクールの規模だけではなく「どんな講座内容なのか」という点にも注目することが大切です。
表をみると、どの講座も弁理士資格合格を勝ち取るための工夫が凝らされているのが分かります。
資格スクエアの弁理士試験講座には、講義画面から講師に直接質問できるという便利なサービスがあります。
講義途中に分からない部分が出てきてもすぐに解決できるので、分からないところがそのままにならず、講義の理解度を効率よく上げられるでしょう。
スタディングは、講義だけでなくテキストや問題集まで完全オンラインの講座です。
スマホ1台でインプットだけでなくアウトプットもできるので、通勤通学中など外出先での学習には便利でしょう。
LECには総合講座や単科講座、「道場」と呼ばれる短期集中の対策講座など多種多様な講座やテキストが用意されています。
また、他社にはない口述式試験対策も受講できます。
弁理士の受験者は、初学者から複数回の受験経験がある人までさまざまなので、知識レベルや受験時期によって講座を細かく選べるのは大きな魅力でしょう。
TACには、8ヶ月~2年まで期間の異なる総合講座があります。
どの講座も講義は週1回ペースで進められるので、希望の受験日に向けて無理のないスケジュールを立てやすいのが特徴です。
アガルート弁理士試験講座では、要点を絞った短時間の講義を展開することで講座自体の流れにメリハリをつけています。
受講者を飽きさせることなく知識のインプットとアウトプットを繰り返すので、勉強に慣れていない方でも受講しやすい講座といえるでしょう。
アガルートと他社のおすすめ弁理士通信講座を比較
表は左右にスクロールできます。
講座名:料金(税込) | 特徴 | サポート体制 | 合格率 | 割引制度 | 合格特典 | |
アガルート | 2025年合格目標
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標
|
|
|
|
|
|
資格スクエア |
|
|
|
|
|
|
スタディング |
|
|
|
|
|
|
LEC |
|
|
|
|
|
|
TAC |
|
|
|
|
|
※時期によって設けられることも |
(参考:各オンライン予備校の公式HP)
最終的に受講講座を決定する際には、一つのポイントだけに着目せず、講座同士の特徴を幅広く比べるのがおすすめです。
アガルート弁理士試験講座は、今回紹介した5社の中では比較的安価な価格帯の講座といえます。
各社の同等講座を比べると、アガルートの「総合カリキュラム(民法オプションなし)」は195,800円(税込)と、スタディングの「弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応]」の99,000円(税込)に次ぐ2番目の安さです。
また、合格特典を使えば受講料全額返金+お祝い金3万円と、最もお得に利用できる点も注目すべきでしょう。
さらにアガルート弁理士試験講座では、受講者の累計合格率を34.4%と公表しています。
他社の講座でははっきりとした数字が明示されていないことからも、実績に対するアガルートの自信が伺えます。
つまりアガルートの講座内容を詳しくチェックする際には、特に受講費用や明確な合格実績には注目すべきといえるでしょう。
アガルートと資格スクエアの弁理士試験講座を比較
以下の表で、それぞれの弁理士試験講座の違いをチェックしましょう。
項目 | アガルート | 資格スクエア |
講座名:料金(税込) |
|
|
特徴 |
|
|
サポート体制 |
|
|
合格率 | 累計34.4%(2024年10月時点) | 非公表 |
割引制度 |
|
|
合格特典 | 受講料全額返金+お祝い金3万円※総合カリキュラム受講者対象 | 合格祝賀会の開催 |
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ | https://www.shikaku-square.com/benrishi |
(参考:アガルート、資格スクエア公式HP)
アガルートと資格スクエアの弁理士試験講座を比較する際の注目点は、以下の3つです。
|
アガルートと資格スクエアは、両社とも特に法律系の資格取得に定評のあるオンライン学習サービスです。
アガルート弁理士試験講座には、対象講座の受講期間に試験に合格できると利用できる豪華な合格特典が用意されています。
また、単科講座や民法対策講座も開設しているので、必要な学習範囲に応じて選びやすい点にも注目しましょう。
一方資格スクエアには、講義画面から講師に直接質問できる便利なサポートサービスがあります。
つまり、受講費用をできるだけ抑えたい方やポイントを絞って学習したい方にはアガルートが、気軽に質問できる方が安心という方には資格スクエアが向いているといえます。
アガルート弁理士試験講座で総合カリキュラムを受講する場合、受講期間内に合格できれば受講料全額返金に加えお祝い金3万円がプレゼントされる豪華な合格特典が使えます。
仮に「総合カリキュラム(民法オプションあり)」を受講し合格特典を利用した場合、全体で269,800円分の得ということです。
資格スクエアには受講料返金やお祝い金などの特典はないので、総合カリキュラムを受講し合格特典を利用した場合にはアガルートの方が圧倒的に安価といえるしょう。
資格スクエアでは、合格特典として試験合格者を対象とした祝賀会を開催しています。
祝賀会ではセミナーが受けられたり、弁理士同士の横のつながりを構築できたりするので、これから弁理士として活躍していく上での貴重な財産となるでしょう。
単科講座や民法対策の有無にも注意が必要です。
アガルート弁理士講座では6つの単科講座を開設しているため、すでに一通りの学習は終えている方であれば、無駄な費用をかけずに必要な箇所のみを集中的に対策できます。
論文式試験で民法を選択したい方にとっては、資格スクエアにはない「選択科目 民法対策講座」も魅力的でしょう。
一方、資格スクエアには短答式試験・論述式試験に絞って学べるパックが用意されていますが、単科講座はありません。
ただし各パックではそれぞれ基礎的な知識も学習範囲に含まれているので、以下のケースではアガルートよりも費用を抑えて受講できます。
学習範囲 | アガルート | 資格スクエア | ||
講座名 | 料金(税込) | 講座名 | 料金(税込) | |
短答式試験全般 | 短答カリキュラム | 162,800円 | 25年度合格 短答対策パック | 161,000円 |
論文式試験全般 | ・総合講義100 ・論文答案の「書き方」講座 ・論文過去問解説講座 |
206,360円 (118,800円+32,780円+54,780円) |
25年度合格 論文対策パック | 180,000円 |
(参考:アガルート、資格スクエア公式HP)
特に論述式試験の全般を対策する場合は、アガルートが総額206,360円(税込)に対し資格スクエアは180,000円(税込)と、3万円弱の費用差が出る点には注意しましょう。
両講座は講師へ直接質問する際の方法も異なります。
アガルート弁理士試験講座ではFacebookを利用して講師に質問するのに対し、資格スクエアでは講義画面からワンクリックで簡単に質問できます。
アガルートの場合、Facebookのアカウント自体を持っていない方は取得の手続きから行う必要があります。
また質問サービス利用時には、まず各講座のグループに参加申請して管理人に承認されなければいけません。
手続きの手間や承認までのタイムラグを面倒と感じる方は、スタディングの方が利用しやすいでしょう。
アガルートとスタディングの弁理士試験講座を比較
アガルートと同様、オンライン特化した予備校のスタディングの弁理士試験講座と比較するとどうでしょうか。
項目 | アガルート | スタディング |
講座名:料金(税込) |
|
|
特徴 |
|
|
サポート体制 |
|
|
合格率 | 累計34.4%(2024年10月時点) | 非公表 |
割引制度 |
|
|
合格特典 |
|
|
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ | https://studying.jp/benrishi/ |
(参考:アガルート、スタディング公式HP)
アガルートとスタディングの弁理士試験講座の比較で特に注目したいのは、次の3点です。
|
スタディング弁理士試験講座の料金は、今回紹介している中で最も費用の低く設定されています。
弁理士試験対策が一通りできる「弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応]」は99,000円(税込)という手軽さです。
ただし合格特典を利用した場合、アガルートでは受講費用が全て返金されお祝い金ももらえる点にも注目しましょう。
メインで使用する教材はアガルートが紙テキストなのに対し、スタディングは完全にオンラインのみです。
どちらが利用しやすいかは個人の感覚によって違うので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
また、スタディングではAIを活用した学習のフォローアップ体制が充実しています。
総じていうと、受講期間内に資格取得を目指したい方や紙の教材の方が使いやすいという方はアガルートを選ぶべきでしょう。
一方、初期費用を抑えたい方や場所を問わず隙間時間を利用した学習がメインの方、自分の成長具合を逐一知りたい方はスタディングがおすすめです。
スタディングは、今回取り上げる弁理士試験講座の中では最安の価格帯です。
つまり、受講開始時に支払う金額は5社のうちどこよりも少ないということです。
ただし、合格特典を使用した場合はアガルートの方がスタディングより安価に利用できる点には注意しましょう。
以下の表は、両社の同等講座を通常料金と合格特典利用時で比較したものです。
講座名 | 通常料金(税込) | 合格特典利用時(税込) | |
アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円 | 0円、合格お祝い金3万円 |
スタディング | 弁理士 基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応] | 99,000円 | 99,000円、合格お祝い金1万円 |
差額 | スタディングの方が96,800円安い | アガルートの方が99,000円安い、合格お祝い金が2万円多い |
(参考:アガルート、スタディング公式HP)
表をみると、受講期間内に合格できた場合には、アガルートが受講料0円+合格お祝い金3万円、スタディングは99,000円(税込)+合格お祝い金1万円と、手軽さが逆転するのが分かります。
両社の講座は、使用する教材にも違いがあります。
アガルート弁理士試験講座では講義を中心にオンラインを活用しており、メインで使用するのは紙のテキストや過去問集です。
紙教材での学習に馴染みがある方や自宅での学習時間がある程度確保できる方であれば、使用感に問題はないでしょう。
ただし主な学習時間として外出先での隙間時間を活用したい方にとっては、教材の持ち運びを面倒に感じるかもしれません。
それに対し、スタディングの弁理士試験講座はテキストや問題集まで全てオンラインで完結しています。
スマホやタブレットさえあればどこにいても利用できるので、移動時間や職場の休憩時間をより有効活用できるでしょう。
両社には、学習をスムーズに進めるためのサポート体制にも違いがあります。
アガルート・スタディング両講座とも、オンラインを通じた講師への直接質問は可能です。
しかしスタディング弁理士講座は、他にもAIによる学習サポート機能が充実しています。
AIサポート機能を使えば、学習計画や進捗率を確認できるだけでなく、自分の現時点での予想得点や実力の推移、ライバルとの比較なども可能です。
長い学習期間の中で、ライバルの学習の進み具合や自分の成長の度合いが明確に分かるのは、モチベーションアップにも有効でしょう。
アガルートとLECの弁理士試験講座を比較
次に、アガルートとLECの弁理士試験講座を比較しました。
LECは全国に校舎を持つ、大手の資格予備校です。
項目 | アガルート | LEC |
講座名:料金(税込) |
|
|
特徴 |
|
|
サポート体制 |
|
|
合格率 | 累計34.4%(2024年10月時点) | 非公表 |
割引制度 |
|
|
合格特典 |
|
|
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ | https://www.lec-jp.com/benrishi/ |
(参考:アガルート、LEC公式HP)
アガルートとLECの弁理士試験講座には、以下の3点で大きな違いがみられました。
|
アガルートの弁理士試験講座の費用は、LECに比べると半額以下程度に設定されています。
仮に初学者が弁理士試験に関する学習を一からする場合、アガルートで「総合カリキュラム(民法オプションなし)」を受講すれば、必要費用は195,800円(税込)です。
LECの同等講座である「2025年合格目標 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括」は505,000円(税込)なので、約2.5倍の費用差があるのが分かります。
またアガルートの受講料全額返金+お祝い金3万円の合格特典を利用すると、実質ほとんどコストをかけず利用でき、さらにお得感が増すでしょう。
講座体系が対策科目に応じて3カリキュラム6単科講座とシンプルに設定されており、選びやすいのも特徴です。
一方、LECには細かな対策講座や直前講座が用意されています。
また自習室の利用や独自のオンラインシステムを通じて他の受講者と交流できるのも、長い学習期間を乗り切る上では心強いでしょう。
両社を比較した際、アガルートが向いているのは費用を抑えたい方や講座選びに迷いたくない方です。
一方、オンライン講座で孤独を感じてしまう方や、ピンポイントでの弱点対策も行いたい方には、LECの受講をおすすめします。
LECの弁理士試験講座は、この記事で取り上げている5社の中で最も高い価格帯の講座です。
一方でアガルート弁理士試験講座は、LECの講座に比べ半額以下程度に費用を抑えて利用できます。
アガルートの「総合カリキュラム(民法オプションなし)」が195,800円(税込)なのに対し、同等の試験範囲を学ぶLECの「1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット」一括は505,000円(税込)と約2.5倍の費用が必要です。
また、合格特典である受講料全額返金とお祝い金3万円が適用されると、実質費用が無料になるだけでなくお小遣いまでもらえるのはアガルートならではの特徴です。
費用に重点を置くと、アガルートはLECよりもコストパフォーマンスの良い講座といえるでしょう。
サポート体制に目を向けると、LECにはアガルートにはない充実ぶりがみてとれます。
全国に教室を持つLECでは、オンライン受講生でも有料で自習室が使用できます。
オンライン学習システム「Online Study SP」を利用すれば、受講者同士で質問し合ったり進捗状況を確認し合うのも可能です。
同じ資格取得を志すライバルを意識しながら学習できるので、モチベーションの維持にも効果的でしょう。
一方アガルートには、他の受講生とコミュニケーションをとれるサービスはありません。
また、オンライン講義に特化しているので、自習室利用サービスや合格後のフォローサービスなども用意されていません。
両社には講座体系でも大きな違いがあります。
アガルートでは、3つのカリキュラムと6つの単科講座の厳選された講座を開講しています。
一見選択肢が少ないようにも思えますが、それだけに講座を選びやすい点はメリットともいえるでしょう。
LECにはアガルートにはない多種多様な対策講座や模試があります。
そのため、弱点を補うために細かくポイントを絞って対策を講じたい場合や自分の実力の程度をチェックしたい場合には非常に利用しやすいでしょう。
特に口述式試験に対応した講座があるのは珍しいので、講座選びの際にはチェックしておきたいところです。
アガルートとTACの弁理士試験講座を比較
LECと同じく、資格の予備校としては大手のTAC弁理士試験講座とも比較しましょう。
項目 | アガルート | TAC |
講座名:料金(税込) |
|
|
特徴 |
|
|
サポート体制 |
|
|
合格率 | 累計34.4%(2024年10月時点) | 非公表 |
割引制度 |
|
|
合格特典 | 受講料全額返金+お祝い金3万円※総合カリキュラム受講者対象 | なし ※時期によって設けられることも |
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ | https://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi.html |
(参考:アガルート、TAC公式HP)
アガルートとTACの弁理士試験講座を比較する際、注目すべきは以下の3点です。
|
表をみると、アガルートとTACの弁理士試験講座には費用面で大きな違いがあるのが分かります。
両社の同等講座を費用で比較すると、アガルートの「総合カリキュラム(民法オプションなし)」が195,800円(税込)、TACの「2025年合格目標 1年本科生」が374,000円(税込)と、アガルートの方が15万円以上も安価です。
一方TACには、8ヶ月、1年、1.5年、2年と学習期間の長さに応じたコースが用意されています。
それぞれ週1日の講義(ただし授業数はコースにより異なる)で合格が目指せるので、スケジューリングが苦手な方でも利用しやすいでしょう。
また、受講者の習熟度や必要な学習範囲ごとに細かく分けた講座が用意されているのもTACの特徴です。
両社を比較すると、受講費用を抑えたい場合や、講座選択に時間をかけたくない場合はアガルート弁理士試験講座の方がおすすめなのが分かります。
しかし、スケジュール管理に不安のある方や自分に必要な講座を細かく選びたいという方はTACを利用すべきでしょう。
アガルート弁理士試験講座の特徴としてまず目を引くのが、コストパフォーマンスの良さです。
アガルートでは、オンラインに特化することで受講料のコストダウンを実現しています。
以下は、両社が開講している同等の講座の一部料金を比較した表です。
アガルート | TAC | ||
講座名 | 料金(税込) | 講座名 | 料金(税込) |
総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円 | 2025年合格目標8ヵ月本科生 | 385,000円 ※キャンペーン価格:330,000円【10月31日まで】 |
選択科目 民法対策講座 | 54,780円 | 民法トータルパック | 105,600円 |
(参考:アガルート、TAC公式HP)
アガルートの「総合カリキュラム(民法オプションなし)」が195,800円(税込)なのに対し、TACの「2025年合格目標 1年本科生」は374,000円(税込)です。
また民法が学べる講座を比較しても、アガルートの「選択科目 民法対策講座」が54,780円(税込)、TACの「民法トータルパック」が105,600円(税込)と2倍近くの費用差があります。
さらに合格特典を使えば実質ほとんど費用をかけずに受講可能になる点は、アガルートならではの大きな魅力でしょう。
TACでは、キャンペーンとして時期によっては一部の講座を対象に全額返金制度を設けていることもあります。
ただしアガルートのように常時利用できるわけではないので、受講を検討する際には公式HPでチェックするとよいでしょう。
両社を比べると、講座体系にも大きな違いがあるのが分かりました。
アガルートは3つのカリキュラムと6つの単科講座に絞ってあるので「受講したいけれど、どの講座を選んだらよいか分からない」と迷う必要はありません。
一方、TACには8ヶ月~2年のそれぞれ異なるスケジュールで学習を進められる講座が用意されています。
それぞれ週1回1~5コマ(学習期間の長さによる)の講義で無理なく合格を目指せるように構成されているので、スケジュール管理がしやすいのも特徴です。
単科講座の充実ぶりについても、両社には異なる点があります。
アガルート弁理士試験講座は、試験の種類や必要なレベルに応じて6つの単科講座を開設しています。
各講座では正答だけでなく法的思考方法が学べるので、弁理士試験に関する習熟度の全体的な底上げができるでしょう。
一方TACには、アガルートよりもさらに学習分野が細分化された講座が多くあります。
ある程度実力のある方ならば自分に必要な箇所を細かく選べるので、無駄のない講座選びができるといえます。
弁理士とは?資格について
弁理士は知的財産を保護するため、主に特許庁へ提出する書類作成や手続きを代行します。
取り扱う業務の中には「独占業務」が含まれるため、弁理士として働くためには必ず資格を取得しなければいけません。
資格試験は特許庁が行っており、「短答式試験」「論文式試験」「口述式試験」の3つに分かれています。
資格取得後に研修や登録を済ませると、晴れて弁理士として就業可能になります。
弁理士とは?
弁理士は、知的財産を扱う専門家です。
弁理士法には、弁理士の使命について以下のように明記されています。
(弁理士の使命)
第1条 弁理士は、知的財産に関する専門家として、知的財産権の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命とする。
(引用元:e-Gov法令検索)
知的財産とは、人が生み出した発明やデザイン、アイデアなどの中でも、財産として価値のあるもののことです。
弁理士は貴重なひらめきや考案者の権利を法的に保護するために、代理人となって特許庁への申請書類を作成したり出願手続をしたりします。
また、出願後に権利が侵害された場合は、補佐人や代理人として訴訟に参加することもあります。
弁理士が行う業務の中には、その職業でしか担えない「独占業務」が含まれるため、資格を持たずに弁理士を名乗ることはできません。
弁理士試験について
弁理士試験は「短答式試験」「論文式試験」「口述式試験」の3段階に分かれており、各試験に受かれば次の段階に進めるようになります。
それぞれの試験は、一度合格すると2年間は受験を免除されます。
つまりもし短答式試験に一度合格すれば、向こう2年はいきなり論文式試験から受験できるということです。
また、大学や大学院の特定学科を終了していたり、特許庁などへの一定期間の勤務経験があったりすると、一部試験を免除される場合があります。
受験資格は定められていないので、学歴・年齢・国籍などにかかわらず誰でも受験可能です。
ただし、資格を取得したからといってすぐに弁理士を名乗れるわけではありません。
弁理士として独占業務を担うためには、実務修習を修了後に日本弁理士会への登録が必要です。
アガルート弁理士試験講座についてよくある質問
アガルート弁理士試験講座に関してよくある質問をまとめました。
|
アガルート弁理士試験講座の特徴に関する質問の他、実際に弁理士として働いた際の年収や仕事に関する質問も目立ちました。
気になる項目は受講を決める前にチェックし、不安や疑問の解消に役立ててください。
アガルート弁理士試験講座をおすすめの理由は?
アガルート弁理士試験講座をおすすめする主な理由は、以下の4点です。
|
アガルートの弁理士試験講座には3つのカリキュラムと6つの単科講座があり、受講者のレベルに応じて必要なものを選べます。
「一から学習したい」という方だけでなく「弱点だけを学び直したい」という方でも、単科講座を選べば必要な部分に絞って学べるので、過不足なく学習できるでしょう。
また講座内で学習する内容は、専門スタッフや担当講師が過去問を分析し、合格のために必要と判断した箇所に絞られています。
試験範囲を網羅的に学ぶわけではないので、短時間で効率的に合格を目指す方にもぴったりでしょう。
費用を抑えて受講できるのも、おすすめポイントの一つです。
以下の表は、大手予備校が開講する講座との料金比較です。
スクール名 | 講座名 | 料金(税込) |
アガルート | 総合カリキュラム(民法オプションなし) | 195,800円 |
LEC | 2025年合格目標 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 | 505,000円 |
TAC | 2025年合格目標 8ヵ月本科生 Web通信講座 | 385,000円 ※キャンペーン価格:330,000円【10月31日まで】 |
(参考:各オンライン予備校のHP)
アガルート弁理士対策講座は、大手予備校の弁理士対策講座と比べると半額程度の費用で講座受講できるのが分かります。
目標年度の試験に合格できれば、受講料全額返金+お祝い金3万円という豪華な合格特典も利用できます。
つまりアガルート弁理士試験講座は、効率を重視し最短で資格取得を目指せる点や努力次第で受講費用がかからない点がおすすめの講座です。
アガルート弁理士試験講座受講生の合格率は?
アガルート弁理士試験講座受講生の合格率は累計で34.4%です。(2024年10月時点)
以下の表は、直近5年の全国の合格率です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 3,488 | 284 | 8.1% |
2020年 | 2,947 | 287 | 9.7% |
2021年 | 3,248 | 199 | 6.1% |
2022年 | 3,177 | 193 | 6.1% |
2023年 | 3,065 | 188 | 6.1% |
累計 | 15,925 | 1,151 | 7.2% |
(参考:特許庁HP)
表をみると、弁理士試験合格率の全国平均は、過去5年間のいずれの年度も10%に満たないのが分かります。
アガルート弁理士試験講座の累計合格率34.4%は、2023年度の全国平均6.1%と比較すると約5.4倍、過去5年の累計合格率7.2%と比べても約4.7倍と、非常に高いのが分かります。
アガルート弁理士試験講座では司法試験に合格した講師の授業が受けられるって本当?
アガルート弁理士試験講座を担当している3名の講師のうち、丸野講師、渥美講師は司法試験にも合格しています。
両講師ともアガルートでは司法試験対策講座も担当している他、実務に携わった経験もあります。
幅広い法律の観点から弁理士に必要な知識を解説してもらえるので、法的思考方法が身につき、実務段階でも役立つでしょう。
アガルート弁理士試験講座では民法も学べる?
アガルートには民法に対応した講座があります。
民法を含めた弁理士試験に必要な科目を一通り学びたい方は「総合カリキュラム(民法オプションあり)」を選ぶとよいでしょう。
また民法のみの対策をしたい場合は、単科講座の「選択科目 民法対策講座」を受講するのも可能です。
アガルート弁理士試験講座にはLECの道場のような対策講座はある?
アガルートにはLECの道場のような、短期集中型の対策講座はありません。
もし「アガルートを受講したいけれど、一部強化したい箇所がある」という場合は、気になる対策講座や模試だけを他社で受けるというのも一手です。
弁理士試験合格者の出身大学は?
以下の表は、2022年度の弁理士試験合格者出身大学のうち上位10校までをまとめた表です。
順位 | 出身大学 | 合格者数(人) | 割合(%) |
1 | 東京大学 | 21 | 10.9 |
2 | 京都大学 | 18 | 8.3 |
3 | 東京工業大学 | 11 | 5.7 |
4 | 大阪大学 | 8 | 4.1 |
5 | 東北大学 | 6 | 3.1 |
6 | 早稲田大学 | 5 | 2.6 |
東京理科大学 | 5 | 2.6 | |
名古屋大学 | 5 | 2.6 | |
神戸大学 | 5 | 2.6 | |
筑波大学 | 5 | 2.6 |
(参考:特許庁「令和4年度弁理士試験最終合格者統計」)
ランキングには難関大学ばかりが並んでいることからも、強力なライバルが多く存在するのが分かります。
弁理士の年収ってどれくらい?
厚生労働省が発表した「令和4年度賃金構造基本統計調査」によると、弁理士を含む法務従事者の平均年収は次の通りです。
平均年齢 | きまって支給する現金給与額(千円) | 年間賞与、その他特別給与額(千円) |
47.2歳 | 565.5 | 2927.9 |
(参考:厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査」)
表の数値から、平均年収は以下のように推定されます。
|
つまり、弁理士の平均年収は、951万円程度と考えられます。
ただし、この数字はあくまで全体の平均年収です。
勤務先やポジションによっては、以下の表のように大きく異なる場合もあるでしょう。
勤務先 | 年収 | 備考 |
企業弁理士(企業に勤務) | 800〜1,000万円 |
|
特許事務所勤務の弁理士 | 600~800万円 |
|
独立弁理士 | 青天井(1億円以上も) |
|
(参考:アガルート公式HP)
企業や弁理士事務所に勤務すると年収は600~800万円ですが、独立すると場合によっては1億円以上の年収を得られることもあります。
ちなみに国税庁が行った「令和4年分民間給与実態統計調査」には、2022年の日本人の平均給与に関して以下のように記述されています。
2022年度日本人の平均給与は、458万円です。
つまり弁理士の場合、いずれの勤務体系でも平均所得を大幅に上回るといえるでしょう。
弁理士試験の免除制度ってなに?
弁理士試験の免除制度とは、一定の条件を満たしている場合に試験科目の一部が免除される制度のことです。
各試験の制度適用条件は、以下の通りです。
試験名 |
適用条件 | |
短答式試験 |
|
|
論文式試験 | 必須科目 |
|
選択科目 |
|
|
口述式試験 | なし |
(参考:特許庁HP)
弁理士試験の中には、受験者の過去の合格実績や保有する知識・経験などにより免除される試験や科目があります。
免除制度を利用する場合は、受験願書提出時に必要書類を添付する必要があります。
自分が該当するかどうかは早めに確認し、書類の準備を進めておきましょう。
「弁理士はやめとけ」「仕事がない」は本当?
結論からいうと、「弁理士はやめとけ」「仕事がない」という意見は完全に正しいとは言い切れません。
実は、近年弁理士数の増加やAI技術の台頭などを背景に「弁理士資格を取得しても意味がない」「弁理士資格の取得は避けた方がよいのでは?」との声があるのも事実です。
Xをチェックしてみると、以下のような投稿がみられました。
弁理士が増加し、職に就けない弁理士が増えていると聞く。
また、経験のない弁理士を雇ったが、戦力にするのに苦労しているという話も耳に入ってくる。
弁理士を増やすよりも、むしろ特許庁の審査官を増やすべきではないのか。
その方がよほど国全体の知財力を高める結果になると思うのだが。
(引用元:X)
投稿内容をみると、経験の浅い弁理士の中には「戦力に計算できない」という印象を与えてしまう方もいるのが分かります。
それだけに、学習中には試験範囲の丸暗記ではなく、獲得した知識を実務に活かせるような力を養う必要があるでしょう。
他にも、「弁理士の仕事は、技術の発達によってAIに奪われるのではないか」という意見もありました。
今まで人力で行っていた索引作業がAI化される。
そうなると弁護士や行政書士や公認会計士、税理士、弁理士の仕事が激減する。
士業の資格はあるのに仕事がない。
という最も悲しい人材が溢れかえる。
(引用元:X)
こちらの投稿からは、「弁理士業務の中には、AIでも代用可能なものもありそうだ」というのが分かります。
たしかに、AIに業務を任せてしまえば1案件あたりの業務量は減るでしょう。
しかし、弁理士の需要自体はそれ以上に年々高まっています。
アガルート公式HPのコラム内でも、弁理士の将来性について以下のように述べられています。
ベンチャー企業やスタートアップ企業の特許出願の際には、弁理士に委託するというケースが主流です。そして、ベンチャー企業やスタートアップ企業の数は年々上昇傾向にあります。また、国としても特許庁を通じてスタートアップ企業支援に力を入れています。そのため、弁理士の特許出願についてのコンサルティング業務の量がますます増えていくと予想できます。
(引用元:アガルート公式HP)
弁理士は、ベンチャー企業やスタートアップ企業の増加を背景に、今後さらにニーズの拡大が予想される職業です。
就業先も企業弁理士・特許事務所・独立など自由に選択でき、キャリアを積みながら長く働ける点からも、弁理士資格はむしろおすすめの資格といえるでしょう。
アガルート弁理士試験講座についてまとめ
アガルート弁理士試験講座は、低料金・短時間で合格を目指せると評判の講座です。
3つのカリキュラムの他、民法対策も含めた6つの単科講座も用意されており、受講者の知識量やニーズに応じて自由な学びができるのも魅力といえます。
実績のある講師陣や分かりやすいテキストにも定評があるので、初学者であっても安心して取り組めるでしょう。
弁理士資格取得に向けたスクール選びに迷っているのであれば、ぜひアガルート弁理士試験講座の利用をご検討ください。
項目 | 内容 |
受講方法 | 通信講座 |
カリキュラム
受講料(税込) |
2025年合格目標
※キャンペーン価格:191,840円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:156,640円(税込)【2025年5月11日まで】
※キャンペーン価格:130,240円(税込)【2025年5月11日まで】 2026年合格目標
|
単科講座
受講料(税込) |
|
特徴 |
|
サポート体制 |
|
合格率 |
|
割引制度 |
|
合格特典 | 受講料全額返金+お祝い金3万円※総合カリキュラム受講者対象 |
公式HP | https://www.agaroot.jp/benri/ |