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【体験談】生活にあった家を目指して、洗面化粧台をリフォーム!!

2022.01.24
2022.01.24
  • ●年代 40代
  • ●住居形態 持ち家(マンション)
  • ●職業 専業主婦
  • ●居住地域 千葉県船橋市
  • ●使用年数 17年
●トラブルの内容
子どもが蛇口を閉めても、水がポタポタ落ちる。
洗面化粧台の幅が狭く、使いづらい。
経年劣化で全体的に汚い。
Before
【体験談】生活にあった家を目指して、洗面化粧台をリフォーム!!:Beforeイメージ
→
After
【体験談】生活にあった家を目指して、洗面化粧台をリフォーム!!:Afterイメージ

新築で購入し17年住んだ家を2年前にリノベーション(間取り変更も含む)しました。
水回り(キッチン、お風呂、トイレ、洗面台)の総入れ替え、床や壁紙の貼り替え等、一部利用できる土台や壁はそのまま使いましたので、リノベーションというよりはフルリフォームと言った方が正しいかもしれません。
今回は、その中でも洗面化粧台の入れ替えについて書きたいと思います。

【リフォームをしようとした経緯】
リフォームをしようと思ったのは、間取りが生活に合っていなく、それが原因で家が片付かず居心地が悪いと思うことが増えたからです。

新築の分譲マンションを購入して住んでいましたが、キャンセル住戸を購入したため内装を選んだりすることもできずでしたので、住み始めたころから「いつかリフォームしたいなぁ」と思っていました。それが「今だ!」と思ったのは、子どもが受験に関係ない学年だったことと、お風呂や洗面の水栓にガタが来て、子どもが蛇口をしめても完全に閉まらず、ポタポタ落ちていることが何度か続いたことが大きいです。

ポタポタという音に気づいてあわてて閉めなおしていましたが、水道代も心配だし、その都度子どもを怒らないといけないし、水栓だけ直したって、そこだけ直るだけ・・・、水栓だけでなく全てをキレイにしたい!!新しい自分のこだわりの家に住みたい!!と思い、主人を説得してリノベーションすることになりました。

まずリノベーション関連の雑誌を数冊購入し、自分がやりたいと思うことをリストアップしていきました。その中で大きかったのは間取りの変更で、キッチンや洗面、トイレやお風呂は既製品で、今と同じレベルのものでいいかなと軽く考えていました。

以前住宅関係の会社に勤めていた経験から、リフォームするならキッチンはリクシルのアレスタ(リクシル内の上から2番目のグレード)と決めていたため、割とすんなり決まりました。トイレやお風呂も同等品で良いと思っていたため、すぐに決まったのですが、あまりこだわりがないと思っていた洗面化粧台を決めるのに苦戦しました。

【リフォーム会社の選定】
リフォーム会社は3社相見積もりを取りました。

1社目は大手マンションディベロッパーのリフォーム部門。提案されたプランは、すごく良かったのですが価格が高すぎました。予算を言っておいたのに、その1.5倍の見積書が出てきました。
製品の値段(掛け率)はそんなに高くはなかったのですが、工賃になる部分と諸経費の部分がとても高く、ここでは頼めないなと話もほとんど聞かずに終わりにしました。

2社目は本命の近隣でオシャレなリフォームをやられているリフォーム会社。リノベーション雑誌にも掲載されていて、雰囲気が私のイメージとピッタリだったのでメールでアポイントを取りました。メールのレスポンスはすごく丁寧でしたし早かったので、すぐに店舗に伺ってお話を聞くことになったのですが、時間通りに伺ったのに出迎えがなく、やっと人が出てきて通してもらったけど、そこからかなり待たされ、そして対応してくれた方が私たちより若い女性の担当の方で・・・主人は下に見られていると思ってしまったようで全然話にのらず、主人が自分の希望を話さなかったので、出てきたプランも主人の気に入るものではなく。私は自分の希望をある程度聞いてもらえたので断るのは心苦しかったのですが、スポンサーは主人なので結局お断りすることになりました。

最後に行ったのは、家に何度かチラシが入っていて気になっていたリフォーム会社。家族の生活に合った収納を作ったリフォームの写真がチラシに載っていて、いいなぁと思ってチラシを取ってあったんです。ここがダメだったらもう他はないという状況でした。前日に連絡して翌日訪問したのですが、ちゃんと待っていてくださったし、主人をすごく立ててくれたので主人が乗り気になってくれて、そのかわり今度は私の希望があんまり聞いてもらえなくなってしまって、それはそれで大変だったのですが、お願いする会社が決まりました。

【苦戦した洗面化粧台選び】
先ほども書きましたが、キッチンやお風呂は既製品で満足できる人なので、すんなり決まったのですが、洗面化粧台はこだわりがないから無難なものを提案され、それに「あれ??なんか違う・・・」と思ってしまって、そこから家族で希望出しをしました。

まず、我が家の場合、3人家族なのですがどうしても同じ時間に洗面所を使いがちで、狭いと感じていて、広くしたいというのが1番。
提案された洗面化粧台が、ウッドワンのナチュラルテイストのものだったのですが、それを見て初めて私は都会的でモダンな感じが好きだったということに気づいて、モダンな感じにしたいというのが2番。
毎日使うところで汚れがちで、掃除が大変だから掃除を楽にしたいが3番。
できるだけ高くない方がいいが4番。

それをリフォーム屋さんに話したところ提案されたのが、Panasonicのシーライン、洗面所のスペースを広げるために裏にあった子ども部屋を狭くしてもらって調整しました。
手ごろな価格帯で予算内、モダンな感じのものもあり、これで決まりかなと思ったのですが、そこはそんなに甘くなく・・・それまで使っていた洗面化粧台はタカラスタンダードのものだったのですが割と良いものがついていたようで(ディベロッパー用のものなのでシリーズ等は不明)、ショールームに行ってPanasonicのシーラインの実物をみたら安っぽく感じてしまったんです。

そこから、TOTO、リクシル、アイカ工業、サンワカンパニー、いろいろなショールームを見て回りました。
洗面化粧台の幅を120センチから165センチまで広げようとしたため、どこの会社もグレードの高いシリーズでないと作ってもらえず、Panasonicのシーラインを外すと予算内でできるところがない。

リクシルとTOTOで最後迷い、カタログを穴が開くほど読み、見積書とにらめっこし、二度三度とショールームに足を運んで洗面化粧台の前に座り込んで悩みに悩みました。
悩んでいたら、鏡裏の収納をあきらめて、一面鏡にすればコストダウンになることに気づき、扉材のグレードも一番下のもので満足できそうだったので、無事に予算内に収めることができました。

リクシルのルミシスとTOTOのエスクアだと、私がお願いした会社さんの場合、リクシルの方がお安くなりそうだったので、リクシルのルミシス(リクシル内で上位のグレード)にしました。

【一番心配だったお金のこと】
リフォームをするときに、一番心配だったのはお金のことでした。
修理とか頼むと、「見ないとわかりません」「やってみないとわかりません」と言われることが多く、前に畳の表替えをお願いしたときも最初に提示されていた5倍くらいの値段でないとできないと言われたことがありました。リフォームをしている途中でどんどん値段が上がって、でもお金には限りがあるので、結局理想とかけ離れたリフォームで妥協することになってしまうのが心配でした。

そういうことができるかぎりないように、本来施主である私が見る必要はない施工説明書をネットで検索して閲覧し、実際に私が思い描いていることはできるのかを確認しました。
リフォーム会社の担当の方は、自分の仕事ができるだけ楽になる方向に誘導してくる傾向があったのですが、それに負けないように私も知識をつけないとと思ってカタログも施工説明書も穴が開くくらい読み、読んでもわからないところはメーカーのショールームの方に聞いたりして確認しました。

洗面化粧台では、幅を広くしたかったため水栓の位置を20センチほど動かさないといけなくて、それが面倒だったのか「幅は変えなくても今のままで十分に広い」とか「水栓の位置を変えるのは職人が嫌がるからやりたくない」とか言われました。

うちはフルリフォームでしたので、全ての箇所でそういう話になって、私は普段お腹が痛くなるたちではないのですが、強い鎮痛薬を常に飲んでいないと耐えられないような腹痛に打ち合わせをしている数か月間悩まされました。実際に工事が始まって、職人さんとお話しする機会もあったのですが、職人さんは「そんなのは手間じゃない」と言ってくださる方だったので本当によかったです。

家全体をフルリフォームしたので、洗面化粧台だけのリフォーム費用はわからないのですが、私が住宅関係の会社に勤めていた時に聞いていた通り「製品の定価」を予算に見ておけば、施工費・養生費・諸経費を含めて十分にまかなえる感じでした。メーカーの卸値(シリーズごとの掛け率、特にグレードの高いシリーズは基本的に一律)をある程度把握していたので、「キッチンは〇パーセント引きです」といった営業トークにまどわされない嫌な施主だったかもしれません。

【リフォーム期間中】
水回りだけでなく、間取り変更も含むリノベーションでしたので、リフォーム期間中二か月半ほど仮住まいをしていました。その間は一日置き位に進捗をチェックしに通っていました。

洗面所を広げるために、娘の部屋のクローゼットをつぶしたのですが、解体が終わったところで洗面の水栓が問題なく動かせそうなところと、計画通りに幅の広い洗面化粧台が設置できそうなことを自分の目で確認したときはホッとしました。

住んでいなかったこともあるとは思いますが、洗面化粧台もキッチンもお風呂も一日二日であっという間についていて驚いたことを覚えています。トイレは最後に取り付けられていたのですが(職人さんが工事期間中使われていたので)、一日で壁も床も便器も全部きれいになっていました。

【リフォーム後の生活】
リフォームをして家全体がキレイになったのですが、なんといっても洗面所がとても使いやすくなりました。
洗面所のスペースを半畳ほど広くして、洗面化粧台の幅を45センチ広げたため、朝のみんなが使う時間帯にけんかにならなくなりました。
洗面化粧台のボールと天板が一体になっているタイプのものを選んだので、溝がなく掃除がしやすくなりました。

鏡はコストカットのために一面鏡にしたのですが、以前の収納付きの三面鏡だったときは、三面鏡と天板の間の鏡(チャイルドミラーというのでしょうか)に撥ねた水の掃除が大変でした。一面鏡にしたらいっぺんに拭けるのと、もしかしたらボールの形状が昔のものより撥ねにくいのかもしれないのですが、あまり水撥ねしなくなり掃除が楽になりました。

当たり前ですが、子どもが蛇口を閉めても水がポタポタ落ちる問題も解決しました。
もう、住み始めて2年になりますが、洗面所を使うたびにリフォームして良かったと感じています。

ただ一つだけ、失敗したなと思ったことがあります。それは洗面化粧台につけた水栓です。
予算的に厳しい中での洗面化粧台選びだったので、吐水口を引き出して流したりできるシングルレバーの水栓(LF-E345SYC-MB3)を選びました。高くもなく安すぎもしない普通のものです。
以前のものが樹脂製の水栓で経年劣化で黄ばみが出ていたので、シルバー色の水栓になって黄ばまないからいいな、上位機種の自動水栓(タッチレス水栓)は贅沢でしょうと思って選びました。

リフォーム後、インスタで見つけた自動でハンドソープが出てくるハンドソープディスペンサーを購入して使い始めたのですが、自動でハンドソープが出てくるのに、水は自動で出てこないことにちょっとイラっとする日々でした。
今はもう慣れたので大丈夫なのですが、3万円くらい足せば自動水栓になったのでケチらなければ良かったなと思いました。

【リフォームを振り返って】
新築マンションを購入して17年間、いつか自分のこだわりの家にリフォームしたいと考え続け、念願がかないました。
水回りだけでなく、間取りや壁、床もリフォームしたので、すごくお金もかかりました。
でも、家に合わせて暮らす生活から、自分たちの生活にあった家になったことで、すごく暮らしやすくなりました。

リフォーム会社さんとのやりとりは、精神的につらいことが多くお腹が痛くてたまらなかったですが、気になる点を一つずつつぶしていったので、施工後に思っていたのと違ってがっかりすることはなかったです。
こだわりがないと思っていた洗面化粧台ですが、実はこだわりたいところだったことに気づけたので、いろいろと悩みましたが希望のものがつきました。
最後、水栓を自動水栓にしなかったことは失敗ですが、コストカットのために考えに考えたプランですので納得しています。

次に水回りを交換しないといけないときは、高齢になっていて今回のように動けないことが想像されるので、修理程度で済むようにキレイを保ち続けられたらと思っています。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

水まわりのレスキューガイドが提唱 水まわりのレスキューガイドが提唱
業者選びで失敗しないための
4つのポイント
1水道局指定工事店か

水道局指定工事店とは、「給水・排水工事を適正に行える業者」として各自治体から指定された業者です。

法律と法令に基づいて、その地域内で給水装置の新設・改造・修繕・撤去の工事をおこなうことができる業者を「指定給水装置工事事業者」、排水設備の工事であれば「指定排水設備工事事業者」と定められています。

水道局指定工事店であるかどうかは業者のホームページのほか、各自治体のホームページでも確認することができます。

2事前に見積もりをしてくれるか

事前に見積もりをして料金に納得してから、依頼をするようにしましょう。見積もり料・キャンセル料が無料の業者に依頼相談をするとより安心です。

修理料金は「作業料金+部品料金」が基本の料金内訳です。そのほかにも基本料金、出張料金、キャンセル料金など、業者によってかかる費用はさまざまです。事前に見積もりをして料金内訳や追加請求がないかも確認しましょう。

3スタッフの対応が丁寧か

わたしたちは水まわり修理のプロではないので、専門用語や水道設備についてもわからないことも多くて不安ですよね。相談窓口や作業スタッフの誠実さは、相談や依頼をするうえで重要です。

不安なことは都度質問をして、丁寧に説明をしてくれる業者が信頼できます。水トラブルの原因や対策についてもアドバイスをもらうと再発防止になります。

4複数社に見積もりをとろう

複数の業者に見積もりを依頼して内容を比較すると、業者によって工事内容や料金、スタッフの対応にも違いがあることがわかります。

相見積もりをすることで、専門知識がなくてもおおよその料金相場がわかるため、料金が安すぎたり高すぎたりするような怪しい業者を避けることもできます。

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