前回は、ライブイベントの準備としてテナント管理者によるポリシーの設定変更を紹介しました。今回は、ライブイベントの予約方法を紹介します。 ライブイベントを主催するには、主催者が「予約」しなければなりません。主催者をTeamsではプロデューサーと呼びます。また、プロデューサーになれるのは、ライブイベントを主催できるプランのライセンスを割り当てられたユーザーだけです。(プランの違いについては、連載第76回を参照)

カレンダーからライブイベントの予定を作成

ライブイベントを開催するには、まずプロデューサーとなるユーザーがTeamsにサインインして予定を作成します。 また、プロデューサーと発表者は必ずしも同じユーザーとは限りません。

(1)「カレンダー」をクリック。
(2)「+新しい会議」右の「∨」をクリック。
(3)「ライブイベント」メニューをクリック。

  • 「ライブイベント」メニューをクリック

※注意※ サインインしているユーザーのライセンスがライブイベントを主催できないプランの場合、「ライブイベント」メニューは表示されません。

(4)開催するライブイベントのタイトルを入力。
(5)必要に応じて場所を選択。
(6)ライブイベントの開催日時を入力。
(7)ライブイベントの概要を入力。
(8)自分以外の発表者がいるとき、発表者のユーザー名を入力して追加する。
(9)現在登録されているプロデューサー、発表者の一覧。
(10)匿名の出席者に発表を許可する場合、スライドスイッチをオンにする。
(11)クリックして次のページに進む。

  • ライブイベントの予定を作成

プロデューサーや発表者の役割は、役割名の右側の「∨」をクリックして変更できます。また、ユーザー名右側の「×」をクリックして、登録したユーザーを削除できます。

組織外(テナント外)のユーザーも発表者として登録できますが、その場合は、発表者となる組織外のユーザーをあらかじめTeamsのいずれかのチームのゲストユーザーとして登録しておかなければなりません。

(12)ライブイベントの出席者の範囲をクリックして選択。
(13)「ユーザーとグループ」を選択したときに、ライブイベントの出席者のユーザー名やグループ名を入力して登録。
(14)Teamsを実行しているPCでライブイベントを行うときは「Teams」を選択。会議用の視聴覚設備などを接続して使用するときは「外部のアプリまたはデバイス」を選択。

  • ライブイベントの予定を作成(続き)

「ライブイベントのアクセス許可」の選択肢は、当連載の77回記事で紹介したポリシーの設定によってかわります。許可されない選択肢は、グレーアウトされます。

(15)設定ページを下にスクロールして使用するオプションをオンにする。
(16)「スケジュール」をクリックして予定を作成する。

  • オプションをオンにする

※注意※ ライブイベントのレコーディングについては、著作権や肖像権などの問題があるので、許可しても問題ないことを確認できない限りはオフにした方がいいでしょう。

作成したライブイベントの予定の確認

ライブイベントの予定を作成すると、Teamsのカレンダーに表示されます。

(1)Teamsのカレンダーに作成したライブイベントの予定が表示された。ダブルクリックすると予定を開く。

  • ライブイベントの予定が表示された。ダブルクリックすると予定を開く

(2)ライブイベントを開始。
(3)ライブイベントの予定をキャンセル。
(4)ライブイベントの作成画面を開き、ライブイベントの内容を修正。

  • ライブイベントの予定

(5)このライブイベントに参加。
(6)ライブイベント参加中にチャットウインドウを開く。
(7)ライブイベントへの参加「承諾」、保留「仮の予定」、「辞退」の選択。 。

  • ライブイベントの予定を開いた画面

次回はライブイベントの開催を紹介します。