ガス・ヴァン・サントの35mm長編デビュー作『ドラッグストア・カウボーイ』(配給:鈴正、weber CINEMA CLUB)がデジタルリマスター版として2026年9月18日より公開となる。この度、アザービジュアル2種とガス・ヴァン・サント監督のコメントが公開となった。

  • デジタルリマスター版『ドラッグストア・カウボーイ』のアザービジュアル2種とガス・ヴァン・サント監督のコメントが公開

『マイ・プライベート・アイダホ』は、ガス・ヴァン・サント監督の35mm長編デビュー作で、ドラッグなしでは生きられない若者たちの姿を、アメリカン・ドリームの裏側を浮き彫りにして孤独と喪失に彩られた世界をユーモアも交えて描く。北米のみでなく、ヨーロッパ、日本でもロングランヒットし、数々の映画賞を受賞した。

主演はフランシス・フォード・コッポラの『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』(ともに1983)で多くのファンを獲得したマット・ディロン、その妻役を大ヒット作『カクテル』(1988)で注目を浴びたケリー・リンチが演じる。二人が抱き合っているポスターは、公開当時、上映している映画館で貼る度に盗まれたという逸話も残っている。

ガス・ヴァン・サントは、本作について「カウンターカルチャー的な要素と強いストーリー性を合わせていて、自分のそのやり方は、今もなお変わらないと思う」と自分の原点的作品だと語る。本作に神父役として出演する、監督が敬愛する小説家であるウィリアム・S・バロウズについては、「ウィリアム・S・バロウズは、マット・ディロンを相手に演技をするならと、了承してくれた。出演が7シーンもあったが、事前に一日で撮り上げるように言われていて、なんとか1日で撮れてホッとしたよ」と当時の思い出を語った。

この度、2種類のアザービジュアルが公開となった。両方ともに映画の場面写真ではなく、撮影時に撮りおろしされたカットが使用されている。一つは、本作のポスターにもなった建物をバックに、当時、新進気鋭の俳優であったマット・ディロンが一人でカメラを見つめるショット。もう一つは、映画のなかでも行動を共にドラッグストアを襲う、マット・ディロンとケリー・リンチ、ジェームズ・レグロス、ヘザー・グラハムの4人がスタイリッシュにおさまるショットとなる。なお、マット・ディロン一人のビジュアルは、9月18日公開時に入場者特典(数量限定・なくなり次第配布終了)として、B5サイズフライヤーとして配布される予定となっている。

■ストーリー
新たなドラッグを手に入れるため、ドラッグストアを荒らし、その日暮らしをするボブ(マット・ディロン)と妻ダイアン(ケリー・リンチ)や友人リック(ジェームズ・レグロス)、10代のナディーン(ヘザー・グラハム)。犯罪のスリルとドラッグが全身を包み込む快感。それさえあれば満足だった。ところが、ある日、ナディーンが犯した事故が引き金となって仲間たちの関係に亀裂が入り、歯車が狂い始める。

■出演者(役名:俳優名)
ボブ:マット・ディロン
ダイアン:ケリー・リンチ
ジェントリー刑事:ジェームズ・レマー
リック:ジェームズ・レグロス
ナディーン:ヘザー・グラハム
トム・マーフィ神父:ウィリアム・S・バロウズ

■スタッフ
監督:ガス・ヴァン・サント
製作総指揮:ケイリー・ブロカウ
製作:ニック・ウェクシュラー、カレン・マーフィー
脚本:ガス・ヴァン・サント、ダニエル・ヨスト
原作:ジェームズ・フォーグル
撮影:ロバート・ヨーマン
編集:カーチス・クレイトン、メアリー・バウアー
美術:デビット・グリスピン
衣裳:ビュートリックス・バスツアー
音楽:エリオット・ゴールデンサル

© 1989 Avenue Entertainment, Inc. All Rights Reserved.