いまやスマホ1台で何でもできてしまう時代、朝夕の電車で周囲を見渡せばドラマや映画を楽しんでいる人はかんたんに見つかります。何でもできるiPhoneなら、ドラマの音声の会話部分が聞き取りにくいくらいかんたんに解決...いえいえ、これがなかなか難しいのです。
言語や性別によっても多少の差はありますが、人間の会話は周波数1kHz付近が中心です。だからといって、1kHz付近のボリューム(音圧)を上げれば問題解決という単純なものではなく、子音や明瞭度に関係する2〜4kHzあたりを少し強調するとか、コンテンツが映画の場合はセンターチャンネルの音量を上げるとか、一筋縄では行きません。
見ているドラマがネット動画(ストリーミングアプリ)であれば、そのアプリに会話を強調する機能があるか確認しましょう。
たとえば、Apple TVで再生中に画面下部の「インサイト」をタップすると現れるメニューで「オーディオ」をタップすると、「対話を強調」をオンにできることがあります。複数のオーディオチャンネルから話し声を検出し強調してくれるこの機能は、すべてのコンテンツで有効なわけではありませんが、効果は確かです。Prime Videoにも同様に、音声メニューに「ダイアログブースト」が表示されるコンテンツに限り、人間の会話を強調して再生できます。
AirPodsなどのApple製オーディオデバイス(Beats含む)を利用している場合は、「ヘッドフォン調整」を使うという手もあります。「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」→「ヘッドフォン調整」の順に画面を開き、オーディオチューニング欄で「音声の音域」にチェックを入れたうえで、音量を調整してみましょう。これで多少は聞き取りやすくなるはずですよ。
