文書の受け渡しといえば、いまや「PDF」の時代です。フォントやレイアウトが崩れない、電子署名など改ざん防止措置に対応できるといった特長にくわえ、2008年には国際標準化機構/ISOにより「ISO 32000-1」として標準化され、特定の企業に依存しないオープンな技術となりました。

もちろん、iOSもシステムレベルでPDFをサポートしています。表示だけでなく図やテキストの追加にも対応するほか、ワープロや表計算アプリで作成した文書を印刷する要領でPDFに書き出すことも可能です。

iOSのPDFサポートはバージョンアップのたびに強化されてきましたが、iOS 26ではPDFの扱いに長けたアプリ「プレビュー」が追加されました。テキストの追加やハイライト処理、取り消し線の追加といったマークアップ機能を利用できるほか、回転や切り抜きといった編集処理にも対応しているので、PDFに触れる機会が多いユーザには重宝されるはずです。

しかし、ファイルアプリでPDF以外のファイルも扱うユーザにとって、プレビューは少々面倒な存在です。従来は、PDFをタップすれば内容を表示(クイックルック)できていたところが、iOS 26ではアプリがプレビューに切り替わってしまうのです。PDFを閲覧するたびにアプリが切り替わるのは、少々煩わしいですよね。

そこで利用したいのが、「ファイルを開くアプリの変更」です。ファイルアプリには、どのアプリでファイルを開くかカスタマイズする機能が用意されており、初期値ではPDFはプレビューで開く設定になっているのですが、それをクイックルックに変更すればいいのです。

手順はかんたん、ファイルアプリで適当なPDFを長押しし、メニューの「このアプリを開く」を選択します。そこで「クイックルックでプレビュー」にチェックを入れれば、次回PDFをタップしたときからプレビューアプリで開かずクイックルックで処理してくれるようになりますよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 iOS 26で追加された「プレビュー」。PDFを扱うには便利なアプリですが...

  • iPad iPhone Hacks

    2 PDFをタップしたときプレビューアプリで開きたくない場合には、ファイルアプリで適当なPDFを長押しし、メニューの「このアプリを開く」を選択します

    • iPad iPhone Hacks

      3 「クイックルックでプレビュー」にチェックを入れると、クイックルックがファイルアプリにおけるPDFのデフォルト動作になります