アクションボタンを押すかコントロールセンターの消音ボタンをオンにしておけば、内蔵スピーカーから音は出ない...そんなことはありません。消音モードがオンの状態でも内蔵スピーカーから音を出すアプリは存在します。

たとえば、X(旧Twitter)では、動画など音声が含まれるコンテンツが再生されると、消音モードに設定していても内蔵スピーカーから音が出ます。イヤホン接続時にはイヤホンから音が出ることになりますが、アプリの音が消音されないという点では同じです。

その原因は、出力される音声が「メディア音声」として扱われるためです。消音モードが対象とする音声は、着信音や通知音、システム効果音であり、メディア音声である音楽や動画、ゲーム音声は対象外です。XなどSNSアプリで扱われる動画の音もメディア音声として扱われるため、Xで再生される動画の音声は消音されず内蔵スピーカーから出力されます。

同様に動画などコンテンツの音がメディア音声として扱われるアプリには、SafariなどのWEBブラウザ、Apple Musicなどの音楽再生アプリ、YouTubeなどの動画再生アプリ、FacebookやLINEなどのSNSアプリを挙げることができます。

ただし、コンテンツの音がメディア音声として扱われるアプリの中には、コンテンツに対して適用した音声オフの操作を記憶しているものがあります。動画上に配置されたスピーカーボタンで音声をオン/オフできる機能を持ったアプリは、次回動画が現れたとき同じ設定を適用することで、音声オフになるというわけです。ただし、スピーカーボタンで音声をオンにすれば、消音モードであるかどうかにかかわらず内蔵スピーカーから音を出しますから、コンテンツの音がメディア音声として扱われるアプリであることに変わりはありません。

  • 消音モードを有効にしてもスピーカーから音が出るアプリは存在します

    消音モードを有効にしてもスピーカーから音が出るアプリは存在します