都市伝説から生まれたA24の話題作『バックルームズ』(2026年9月4日公開 配給:ハピネットファントム・スタジオ)のA特別映像<リミナルスペース編>が公開となった。また、本作でプロデューサーとして参加しているジェームズ・ワンのコメントも到着している。
『バックルームズ』は、都市伝説とされていた空間"Backrooms"を舞台としたホラー映画。「ある日突然 "現実世界の裏側"へ外れ落ちてしまったら……?」 どこまでも続く⻩色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。わずかに現実からズレている――そんな出口のない"リミナルスペース"で、観客は"最高密度の不安と恐怖"を体験することになる。
この度、日常と異界の「狭間」のような場所を閉じ込めた、戦慄の特別映像<リミナルスペース編>が公開となった。映像が捉えるのは、本作の重要なキーワードのひとつである〈リミナルスペース〉。 まるで古い防犯カメラの映像を覗き込むかのような粗い画質の先に広がるのは、四方を⻩色い壁紙に囲まれた奇妙な空間。床に不自然に埋め込まれた椅子、行き止まりの見えない通路、そして不意に現れる謎の人影。反響するアナウンスと鳥のさえずりが静寂の中に響き渡り、現実と非現実の境界を曖昧にしていく――。〈どこにでもある〉はずの、〈いつも見慣れた風景〉。しかしその風景は突如として世界との接続を失い、説明のつかない不安と違和感を観る者に植え付ける。日常と異界の「狭間」のような場所を映し出す、戦慄の特別映像となっている。
ちなみに、〈リミナルスペース〉とは、誰もいないショッピングモールや、どこにも繋がっていない無人の廊下など、本来は人の存在によって成立す る場所から「人の気配」だけが失われた空間を指す。見慣れた日常の風景でありながら、そこに生まれるわずかなズレや違和感が、見る者に説明のできない不安や恐怖を呼び起こす――近年、世界中で注目を集める新たなホラー表現である。その概念を世界中に知らしめたのが、16歳の映像クリエイター、ケイン・パーソンズ。インターネット上の都市伝説に着想を得て、 3Dソフト「Blender」と「After Effects」で制作した9分間の短編"The Backrooms(Found Footage)"は、2022年にYouTubeで公開されると、わずか2週間で2,000万回再生を突破。「ネット上で最も怖い映像」として世界中に拡散、その後、パーソンズは独自の物語世界を構築し、全2話に及ぶWebシリーズへ発展。総再生回数は2億1,600万回を超え、世界中でそれが何なのか考察され、巨大なファンコミュニティを形成した。日本でも先日投稿された「なぜこの場所(リミナルスペース)が怖いのか」と題された SNS投稿が一気に100万impを達成するなど、徐々に注目が集まっている。
そんな新たな才能にいち早く注目したのが、現代ホラー映画界を牽引する巨匠、ジェームズ・ワン。数々の世界的ヒット作を手掛け、心理的恐怖と革新的な映像表現でホラー映画の新たな潮流を築いてきたワンは、本作のプロデューサーとして参加している。パーソンズ監督について「このプロジェクトのホラー要素は、非常に心理的な視点から生まれており、ケインはリミナルスペースへの関心の高まりを実に見事に利用している」とコメント。さらに「彼は短編シリーズでその優れた手腕を証明してみせた。自分の求めるものを完全に理解し、この世界を知り尽くしている。だからこそ、製作陣もキャストもスタッフも、彼のビジョンを全面的に信頼している。これほどの人物をリーダーに迎えられて本当に良かったよ」と、その才能へ絶大な信頼を寄せている。
■ストーリー
ある日、自らの店の地下から異次元へと迷い込んでしまった男・クラーク(キウェテル・イジョフォー)。ルールすら存在しない不条理な世界で、彼は怪異に直面していく。 なぜ、この空間は存在するのか。そして、ここで一体何が起きているのか――。
■出演者(役名:俳優名)
クラーク:キウェテル・イジョフォー
メアリー:レナーテ・レインスヴェ
フィル:マーク・デュプラス
ボビー:フィン・ベネット
■スタッフ
監督:ケイン・パーソンズ
脚本:ウィル・スーディク
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