◆ Borderlands 3(グラフ20~26)
Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/
ベンチマーク方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。設定は
全体的な品質:ウルトラ
アンチエイリアス:テンポラル
とした。
結果(グラフ20~22)でも判るように、2K~2.5KではCPUの性能差が割と顕著であり、2Kでは平均フレームレートが1割以上上がっているあたりは流石である。3K以上はGPUネックのため性能差が無いのはまぁ当然である。
これはフレームレート変動からも明白で、2K(グラフ23)では多少接近している部分もあるが、概してCore i9-13900Kのフレームレートが常に上回っている。2.5K(グラフ24)だと、差があるのは70~100秒のあたりが一番大きいが、20秒付近でCore i9-12900Kが落ち込んでいる部分がCore i9-13900Kでは落ち込まない、というのも結構地味に性能を示している様に思える。3K/4K(グラフ25・26)はまぁもうフレームレートは同等として良いかと思う。
◆ F1 22(グラフ27~33)
F1 22
EA Sports
https://www.ea.com/ja-jp/games/f1/f1-22
ベンチマーク方法はこちらのF1 22の項目に準じる。設定は
Anti Alias:TAA only
Anisotropic Filter:16X
Detail Preset:Ultra High
とし、その他は全てデフォルト設定のままとした。
結果(グラフ27~29)はもう御覧の通りで、2Kで若干の差はあるものの、基本は変わらず。まぁGPUがボトルネックになっているのが明白である。実際フレームレート変動を見ても、2K(グラフ30)では一応ちょっとあるかな? という差が2.5K(グラフ31)では殆ど無くなり、3K/4K(グラフ32・33)では差が無いに等しくなっている。まぁこれが普通、というべきだろうか。
◆ Far Cry 6(グラフ34~40)
Far Cry 6
Ubisoft Entertainment
https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/far-cry/far-cry-6
ベンチマーク方法はこちらに準ずる。設定は
Quality:High
Antialias:TAA
DXR Reflections/Shadows On
としている。
結果(グラフ34~36)を見ると、2.5Kまでは割と明確に性能差があるのが判る。2Kで平均フレームレートで14fps程というのは、無視できない差である。フレームレート変動でもこれは明白で、2K/2.5K(グラフ37・38)では明確にグラフが分離している。3K/4K(グラフ39・40)はGPUがボトルネックになっているためかほぼグラフが1本にまとまっており、逆にGPUの負荷が低い2.5K以下でのCPU性能が明確に示された格好だ。
◆ Metro Exodus PC:Enhanced Edition(グラフ41~47)
Metro Exodus PC:Enhanced Edition
4A Games
https://www.metrothegame.com/
ベンチマーク方法はこちらのMetro Exodus Enhanced Editionの項に準じる。設定は
Shading Quality:Ultra
Ray Tracing:High
DLSS:Off
Reflections:Hybrid
Variable Rate Shading:4x
Hairworks/Advanced PhysX:Off
Tesselation:Full
とした。
平均フレームレート(グラフ41)を見るとあまり差が見えないが、最大/最小フレームレート(グラフ42・43)では2K/2.5Kで多少差がある事を示しておる。フレームレート変動を見ると、例えば2K(グラフ44)だと開始~10秒あたりではそこそこの差があるし、45秒以降を見ても大きな差とは言えないまでもCore i9-13900Kの方が僅かにフレームレートが上であり、基本GPUネックと言いつつも多少はCPUによる性能差がある事が判る。もっともこうした差があるのは2.5Kまでで、3K以降はもう差が無いとして良いレベルではあるが。