電通デジタルは6月28日、SNSアカウント運用を起点としたマーケティング支援を目的に、アカウントの運用の現状・課題を定量的に把握するソリューション「SNSヘルスチェックプログラム」を、同日から提供開始することを発表した。

  • 診断結果のイメージ

    診断結果のイメージ

「SNSヘルスチェックプログラム」は、企業やコンテンツホルダーのSNSアカウント内での相対的なポジションやフォロワーの趣味嗜好、SNS上での口コミの量および質を把握し、課題を明確化するソリューション。

エンゲージメントやフォロワー数といった定量的な観点での市場や競合比較での評価の把握のみならず、フォロワーの特徴をひも解く「トライブ分析」やSNS上の口コミの感情を高精度に分析する「mindlookをはじめとしたソーシャルリスニング」といった電通デジタル独自の分析手法により、フォロワー視点での深堀した分析を行い、以下に挙げる5つの診断項目の結果と健康状態を可視化することにより、課題発掘や目標の整理、再設定などに繋げることができるとしている。

具体的な診断項目は、日本企業の数百アカウントのエンゲージメントやフォロワー数をベースに競合アカウントのポジションを把握する「アカウント運用状況のポジション把握」、自社アカウントのフォロワーの特徴を競合と比較する「フォロワーの質把握」、アカウントからの発信に反応するユーザーの特徴や、投稿内容が好意的に捉えられているかを把握する「フォロワーからのアクション状況把握」、年間で自社/自社製品への口コミについて、ボリュームや内容、自社に抱く感情を分析する「ユーザー口コミ分析」、これらの分析結果や同社の知見などをもとにアカウントのSNS上のコンディションを数値化し、サマリーに加えSNSコミュニケーションにおける課題を提示する「診断まとめ」——の5項目となっている。