NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は9月14日、台湾Shany Electronic(以下Shany)製のサーマルカメラ「SNT-8D0120TFB-B」を9月から販売開始することを発表した。価格はオープン。

  • 左からサーマルカメラ単体、レコーダー単体、設置例

    左からサーマルカメラ単体、レコーダー単体、設置例

このたびNTT-ATが販売する「SNT-8D0120TFB-B」は、赤外線映像で体表面温度を高精度(±0.5℃の誤差)に測定するAI搭載型サーマルカメラ。

体温測定専任の担当者を常時配置するなどのコストをかけず、測定時の感染リスクを回避し、来訪者側にも測定の負担や手間をかけず、発熱者を検知できるとしている。

映像は、通常の映像とサーモグラフィ映像が同時に記録され、モニター上で確認できるため、発熱者の特定も容易だという。

同社は、購入後すぐに運用開始できるカメラ、レコーダー、モニターをセットで販売する。

サーマルカメラ「SNT-8D0120TFB-B」の本体サイズはW71.6×D35.5×H117.5mm、重さ450g。解像度はFLIR (USA) 80×60、温度検出は中心および最高温度(測定誤差±0.5℃)。

レコーダー「SNVR-6404B」の本体サイズはW165×D190×H45mm、カメラ接続可能台数は2台まで、HDD容量は2TB、映像出力はHDMI×1、Display Port×1、VGA×1、電源は100W。