三菱地所は1月16日、同18日から同年3月31日までの間、横浜のみなとみらいエリアで同社グループが運営する商業施設3施設(MARK(マーク) IS(イズ)みなとみらい、ランドマークプラザ、スカイビル)において、各施設内および施設間における顧客の行動データと購買データの収集・分析による効果的な集客・販促施策の実施を目的とした実証実験を行うと発表した。

今回、unerry(ウネリ―)が提供する施設来訪者の行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を活用して顧客の購買行動を見える化して分析し、顧客満足度を高める効果的な集客・販促施策の実施を目指す。

実証実験では対象施設の共用部や店舗内(208店舗)にビーコン端末を約400個設置し、実験に併せて開発したアプリ「みなとみらいスタンプラリーアプリ」をダウンロードした顧客がビーコン端末の電波圏内に入るとシステム上で検知され、Beacon Bankを用いた来館・来店情報などの行動データの分析ができるという。

  • 実証実験のイメージ

    実証実験のイメージ

また、アプリと商業施設内で利用できるポイントカード「みなとみらいポイントカード(三菱地所グループCARDみなとみらいポイントカード一体型含む)」を連携することで、行動データに購買データを紐づけた分析も可能としている。

  • 従来と実証実験で行う顧客行動の流れの比較

    従来と実証実験で行う顧客行動の流れの比較

今回の取り組みにより、顧客の行動特性や商業施設内の回遊ルート、商業施設間の買い回り動向を把握することが可能となり、効果的な集客施策・施設運営に役立てることに加え、検出された来館・来店情報をベースに顧客の嗜好にあった最適なクーポンやお知らせなど、みなとみらいスタンプラリーアプリを通じてプッシュ通知することで、よりきめ細かな顧客コミュニケーションを実現するという。

実証実験で取得したデータは、集客・販促活動への活用のほか、エリアそのものの集客・マーケティングへの高度利用の可能性も検討している。アプリの主なコンテンツは、みなとみらいスタンプラリーに加え、MARK IS みなとみらい・ランドマークプラザからのお知らせ通知、アプリ限定のクーポン配布となる。

なお、みなとみらいスタンプラリーはMARK IS みなとみらい、ランドマークプラザのスタンプラリースポットを巡ってスタンプを15個貯めると、先着2000人にみなとみらいポイント1000ポイントプレゼントするほか、抽選で50人にみなとみらいポイント1万ポイントが当たるダブルチャンスがあるという。