グローバルウェイは11月28日、「クリエイティブ職が働きやすい企業ランキング」を発表した。同ランキングは、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に「クリエイティブ系職種」のユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業を対象に実施。

同ランキングは、「労働時間の満足度-残業や長時間労働がないか」「仕事のやりがい-楽しいか、 意義を感じるか」「ストレス度の低さ-心身に疲弊感はないか」「休日の満足度-休みがあるか、 有休を取れるか」「給与の満足度-金額は十分か、 割に合うか」「ホワイト度-ブラック企業でないかを総合判断」の6項目の評価の平均点を算出してまとめたもの。

第1位はヤフー(総合評価3.74)だった。同社では、優秀なエンジニアとデザイナーを「黒帯」に認定し、 初回任命時に10万円の一時金、 年間上限100万円の個人の活動予算枠を付与するなど、 活動を手厚く支援する制度を設けている。

「子育て優先で時短勤務をされている方も多くいます。上長も子育て世代の方だったりと理解のある方が多いです。 また、 会社全体も残業せずに早く退社することを推奨しているので、 時短で早く帰ることもあまり気にすることなく働くことができています。 ママ社員同士、 ランチの時間などに子育てや働き方の悩みも共有しやすいです」(Web関連職/40代前半女性/年収500万円/2017年度)といったクチコミが寄せられている。

第2位は、リクルートグループの制作・プロモーションなどを担っているリクルートコミュニケーションズ(総合評価3.43)だった。2016年から原則として全従業員を対象とするリモートワークが導入され、 実施から2年弱で従業員の95%が利用しているという。

「仕事に関しては『やりたい!』と自己申告すればさせて貰える環境でした。 経験値はかなり上がります。 2媒体経験しましたが、 とても面白く、 たくさんのクライアントを経験でき、 転職にも有利になりました。 ただ、 確実にミッションや社内の賞にエントリーしないと評価はされません。 やることやれば、 有休をとっても何も言われない環境でした」(制作ディレクター/30代後半女性/年収400万円/2013年度)といったクチコミが寄せられている。

第3位はリクルートホールディングス(総合評価3.37)だった。「やりがい」の評価の高さが目立ち、月45時間相当分の超過勤務手当などを含む初年度年収例は427万円(2018年見込み)となっている。

「ピーク時には休日出勤もしますが、 逆に余裕のある時期には長い休暇に有給休暇を足して充電期間にしたりと、 かなり自由度もあります」(制作ディレクター/40代前半女性/年収700万円/2012年度)といったクチコミが寄せられている。

  • クリエイティブ職が働きやすい企業ランキング 資料:グローバルウェイ