パナソニック ソリューションテクノロジーは11月16日、「帳票OCR」の製品ラインアップとして、「帳票OCR for RPA」の提供を開始した。

帳票処理における多様なPDFファイルフォーマットへの対応や、OCRの読み取りエラー発生による自動処理の停止、帳票フォーマット変更時に、RPAで処理するデータを紐づけしなおすなどの課題に対応し、より簡単に、広範囲な業務でOCRとRPAを連携できる機能を搭載した。

具体的には、OCR処理時に発生するフォーマット不一致などのエラー通知出力機能を搭載。エラー発生時、エラー内容を自動でダイアログに表示する。

  • エラー通知出力機能

また、多様なPDFファイルに対応。さらに、フィールド名一括設定機能を搭載し、フィールド名出力機能を使って認識結果のCSVデータ(先頭行)にフィールド名を出力することで、RPAツールにてCSVファイルの「項目名」と「紐づいたデータ」を簡単に抽出可能とした。

  • フィールド名一括設定機能