Googleは現地時間2日、Google Apps Scriptをより手軽に扱える「G Suite Developer Hub」をスタートさせた。

数行のスクリプトでGmailの自動化を行ったり、ドライブやカレンダーなどAPIを使った連携などGoogleプロダクトを用いた手軽な業務効率化にも使えるGoogle Apps Scriptの開発インタフェースに、より手軽に扱える「G Suite Developer Hub」が加わったことを公式ブログで発表した。

G Suite Developer Hubにアクセスすると、やさしいメニュー名がならび、ファイルを扱う要領で自身のプロジェクトを管理できるインタフェースが表示。[新規スクリプト]をクリックすると実行ボタンやデバッガ、プロジェクトトリガーが並ぶスクリプトエディタへと移動できるようになっている。従来のドライブやスプレッドシートのメニューからの作成に加え、管理しやすいG Suite Developer Hubから各種Google Apps Scriptを作成できる。また、スプレッドシートやGmailのアドオンなど短いコードを示すアドオンスターター、ベーシックなコードのステップ形式でAPIや他のアプリケーションとの連携を示すコードラボなど入門者が間口を広げられるようチュートリアルも充実させている。

  • G Suite Developer Hubプロジェクト管理画面

    G Suite Developer Hubプロジェクト管理画面

  • G Suite Developer Hubコード入力画面

    G Suite Developer Hubから[新規スクリプト]でスクリプトエディタ

  • G Suite Developerの"はじめに"に設置してある各アドオンのチュートリアルコード

    G Suite Developerの"はじめに"に設置してある各アドオンのチュートリアルコード