Sansan10月3日、京都市内にAI技術者の活動拠点「Sansan Innovation Lab」を開設した。

  • 「Sansan Innovation Lab」

    「Sansan Innovation Lab」

同社のAI技術者が所属するData Strategy & Operation Center(DSOC)は、大量の名刺を正確かつ効率的にデータ化する独自のオペレーションシステムを開発・運営している。

現在では、サービスを通じて世の中に価値を届けることをミッションとし、次に出会うべき人脈をレコメンドする「スマートレコメンデーション(β)」などの同社における先進的な機能の開発を担っているという。

Sansan Innovation Labは、伝統の京町家を改装して整備し、DSOCが有するAI技術者の活動拠点であると同時に、新しい価値を生み出すイノベーションの拠点として、さまざまな情報を発信していく。

具体的には、Sansan Innovation Lab内に設置した、20人規模のイベントスペースを活用し、京都に拠点を構えるITベンチャー企業を中心に外部も交えたセミナー、勉強会などの公開イベントを開催。

職種や会社の枠にとらわれず、広く技術・開発・クリエイティブ分野の人材が交流できる場として継続的な展開を行い、取り組みを通じて、京都の技術・開発者コミュニティの活性化と発展に寄与し京都から世界を変えるイノベーションを生み出す後押しとなることを目指す考えだ。