ソニーモバイルコミュニケーションズがMWC 2018でXperiaスマートプロダクトの新製品を発表しました。今度のモデルは、両耳タイプの完全ワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo」。Aiの搭載による楽しい機能や使い方を、いち早く現地のブースで体験してきました。

  • ソニーのAIアシスタントを搭載した両耳オープン型の完全ワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo」(右)

  • MWC 2018の会場で実機を体験してきた

海外では、2月26日に北米のAmazon.comで予約受付が始まりました。価格は279.99ドル(約30,000円)で、発売日は5月31日となっています。なお、今回体験したXperia Ear Duoはあくまで海外版の製品なので、もし日本で発売されることになった場合は本体やソフトの仕様が変わることもあります。あらかじめご了承下さい。

どうやって使うの?

Xperia Ear Duoは、BluetoothでAndroidやiOSを搭載する端末にペアリングして使うデバイスです。単独でWi-FiやLTEの通信機能を使ってネットワークにつなぐことはできません。ソニー独自のAIアシスタント「ソニーエージェントテクノロジー」を搭載する"賢いBluetoothワイヤレスイヤホン"といったイメージを持っていただければよいかと思います。スマホやタブレットを用意したら、アプリストアからコンパニオンアプリ「Xperia Ear Duo」をインストールすれば準備は完了。

  • カラバリはゴールド(右)とブラック(左)の2色を用意

  • 本機専用のコンパニオンアプリ「Xperia Ear Duo」

スマホとのペアリングはNFCでもできますが、Xperia Ear Duoのアプリを起動しておけば設定画面からのデバイス選択はおろか、NFCによるワンタッチペアリングも不要なのだとか。スマホにイヤホンを近づけると「ペアリングしますか?」とアラートが出て、承諾すると面倒なBluetooth接続がいとも簡単にできてしまいます。アップルのiPhoneにAirPodsやBeatsのイヤホンをペアリングする感覚に近いのでしょうか。2回目以降も、イヤホンをケースから取り出せば自動的に接続してくれます。

  • 充電器を兼ねた専用ケースが付属する

バッテリーは、イヤホン単体で4時間連続の音楽再生が可能。ケース内蔵のバッテリーを利用すれば3回フル充電にできるので、イヤホンがフル充電の状態ならば計16時間のリスニングができる計算になります。