• iPad

    狭額縁で9.7インチからサイズを大きくすることなく約20%大きいスクリーンを実現した「10.5インチiPad Pro」、ProMotionテクノロジーで120Hzのリフレッシュレートをサポートします。秋に登場したiOS 11によって、iPad Proを使った生産性が飛躍的に向上しました

iPadは、「10.5インチiPad Pro」、DockやFilesアプリ、新しいマルチタスク機能などiPad向けの機能を強化したiOS 11によって、その立ち位置が変わった年でした。「iPad ProがPCに近づいた」と言われ、「iPad ProはノートPCの代わりになるか?」が真剣に議論されるようになりました。

Appleが考える「What's a computer」

でも、Appleの考えるiPad Proの本質はPC代替ではありません。同社は年末に「What's a computer」というビデオを公開しました。iPad Proユーザーの女の子の1日です。

iPad Proを持って出かけ、宿題のレポートを作成する合間にチャットし、写真を撮り、絵を描き、バスの中ではコミックを読む。家の庭で宿題の続きをやっている女の子に母親が「コンピュータで何やっているの?」と聞くと、デジタルネイティブ世代の女の子は「コンピュータって何?」と聞き返します。言い換えると「なんでパソコンでやらないといけないの?」です。やりたいことをシンプルかつ便利にこなせるツール、それがiPad Proの本質なのです。

一方でProではない「iPad」は、A9プロセッサを搭載し、37,800円からという求めやすい価格になりました。iPadはコンテンツの消費に適したタブレットです。iPod touchと同じように、Webブラウジングしたり、ゲームを楽しむカジュアルユーザーのニーズを満たします。

  • iPad Pro

    9.7インチ (2,048×1,536ピクセル)ディスプレイ、A9チップ、800万画素カメラとFaceTime HDカメラを搭載、従来のiPadの魅力を凝縮して「37,800円から」という価格になった「iPad」