外出先やプリンターの故障など緊急にプリントアウトしなければならない時にコンビニエンスストアに設置してあるプリンタサービスを使った人も多いであろう。USBメモリなどにデータを移してパネルを数クリックするときれいに打ち出してくれるサービスはとても便利だが、さらなる進化が発表された。

伊藤忠商事は、全国約3万店舗のコンビニストア(ファミリーマート、サークルK、サンクス、ローソン)に設置してあるマルチコピー機からプリントできる「コンビニプリント」にメール活用など新機能が搭載されたことを発表した。コンビニプリントでは、法人向けオンラインストレージサービス「Box」と連携するサービスなど既に展開したが、8日発表された新機能ではメールアドレスを登録し、指定されたアドレスにドキュメントや画像を添付送信すると届く英数字10桁のユーザー番号を控えて、最寄りのコンビニにある「コンビニプリント」のパネルに入力して硬貨を入れて目的物をプリントという流れだ。

メール対応の流れ(同社資料より)

詳細は公式サイトに掲載してある。公式サイトによると現在対応しているファイルはMicrosoft Word、Microsoft Excel、Microsoft PowerPoint、PDF 、JPEG、PNGでファイル容量上限が10MB。また、対応するサービス提供Webサイトから「コンビニプリント」ボタンを押すだけで同様に印刷できるなどWebコンテンツとの連携も図っており、同社では今後、大手レシピサイトやふるさと納税関連サイトなど利便性を向上させるWebサービスとの連携も目指す 。