12月17日・18日、東京・秋葉原でポタフェス2016冬が開催。ここでは、会場で見かけた気になる製品をドバッとまとめて紹介する。

Astell&Kern

Astell&Kernは、ハイレゾプレーヤー「AK70」の新色として、「ミラージュホワイト」と「トワイライトローズ」を発表した。発売時期や価格は未定だが、すでに発表済みの「ミスティミント」「トゥルーブルー」と合わせて全4色になるようだ。

AK70のミラージュホワイト(左)とトワイライトローズ(右)

なおAstell&Kernブースでは、フラッグシップ機「AK380」のステンレス製モデル「AK380 SS」も展示されていた。こちらの詳細は別記事を参照いただきたい。

OPPO Digital

OPPO Digitalブースでは、ネットワークオーディオプレーヤー機能の付いたUSB DAC「Sonica DAC」を試聴できる。Sonica DACは12月末に発売予定で、推定市場価格は95,000円前後(以下、価格はすべて税込)。

Sonica DAC

DLNAに対応するほか、USBメモリからの音楽再生も可能。また、コントローラーアプリ「Sonica App」から操作できる。ESS Technology製の最上位DACチップ「ES9038PRO」を1基搭載し、USB DAC時でDSD 25MHzやPCM 768kHz/32bitの再生が行える。出力はXLR×1、RCA×1を、入力はUSB×2のほか、同軸デジタル、光デジタル、アナログRCA、Bluetoothをサポートしている。

J

Jブースでは、QuestyleのUSB DAC兼ヘッドホンアンプ「CMA400i」を参考展示。DACチップは「AK4490EQ」を採用し、DSD 11.2MHzやPCM 384kHz/32bitに対応する。ヘッドホン出力は、6.3mm標準、4ピンXLRのほか、2.5mm4極のバランス接続を装備。入力はUSB、光デジタル、同軸デジタルとなっている。

CMA400i

finalからは、12月21日発売の新作イヤホン「FI-BA-SST」も出品。BAドライバー搭載機のフラッグシップモデルで、3.5mm3極プラグを装備した「FI-BA-SST35」(推定129,600円)と、2.5mm4極プラグの「FI-BA-SST35」(推定132,840円)の2機種を用意する。きょう体はステンレス製。従来モデル「FI-BA-SS」にシルバーコートOFCケーブルを組み合わせ、リチューニングを施している。

FI-BA-SST

EARSONICS(イヤーソニックス)の未発表イヤホンも試聴機を用意。BAドライバーを3基搭載した2モデルで、構成がLow×2基・High×1基の「ES2」と、Low・Mid・Highが1基ずつの「ES3」を展開する。

ES3(左)とES2

JVCケンウッド

JVCケンウッドブースにも新製品が多数。「重低音&タフ」をコンセプトとしたXXシリーズから、初のハイレゾイヤホン「HA-FX99X」「HA-FX77X」が出品されていた。

HA-FX99XとHA-FX77X

新レーベル「N_W (エヌダブ)」からも3モデル。ソリッドなサウンドが楽しめるSOLIDAGEシリーズのヘッドホン「HA-SD7」、同じくSOLIDAGEシリーズのイヤホン「HA-FD7」、WOODシリーズのイヤホン「HA-FW7」がいずれも試聴可能となっている。

HA-SD7

HA-FD7

HA-FW7

パナソニック

パナソニックは、16日に発表されたばかりのハイレゾ対応イヤホン「RP-HDE5」「RP-HDE3」を出品していた。RP-HDE5は超多層フィルム(MLF)振動板を搭載し、シルバーとゴールドの2色を展開。RP-HDE3は5色のカラーバリエーションを用意している。

RP-HDE5

RP-HDE3