12月17日・18日、東京・秋葉原でポタフェス2016冬が開催。本稿では、会場で見つけた「ノイズキャンセリング対応のBluetoothワイヤレスヘッドホン」をまとめてレポートする。

ソニー「MDR-1000X」

ソニーの「MDR-1000X」は、コアなオーディオファンからも評価が高い製品だ。Bluetooth接続でもハイレゾ相当のサウンドを楽しめる独自コーデック「LDAC」や、MP3のような圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」など、高音質を提供するための機能が搭載されている。

MDR-1000X

実際に装着してみると、ボディはやや大き目ながら、重さのバランス感が良好。ユーザー一人ひとりに合わせたノイズキャンセリング設定を自動的に行う「パーソナルNCオプティマイザー」、ハウジング部に手を添えるだけで瞬時にを外音取り込む「クイックアテンション」のほか、NFCによるワンタッチ接続なども備え、使い勝手もよさそうだ。

ボーズ「QC35」

ノイズキャンセリングの草分け、ボーズが今年リリースしたのが「QuietComfort 35 wireless headphones」(QC35)だ。従来機「QC25」の高いノイズキャンセリング性能をそのままに、Bluetoothによるワイヤレス化を実現した。

QC35

試聴したところ、ノイズキャンセリング性能もさることながら、その装着感の良さにあらためて感心した。頭に装着していても違和感がない、まさにコンフォートなヘッドホン。もちろん、軽快で心地良いボーズならではのサウンドも健在だ。

ゼンハイザー「PXC 550 WIRELESS」

MOMENTUM Wirelessなど、多くのワイヤレス製品を擁するゼンハイザーの最新モデルが「PXC 550 WIRELESS」だ。独自のアクティブ・ノイズキャンセリング技術「NoiseGard」を採用し、ナチュラルなサウンドはそのままにノイズキャンセリングの効果を得られるのが特徴。ノイズキャンセリングのレベルは、ヘッドホン本体のボタンやアプリから調整できる。

PXC 550 WIRELESS

高音質コーデック・aptXにも対応。ヘッドホンを外すと、音楽再生を一時停止/再開する「Smart Pause」機能も備える。スーツスタイルからカジュアルまで、様々な服装にマッチするクールなデザインもポイント。イヤーパッドは柔らかく、側圧は適度で、フィット感が抜群だ。

FIIL「FIIL Wireless」

「FIIL Wireless」は、中国の新興オーディオブランド・FIILのノイズキャンセル+ワイヤレスヘッドホン。12月17日からe☆イヤホンが独占先行販売を開始している。価格は税込19,620円。

本体には、アクティブノイズキャンセリング機能に加えて、音量調節や曲送りを操作できるタッチコントロールパネルを搭載。iOS・Android用のリモコンマイク付きケーブルも付属する。

FIIL Wireless

イヤーカップにはブランドロゴが大きくあしらわれており、ロゴ部分の点灯/消灯も可能。カラーはレッド、グレー、ブラック、ブルー、ピンク、アクアブルーの6種類を用意する(ピンクとアクアブルーはe☆イヤホン限定色)。