システムサポートは、Oracle Databaseの緊急トラブルに迅速に対応する保守サービス「駆けつけサービス」を発表した。4月1日より本格提供を開始する。

駆けつけサービスは、Oracle Databaseの緊急トラブルを24時間体制で受け付け、できる限り迅速に現場に駆けつけるサービス。事象に応じて個別に見積もるのではなく、1回10万円(税別)という定額で提供される点が大きな特長となっている。

対応は、経験豊富な専任の「ORACLE MASTER」保持者が実施。6年連続でORACLE Awardを受賞しているシステムサポートでは、「原因不明なトラブルも、調査から対応し、的確にトラブルを解決する」と案内しており、過去には、「CPU100%で動かなかったものを改善」、「DBのエラーからの復旧方法がわからなかったものを復旧」、「DBが壊れてリカバリできない既存ベンダでも対応できなかったものを復旧」、「DB障害で処理がとまり、再起動するとDBが起動しなくなったものを約2時間で復旧」といった対応を行ってきたという。

また、同社は、トラブル発生後の保守で利用できる「チケットサービス」をリニューアルしたことも発表。サポートサービスに利用できるチケットを10チケットで65万円(税別)にて提供する。チケット制にすることで保守費用を大幅に削減できるうえ、チケットが余った場合はDB診断サービスなど別のサービスに利用可能という。同社は、DBの保守費用を年間655万円削減した企業もあると紹介している。

システムサポートでは、「駆けつけサービス」で年間200件、「チケットサービス」で年間100件を見込んでいる。