KDDIは30日、2013年3月期の連結決算を発表した。それによると、営業利益は5,126億6,900万円で前年同期比7.3%増となった。売上に相当する営業収益は3兆5,720億9,80万円で同2.5%増、経常利益は4,511億7,800万円で同14%増、純利益は2,386億400万円で同1.2%増だった。

営業収益はLTE対応端末発売に伴う端末販売収入の増加、スマートフォンシフトに伴うデータ通信量収入の増加、auひかりを中心としたFTTHサービス収入の増加により、増収となった。

一方、営業費用は旧800MHz帯サービス終了による携帯端末移行費用が減少したものの、データオフロード施策におけるWiMAX回線使用料の増加、端末販売収入増加に伴い端末販売原価が増加したが、営業収益の伸びがそれを上回った。

結果として、営業利益は5,126億6,900万円。経常利益は持分法適用関連会社のUQコミュニケーションズ、じぶん銀行の収支改善等により、4,511億7,800万円で同14%増となった。純利益は、旧800MHz帯設備の使用停止に伴う特別損失を計上し、2,386億400万円で同1.2%増だった。