11月28日、Amazonが提供する日本向けの「Androidアプリストア」がオープンした。登録されるアプリはAmazonが事前審査をしているというが、その品揃えはどうなのか。Androidアプリストアの特徴から、その使用感、そしてGoogle Playとの違いについてもリポートしよう。

Androidアプリストアとは?

Kindle FireなどのAmazon製タブレットでAndroidアプリを使用するためには、Google PlayではなくこのAndroidアプリストアからアプリを購入する必要がある。

逆にAmazonアプリストアを利用するためのアプリケーション自体はどのAndroid端末でも使えるため、Amazon製の端末でなくともAndroidアプリストアを利用することは可能だ。

ちょっとややこしいが、簡単にまとめると次のようになる。

Google Play=すべてのAndroidアプリを購入可能 Androidアプリストア=Amazonの事前審査を通過したアプリのみが購入可能
Amazon製のタブレット(Kindle)=Androidアプリストアのみ利用可能 それ以外のAndroidスマホ、タブレット=Androidアプリストア、Google Playの両方が利用可能

つまり、Kindleで使えるアプリはAndroidアプリストアで販売されているもののみとなるわけだ。そして、そのAndroidアプリストアは本日オープンしたばかり。ストアの使い勝手や品ぞろえが気になっている人も多いだろう。そこで、一足先に手持ちのAndroidスマートフォンでAndroidアプリストアにアクセスしてみることにした。Kindleはタブレット端末なので多少インターフェースは異なると思うが、使い勝手としてはそう変わらないはずである。

まずはAndroidアプリストアにアクセスするためのアプリケーションをインストールする。AndroidアプリストアにPCからアクセスし、QRコードを読み取るか、専用アドレスにインストールしたいスマホ・タブレットでアクセスすればOKだ。

なお、インストール時には、あらかじめスマホ側の「提供元不明のアプリのインストールを許可する」にチェックを入れておこう。

インストールが完了したらさっそくアクセスしてみよう。最初にAmazonのアカウントの入力を求められるので、認証して先へ進む。

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