Google Playとの違いはどこか

さて、Androidアプリストアと比較する意味でGoogle Playを見てみよう。

Google Playの「アプリ」トップページ。Androidアプリストアに比べると華やか

左右フリックで画面ごと切り替えられる

Google Playは縦横スクロール混合型ではなく、ページ全体を左右フリックで切り替えるインターフェースを採用している。「おすすめ」「カテゴリ」「人気(有料)」「人気(無料)」「売上げトップ」など細かいカテゴリが用意されており、非常にわかりやすい。また、検索精度も高く、品ぞろえは当然Androidアプリストアよりはるかに上だ。

では、Androidアプリストアが全面的に劣っているのかというと、そういうわけではない。日替わり無料アプリの提供はなるべく無料で端末を使いたいユーザーにとっては嬉しい取り組みだろうし、ラインナップの少なさについてもポジティブに解釈すれば、Amazonが審査しているおかげで怪しいアプリをインストールする危険性が少ないともいえるのだ。Kindleユーザーはどうしようもないが、Androidユーザーは両方のストアを併用していいとこ取りをするのがおすすめだ。

いずれにせよ、Amazonアプリストアはまだスタートしたばかり。Kindle Fireの発売までは仮オープンみたいなものなので、アプリの充実や検索精度の向上についてはもう少し様子を見ようと思う。