NTTドコモは2012年夏モデルとして、OSにAndroid OS 4.0を採用したXperiaの最新モデル「GX SO-04D」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表している。本稿では7月に発売が予定されている同端末のレビューをいち早く読者にお届けする。なおレビューに用いた機種は開発機であり、外観/特長/仕様については最終仕様とは異なる場合があることをあらかじめご了承いただきたい。

■主な仕様   [製品名]  Xperia GX SO-04D   [OS]  Android 4.0   [CPU]  MSM8960(デュアルコア 1.5GHz)   [メモリ]  RAM:1GB/ROM:16GB   [ディスプレイ]  約4.6インチ HD Reality Display(1280×720ドット)   [カメラ]  約1300万画素 裏面照射型CMOSセンサ"Exmor R for mobile"   [連続通話時間(音声通話時)]  3G:約390分/GSM:約370分   [連続待受時間]  3G:約360時間/LTE:未定/GSM:約360時間(2012年6月22日時点)   [寸法]  約131×69×10.5(最厚部:約11.6)mm   [重量]  約127g   [主な機能]  おサイフケータイ、GPS、Bluetooth 3.1、LTEサービス「Xi」、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」など  

約4.6インチ液晶を搭載するXperia GX SO-04D。カラーバリエーションはWhite、Blackの2色で展開。今回はWhiteの使用感をチェックした

薄型軽量! 美しいボディラインを実現

Xperia GX SO-04Dは約4.6インチ(720×1280ドット)のHD Reality Displayを搭載したモデル。大型ディスプレイを搭載しているにも関わらず「デカイ! 」という印象を受けないのは、薄さと軽さの相乗効果によるものだろうか。背面のボディラインが美しく、上品さが際立っている。サイズは約131×69×10.5mm(最薄部約8.6mm)、重さは約127g。既存モデル「Xperia acro HD SO-03D」と比べると、厚さにして1.4mm、重さにして22gものシェイプアップに成功している。

背面はゆるやかにくびれており、2011年春モデルの「Xperia arc SO-01C」を彷彿とさせる。マットな質感もあいまって、手にしっかりとなじむ感触を得られる

端末上端には3.5mmイヤホンジャックのみを備える。電源ボタンは側面に配置された

外側には約1300万画素のメインカメラ、内側には約130万画素のサブカメラ(ともにCMOS)を搭載する

背面の下側にはXPERIAのロゴを配置。前面の下側にはソニーのロゴを配置し、ディスプレイのON/OFF時にイルミネーションが光る