UQコミュニケーションズは4月の純増数を19万4,900件に伸ばし、累計契約数は2,460,600件となった。4月の純増数としては前年同月比の203%だった。5月中の累計契約数250万件突破はほぼ確実とみられている。また、春商戦としては3月4月の2ヶ月間で約41万件の純増を記録した。この契約者数/純増数は電気通信事業者協会(TCA)が5月9日に発表したもので、4月末日時点でのとりまとめ。

契約数の推移。電気通信事業者協会(TCA)公表

同社によれば、月額3,880円の「UQ Flat年間パスポート」の契約が増加しており、端末では長時間の利用が可能な軽量スリムボディのWiMAXルーター「URoad-SS10」(シンセイコーポレーション製)や「AtermWM3600R」(NECアクセステクニカ製)、3GとWiMAXのハイブリッド端末の販売などが好調だったという。

デバイスと料金プラン

4月25日にはWiMAX屋外基地局数が2万局を突破し、人口カバー率は全国で85%、全国主要都市で99%に達した(2012年3月末時点)。また、サービスエリア充実に向け鉄道路線のエリア整備も進めており、JR北海道(札幌~新千歳空港)、京急線でのエリア整備ならびに東京モノレール、福岡市地下鉄、名古屋鉄道、相模鉄道のエリア整備完了について発表している。

4月25日、渋谷エリアにおいて通信品質向上を目的とした基地局を建設。本基地局の電波発射により、累計2万基地局を達成した