PCMark Vantage v1.0.2(グラフ127~130)

続いてはこちら。まずグラフ127がOverallであるが、こちらは明確にCore i7-3770Kが高いスコアとなっている。PCMarkの値で2割違う、というのはなかなかに大きな差である。では具体的に何が違うのか? ということでグラフ128がPCMarkの詳細であるが、比較的大きな差がついているのが、TV and Movies 2とCommunicaton 1である。そこでそれぞれの詳細をグラフ129と130に示した。まずTV and Moviesの方だが、大きく異なるのはTV and Movies 3で、これはグラフ74でも説明した通りWindows Media Centerを模したHDD Test。グラフ130はご覧の通り、グラフ75同様に殆ど差が無い。内蔵GPUと外部GPUの両方で同じ傾向の結果が出ているから、思い過ごしとか誤差というのはちょっと難しい(どちらも3回づつテストを行った平均値だからだ)からで、これはWindows Media CenterのHDDアクセスパターンが、Core i7-3770Kでは高速化される何らかの理由があると考えたほうが良い様に思えてきた。