PCMark Vantage v1.0.2(グラフ72~75)

FutureMark
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それでは通常のベンチマークに戻りたい。グラフ72はPCMark VantageのOverallである。ここではCore i7-3770Kが大きな差をつけてトップである。一番差が大きいのがPCMarkだったりするので、では具体的にどんな項目で性能を伸ばしたか? ということで詳細を見てみたのがグラフ73。結果の桁が2桁違うので、これは横軸が対数表示になっているが、その中でも特に大きな差と思われるのがTV and Movies 2とCommunication 1である。そこでTV and MoviesとCommunicationsの詳細をそれぞれグラフ74と75に示した。まずTV and MoviesではTest 3が特にスコアの差が激しい。テスト内容は? というと、これはWindows Media Centerを模したHDD Testで、テスト結果(単位はMB/sec)がそのままTest 3のスコアとなっている。純粋にHDDをアクセスするというよりも、処理を行いながらのアクセスで、ここまで大差が付く理由はちょっと見当が付かない(そこまでPCHの性能が違うとも思いがたい)が、一応そういう傾向があることだけははっきりした。一方のCommunicationでは、そこまで明確な差が出ておらず、あるいは一時的な誤差の範囲の可能性はある(といっても、3回づつテストを行っての結果なので、そうそう一時的な誤差があるとも思いがたいのだが)。ただ総じてどのテストをみても、少しづつCore i7-3770Kが優位という結果は変わらないと見てよさそうだ。