NECならびにNECアクセステクニカは17日、IEEE802.11b/g/n規格と最大300Mbps通信(理論値)に対応した無線LANルータ「AtermWR8175N(HPモデル)」を発表した。5月上旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は6,000円前後。合わせて、USB子機「AtermWL300NU-GS」をセットにした「AtermWR8175N(HPモデル)USBスティックセット」も発売し、こちらの店頭予想価格は8,000円前後。
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「AtermWR8175N(HPモデル)USBスティックセット」 |
「AtermWR8170N(HPモデル)」の後継となるスタンダードモデル。アンテナを内蔵したコンパクトな本体ながら、無指向性アンテナの最適配置と無線回路を最適化した「ハイバーロングレンジ」により、本体と離れた場所の端末でも高速通信が可能としている。
スマートフォンやタブレット向けには、接続アプリ「AtermらくらくQRスタート」を無償で提供。このアプリをインストールし、本製品に同梱されるQRコードをスマートフォン/タブレットのカメラ機能で読み取ることで、接続設定が簡単に行える。また、「AtermらくらくQRスタート」アプリは、NTTドコモが提供している公式アプリ「docomo Wi-Fi かんたん接続」にも組み込まれ、NTTドコモのスマートフォンやタブレットで手軽に利用できる。別記事「NEC、QRコード読み取りで無線LANを設定できる「AtermらくらくQRスタート」の対応機種を拡大」も参照いただきたい。従来からの簡単接続機能「らくらく無線スタート」とWPSも、引き続き利用できる。
有線のWANポートは10BASE-T/100BASE-TX×1、有線LANポートは10BASE-T/100BASE-TX×4。USBポート×1基も備え、外付け型HDDを接続して簡易NASとして共有したり、Webカメラを接続して自宅内の様子を外出先から確認するといった使い方が可能。無償のダイナミックDNSサービス「ホームIPロケーション」も提供される。自動節電機能の「ECOモード」では待機消費電力を最大58%削減可能。本体サイズは約W35×D111×H153mm、重量は0.3kg。