各種機能の操作性にも、さまざまな変更が見られる。たとえば、従来機ではボディ上部にあった、ドライブモードとISO感度の設定ボタンは省略され、それらの機能は背面十字キーに割り当てられた。またAEロックボタンや手ブレ補正スイッチも省かれている。これらの変更は、ビギナーがより取っ付きやすくするために、全体のボタンの数を減らしたのだろう。

同じくビギナー向けの配慮として、ファインダー撮影時に液晶表示される、各種の撮影情報画面のデザインが一新された。情報を文字で表示する標準画面のほかに、絞りやシャッター速度のイメージをアイコンとグラフで表すグラフィック画面に切り替えられる。

操作ボタンの数を減らしたボディ背面

また、ホワイトバランスや測光などの6設定を集約したファンクションメニューの画面は、携帯電話の設定画面を思わせるカラーのアイコン表示となった。各種の機能を選んだ際には、その機能の意味をテキストで解説してくれるのも親切だ。

ファインダー撮影時の通常の情報表示画面

グラフィック画面。絞りを調整するとグラフが動く

Fnボタンを押して表示されるファンクションメニュー

機能の意味を解説するヘルプガイド

撮影機能は、撮る瞬間の画像解析によって明るさとコントラストを自動的に補正する「Dレンジオプティマイザー」や、発色傾向を切り替える「クリエイティブスタイル」、全レンズで作動するボディ内手ブレ補正、6種類のシーンセレクションモード、露出のブラケット撮影、最高で秒間2.5コマの連写、最高ISO3200の高感度モードなどに対応する。

このうちDレンジオプティマイザーは、度合いを「アドバンス」にした場合の効果が高まった。また10秒後に3または5カットを連続して撮れる連写セルフタイマー機能を新搭載した。……続きを読む

Dレンジオプティマイザーの設定画面

手ブレ補正のON/OFFはメニューから切り替える

6種類のシーンセレクションモードに対応

SD/SDHCとメモリースティックデュオのダブルスロットを新採用

バッテリーも従来より小型軽量化。ただし残量の%表示には非対応